著者
須藤 祥代
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.186-190, 2018-01-15

これまでの授業およびカリキュラムを見直し,より学習が加速するように加速学習の一つであるアクセラメンツを導入し,授業改善の実践を行った.学習サイクルを意識したカリキュラムや授業のデザインを行うことで,主体的・対話的で深い学びを行うよう設計し,実施した.また生徒自身が学習の質を向上させるために,アセスメントの方法や内容の改善を行った.自己・他者・場の視点を意識したアセスメントを実施したり,学びに向かう態度として受容的・生成的・継続的態度へと変容できるようなルーブリックを作成した.アクセラメンツの学習サイクルを導入し,それに対応したアセスメントを実施することで,生徒の変容を促すことができたと考える.
著者
いとう まい子
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.56, no.10, 2015-09-15
著者
稲見 昌彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.62, no.12, pp.656-660, 2021-11-15
著者
萩谷 昌己
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.62, no.4, pp.e61-e68, 2021-03-15

本記事は,日本学術会議が公開した報告「情報教育課程の設計指針-初等教育から高等教育まで」について解説する.この報告は,情報教育の共通の物差しとして,初等中等教育,および高等教育における共通教育ならびに専門基礎教育までの情報教育を一気通貫に体系化している.各学校等の教育現場において情報教育に携わる者や情報教育を設計・評価する者が,自らの情報教育と隣接する情報教育の関係について検討したり,情報教育全体(もしくはその一部)を設計したりする際に,指針として用いられることを想定している.本記事は,この報告をさまざまな場面で活用していただけるように,その策定の背景と内容について詳細に解説する.
著者
関口 浩之
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.60, no.11, pp.1076-1083, 2019-10-15

欧米圏では2010年頃から流行しているWebフォント.Webフォントとは閲覧デバイス側のフォントを使用せず,Webサイトで指定した書体をクラウドサーバから受信し,そのフォントで閲覧できる仕組みである.アルファベット言語と異なり,日本語は文字数が1万字以上と膨大であり,日本語Webフォントはデータが重たくて流行らないと言われていた.それら課題を克服した経緯が分かる.情報基盤であるフォントの歴史観点からディジタルフォントを学ぶ.
著者
牛来 峯聡
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.61, 2018-12-15

全国高等学校情報教育研究会は,情報教育の推進に寄与することを目的に,教科「情報」についての実践や研究の発表を積極的に行い,多くの事例や活動を共有し,また,各種学会との共催やイベントの後援などを通じ,情報科教員のスキルアップの一端を担っている. 2018年5月17日に未来投資会議が開催され,教科「情報」が大学入学共通テストの科目に導入される方向性で検討されていることを受け,全国高等学校情報教育研究会は,我が国の将来を見据え,情報処理学会をはじめとした関係団体と連携し,研究・研鑽・実践を行い教員の指導力向上を目指すとともに,子供たちのために,また,我が国の情報教育の発展のために,より一層尽力していく.
著者
大泰司 章
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.61, no.10, pp.1014-1016, 2020-09-15

コロナ禍での在宅勤務の阻害要因として注目を浴びた脱ハンコと電子契約であるが,メディアでの報じられ方により,すでに電子契約を利用していたユーザの中で電子署名についての混乱が生じていた.一般には知られることがなかった,こうした事実について明らかにし,解説を試みることで,電子契約のさらなる普及と,ひいては,サプライチェーン全体の効率化について述べる.
著者
平野 昌彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.348-354, 1995-04-15

「ジュラシックパーク」は実現可能か?遺伝子に記憶された情報の種類と質、さらにその流れについて解説する。
著者
田中 章愛
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.61, no.8, pp.824-829, 2020-07-15

2020年4月,プログラミング教育を含む新しい小学校学習指導要領が実施された.しかし,新型コロナウイルスによる非常事態宣言の発令により,大部分の小学校で休校が続いており(2020年5月24日現在),教員はその対応で手一杯になっている.その結果,プログラミングの授業は後回しになっているように見受けられる.筆者が行う予定だった教員研修や授業もキャンセルされ,研究授業の講師依頼もほぼなくなった.図らずも,学校にとってプログラミング教育が「不要不急」だったことが明らかになったと言えるかもしれない.ここでは,小学校のプログラミング教育の過去を振り返るとともに,現状を概観し,その課題と解決法を提案する.
著者
稲見 昌彦
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.60, no.7, pp.676-678, 2019-06-15
著者
坪倉 誠
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.64-66, 2021-01-15

スパコン「富岳」によるウイルス飛沫・エアロゾルの飛散シミュレーションについて紹介する.コロナ禍の中,プロジェクトを開始するに至ったいきさつのほか,シミュレーション手法の概要と富岳への対応状況,プロジェクトのこれまでの成果と今後の予定について概説する.
著者
野嶋 琢也 稲見 昌彦
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.18-21, 2016-12-15

スポーツは人々を魅了するエンタテインメントであり,同時に肉体的健康の維持,コミュニケーション促進など,多くの有用な効果が期待される身体活動である.近年の科学技術の発達は,スポーツに対して大きな変化をもたらしつつある.本稿では,スポーツの定義,変遷を概説しつつ,人間の運動・認識能力を補綴・増強を目指す人間拡張工学(AH:Augmented Human)に特に着目し,同技術をコアとする新しいスポーツ創造の動きについて紹介する.
著者
中西 英之 Katherine Isbister
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.48, no.3, pp.250-256, 2007-03-15

ビデオゲームとエージェント技術の典型的な接点はノンプレイヤーキャラクタである.そこで,本稿の前半ではAI的側面,すなわちキャラクタの動作生成について,後半では心理的側面,すなわちキャラクタのデザインについて述べる.キャラクタの動作生成は,インタラクティブなストーリーの生成と,移動・動作・対話などの行動の制御の2階層に分けられる.前半では各階層に関する既存研究を紹介する.キャラクタのデザインにおいては,キャラクタ間の社会的インタラクションやキャラクタの社会的アイデンティティを上手くデザインする必要がある.後半では心理学をベースにこれを議論する.
著者
日比野 靖
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.52, no.8, pp.904-910, 2011-07-15
著者
川合 慧
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.21, no.11, 1980-11-15