著者
山下 啓太郎 中川 富博 降旗 隆 竹内 敏文 斉藤 文成 竹内 明弘
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.15, no.50, pp.1-12, 1991

Hitachi, Matsusita and SONY have proposed the consumer-use VTR format for the 1125line/60Hz Japanese Hi-Vison system, and announced the specifications of this VTR. In these specifications, we adopted a base-band recording method which dose not require any band compression. In making this adoption we took into consideration two typical uses, recording of broadcasted signals and playback of software tapes. And the width (1/2inch) and the thickness(13um) of the tape enable 3 hours recording with almost the same size cassette as is being by consumers at present.
著者
関口 通 田上 賢司 古賀 博之 目黒 俊一 橋本 清 蓑輪 友治
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
巻号頁・発行日
vol.18, no.56, pp.13-18, 1994

NTSCビデオ信号と音声信号4chを、圧縮せずに32分間のデジタル記録再生可能な光ディスクレコーダを開発した。直径30cm、トラックピッチ1.2μmの両面光磁気ディスク、波長680nm光ヘッドおよび(1,7)RLL符号を用いたPRML再生方式などにより、最短記録波長0.34μm/bit、記録ビットレート123Mbpsを達成した。さらに、ディスクの全局にわたり最短記録波長を一定にするCWL-CAV(Constant minmum Wave Length-Constant Angular Velocity)方式により、記録容量を23GBまで大容量化した。
著者
大槻 義彦
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.41, no.12, pp.1162-1166, 1987-12-20 (Released:2011-08-17)
参考文献数
6

火の玉観測情報センターによって収集された2000件に及ぶ情報分析結果を報告する.さらに, 火の玉のメカニズムについての各種のモデルについて概説する.静電気説に基づいた実験についても述べ, 実際の実験結果についても述べる.
著者
榛澤 文久
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.70, no.5, pp.420-424, 2016 (Released:2018-05-01)
参考文献数
9
被引用文献数
1
著者
長嶺 邦彦 冨岡 聡 政倉 祐子 田村 徹 植田 充紀 新福 吉秀
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.64, no.7, pp.1012-1015, 2010-07-01 (Released:2010-10-01)
参考文献数
8
被引用文献数
1

As the mura of a large LED backlight are caused by various factors such as the strength and wavelength of the light emission, light distribution of the individual LED and its structure design, both complicated mura shapes and the affect of hue need to be considered in order to evaluate the white uniformity of an LED backlight. There are no quantitative results showing the relations between human perception and uneven colored characteristic. To quantify the human perception of white uniformity, we used a 40-inch LED backlight to subjectively evaluate white uniformity and found the relation between human perception and physical characteristics from the measurements.
著者
鈴木 陽一
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
巻号頁・発行日
pp.27-32, 2012-10-30 (Released:2017-09-21)
参考文献数
25

情報通信技術の進歩に伴い,マルチメディア情報通信技術の高次化への期待が高まっている。その方向の一つは,より自然でリアルなコミュニケーションシステムの実現であろう。そのためには,情報の受け手である人を意識し,臨場感や迫真性,自然性など高度感性情報の創出技術及びその評価技術を確立していく必要がある。本稿では,まず,従来用いられてきた感性情報である臨場感を取り上げ,質問紙調査から得られたデータに基づき,臨場感の本質とは何かについて議論を行う。次に,背景的・空間的な「場」の本物らしさに関係すると考えられる臨場感に対して,前景情報を中心とした本物らしさに関連すると考えられる感性印象である「迫真性」を取り上げ,両者の相違について論じ,今後の感性評価に対して,提案を行う。
著者
廣瀬 通孝
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.61, no.10, pp.1405-1411, 2007-10-01 (Released:2010-01-08)
参考文献数
7
被引用文献数
1 1
著者
伊藤 士郎
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.36, no.5, pp.388-395, 1982-05-20 (Released:2011-03-14)
参考文献数
14

ここ一両年, 外国電波によるわが国テレビの受ける混信が顕著になってきた. これはスポラディックE層によるVHF電波の伝搬に伴う現象であり, ここでは, 混信妨害対策を検討する際に必要となるこの種伝搬の諸特性, 近隣諸国における関連周波数送信局の配置および混信の実情について述べる.
著者
野中 敬介 渡邊 良亮 塚本 航平
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.74, no.1, pp.180-186, 2020 (Released:2019-12-24)
参考文献数
17
被引用文献数
1

来る5G時代の新たな映像体験技術として,ユーザに高い臨場感を提供する自由視点映像合成技術のニーズが高まっている.これまで,数多くの自由視点映像合成技術が提案されてきたが,複数の高精細なカメラ映像から被写体の3次元形状を推定するために膨大な時間を要するといった課題があり,コンテンツのオフライン制作が必須であった.この制約から,放送波や無線を用いた自由視点映像のリアルタイム配信はこれまで実現されてこなかった.本論文では,リアルタイム処理が可能な自由視点映像合成技術,および5G網を用いた配信システムを提案する.提案手法では,従来,点群として表現されていた被写体3次元形状を,平面によって表現することで高速な映像合成を可能としている.また,当該技術を含む配信システムに5G網を用いることで,ユーザ操作に対して遅れのない合成映像の提示を実現した.実際のスポーツシーンにおける5G網を用いた実証実験において,本提案システムの有効性を確認した.
著者
古庄 啓太郎 服部 励治 李 相根
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 35.4 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
pp.103-106, 2011-01-21 (Released:2017-09-21)
参考文献数
6

有機半導体における電気伝導機構を明らかとするため,有機半導体単層構造素子における電流電圧理論式の導出と実際の素子における測定結果との一致の評価を行った.電流電圧理論式として移動度の電界依存性を含めた注入制限および空間電荷制限電流に基づく2種類を導出し,作製した素子がどちらの理論式に基づくかを評価した.また,電流電圧特性の温度依存性および膜厚依存性の実験結果との一致も評価した.
著者
今井 篤 清山 信正 都木 徹
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会年次大会講演予稿集 (ISSN:13431846)
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.17-5-1_-_17-5-2_, 2014

We studied about the basic processing method to give intended emotional feelings to the calm voices. We focused on change of the spectral characteristics of vowels between the calm voices and the emotional one. So, we examined statistically about the difference of vowel's power and F0. The result showed typical trend about "power" factor in the provided 2 parameters. We propose a primitive speech processing method to control the vowel's spectrum to convert the speech type (=quality) from the calm to the emotional expression.