著者
野口 貴文 兼松 学 福山 智子
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.54, no.11, pp.1091-1096, 2016 (Released:2017-11-01)
被引用文献数
1

2016年7月,日本建築学会より「鉄筋コンクリート造建築物の耐久設計施工指針・同解説」の改定版が発刊された。2004年に発行された初版では,鉄筋コンクリート造建築物の耐久設計における性能設計の枠組み・方向性が導入された。本改定では,関連規基準類への整合化,設計劣化外力の見直し,仕上材の有する躯体保護性能とその経年低下の考慮,塩害やアルカリシリカ反応に関する最新技術の取込み,凍害モデルの再構築,品質管理・検査に関わる新手法の紹介,付録における耐久設計例の充実などが行われた。本稿では,2016年改定版の主な改定点を取り上げて解説する。
著者
吉川 弘道 大滝 健 前田 欣昌 中村 孝明
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.45, no.10, pp.26-34, 2007 (Released:2013-04-26)
参考文献数
25
被引用文献数
4 4

地震リスク解析は地震被災度を定量的に評価するもので, 防災計画の重要な指標になるとともに, LCC (生涯レンジの価格評価), PML (予想最大損失), BCP (事業継続計画) に対して直接的なコア技術となる。本文はこのような地震リスク解析のうち, エンジニアが直接関わるフラジリティ曲線と地震損失関数について調査/報告するものである。本文では, まずリスクの工学的定義と地震リスク解析について述べ, そのなかでのフラジリティ曲線と地震損失関数の位置付けを示す。次に, コンクリート構造物を対象としたこれらの基本算定式および推定方法について述べる。さらには, 土木・建築構造物を対象としたこれらの評価事例を紹介する。
著者
渡部 誠 野中 稔 宮本 孝雄 本田 忠義 宇野 禎芳
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.17, no.4, pp.15-23, 1979-04-15 (Released:2013-04-26)

スリップフォーム工法は,塔状のコンクリート構造物を造る工法であり,西欧では古くから行われている。日本においては,比較的新しいものであり,この工法による構築物も超高煙突,給水塔,サイロなど円形断面で形状が比較的単純なものが多い。本石崎無線塔は,鉄筋コンクリート造の無線塔で,形状が変断面角形のユニークなものとなっている。本報告は,この世界でも稀な形状をもつ角形無線塔の,設計概要,スリップフォームエ法(シミズフレクスリップシステム)による塔体の施工,及びプラットフォームの施工について述べたものである。
著者
上田 洋
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.46, no.9, pp.35-38, 2008-09-01 (Released:2013-04-26)
参考文献数
8
被引用文献数
1
著者
横井 健次
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.24, no.9, pp.23-31, 1986-09-01 (Released:2013-04-26)

岡谷高架橋は岡谷市街地上空60mを横過するPC5径問連続ラーメン橋であり, 主げたコンクリートは約15000m3に及ぶ。骨材事情の悪化, 高所施工等の制約条件により通常の硬練り高強度コンクリート施工が困難であり, 流動化コンクリートの採用を検討した。事前試験により, 単位水量を小さくしても施工性の改善が可能な流動化コンクリートは, 本橋の主げたコンクリートの品質を十分に満足できる結論が得られ, 実施工では良好な結果をみた。
著者
水口 裕之
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.36, no.3, pp.9-12, 1998-03-01 (Released:2013-04-26)
参考文献数
21
被引用文献数
1 1