1 0 0 0 OA 磁気力顕微鏡

著者
末岡 邦昭
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.289-290, 1994-03-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
12
著者
昆野 昭則
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.71, no.4, pp.425-428, 2002-04-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
33

有機太陽電池は,これまで変換効率が低く,安定性にも欠けることから実用化は難しいと考えられていた.しかし,最近10%程度の変換効率を示す色素増感系での耐久性向上や,大量生産,低コスト化の容易な有機薄膜系での変換効率の向上が報告され関心が高まっている.これら有機太陽電池の現状と展望について概説する.
著者
小野 雅敏 梶村 皓二 水谷 亘 岡山 重夫 岡野 真 徳本 洋志 阪東 寛 村上 寛
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.56, no.9, pp.1126-1137, 1987-09-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
53

走査型トンネル顕微鏡は,固体表面の個々の原子を識別することができる新しい手法であり, 1986年のノーベル物理学賞の対象となったものである.その原理,装置技術や応用についての現状を紹介し,今後の課題や発展の方向について述べる.
著者
市ノ川 竹男
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.54, no.7, pp.682-686, 1985-07-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
13

固体表面の形状や原子配列を原子像として直接観察できる新しい方法として,走査型トンネル顕微鏡 (Scanning Tunneling Microscopy) が最近Binningらによって開発された.この方法の原理,装置および固体表面観察に応用したいくつかの例を説明し,固体表面の原子配列を研究するのに有力な方法であることを示す.また,この方法の問題点にも触れる.
著者
森永 実 藤田 淳一 松井 真二 清水 富士夫
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.65, no.9, pp.912-918, 1996-09-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
11

レーザー冷却法と微細加工技術の発展により原子をホログラフィックな手法で制御することが可能になった.任意の距離に任葱の像を酉生す一る原子線ホログラムのバイナリパターンの設計法について解説し,最近の原子線ホログラフィーの実験の紹介をする.また原子線ホログラフィーの将来の可能性についても検討する.
著者
吉田 正太郎
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.21, no.7, pp.244-250, 1952-09-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
14
著者
稲場 文男
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.40, no.11, pp.1261-1267, 1971-11-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
32
被引用文献数
1
著者
佐々木 敬介
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.64, no.9, pp.899-903, 1995-09-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
19

蛍光色素を固体中に取り込むことによる,取り扱いが簡便な波長可変色素レーザーおよび増幅器が広く実用に供せられることが望まれている.固体化はこれらのデバイスの形態の多様化およびコンパクト化についても自由度を与え研究者の興味を一層かき立てる.これらをロッド状バルク形式,薄膜導波路形式,ファイバー形式,ミクロ球形式に分類して研究・開発の動向を述べる.
著者
水戸 郁夫
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.59, no.9, pp.1136-1153, 1990-09-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
47

光ヘテロダイン検波による高感度受信,あるいは光周波数帯の高効率利用などの魅力を有するコヒーレント光通信の高性能化を進めていくには,波長(周波数)可変な半導体レーザーが必要不可欠である.ここでは,波長可変の基本動作原理となる半導体の屈折率変化に関する考察を行った後, DFBレーザー, DBRレーザーを基本とする波長可変半導体レーザーの特性を概観する.また,発振スペクトル線幅,波長スイッチング動作の振る舞いを論じた後,光FDM (Frequency Division Multiplexing) 伝送実験,波長分割光交換実験などへの応用例を述べる.また,波長可変半導体レーザーを組み込んだ光集積素子の開発も進展しており,最近の研究開発状況を報告する.
著者
迫田 和彰 井上 久遠
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.68, no.12, pp.1372-1375, 1999-12-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
40
被引用文献数
3

フォトニック結晶中の局在電磁モードや群速度の異常に遅いモードを利用すると,低しきい値レーザー発振が可能であることが理論的に示さ:れる.最近,人造オパールや中空ファイバー束,あるいは半導体基板上の二次元周期構造などを用いて,この現象に起因すると見られる光学利得の増大やレーザー発振が報告さ:れた、本稿では,理論ならびに実験研究の現況について紹介する.
著者
川上 彰二郎 大寺 康夫 川嶋 貴之
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.68, no.12, pp.1335-1345, 1999-12-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
42
被引用文献数
3

屈折率の異なる複数種類の透明材料が多次元的に周期配列した構造体である「フォトニック結晶」は,光に対する禁制帯であるフォトニック・バンドギャップ (PBG) と大きな異方性・分散性で特徴づけら れる,まったく新しい光材料である.これらの性質;を利用することで,超小型光集積回路や高効率発光素子など次世代の光エレクトロニクス素子が可能となる.著者らはこれまで, rfバイアス・スパッタ法 による堆積膜の形状の自己整形作用を利用した「自己クローニング」とよぶ技術を開発し,多次元フォトニック結晶の作製を行ってきた.本稿では,従来の結晶合成技術と著者らの作製法の特徴,そしてデ バイス応用例について概説する.
著者
坂口 豁 小林 力夫
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.386-390, 1985-04-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
29

においを高感度に別識するセンサ一の出現が期待されているが,センサー開発のためのはっきりした手がかりすらつかめていないのが現状である.ここでは,嗅覚受容器を構成していると思われるたん白質,脂質の役割について,現在までに明らかになっていることを整理しながら,将来つくられるべきにおいセンサーを予測し,筆者らの試作方針について述べた.
著者
中本 高道 森泉 豊栄
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.58, no.7, pp.1045-1054, 1989-07-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
32
被引用文献数
1

人間のきゅう覚では,多数の特牲の異なる受容器からの応答パターンを,パターン認識することにより,においを識別しているらしい.このような生体きゅう覚機構を模擬した,人工的なにおいセンシングシステムについて述べる.受容器の代わりに水晶振動子センサー,脳の代わりにニューラルネットワークを用いて,アルコール飲料のにおいを識別するシステムを試作した.センサーの動作原理,パターン認識手法について解説し,その実験例を紹介する.

1 0 0 0 OA バイオセンサ

著者
森泉 豊栄
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.50, no.6, pp.650-654, 1981-06-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
19
著者
板谷 太郎
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.66, no.9, pp.986-987, 1997-09-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
19
著者
阪井 清美 谷 正彦
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.70, no.2, pp.149-155, 2001-02-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
54
被引用文献数
7

光波と電波の境界にある技術的に立ち遅れたテラヘルツ帯(100GHz~10THz)を開拓するために,最新のレーザー技術や半導体および高温超伝導体の新技術を使って,新しい電磁波技術を発展させた.すなわち(a)フェムト秒光パルスが超高速の光スイッチ,半導体表面,量子井戸,高温超伝導デバイス等を励起して生じる,テラヘルツ電磁波パルスの発生,(b)2本の連続波(CW)レーザービームの光混合による,周波数可変のテラヘルツ電磁波の発生について述べるとともに,応用例も示した.
著者
桜井 武麿
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.368-378, 1981-04-10 (Released:2009-02-09)
参考文献数
19

This review presents a survey of solar furnaces and their applications. After a brief historical overview, the optics of paraboloidal concentrator, concentration ratio and attainable temperature are theoretically treated. The design and construction of large solar furnaces in the world are introduced in some detail. The application to the high-temperature physics is exemplified by the investigations carried out in the Tohoku University. The applications to the energy conversion and high-temperature industry, expected in future, are described also.