著者
大内 誠 鈴木 陽一 岩谷 幸雄
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2017論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, pp.348-351, 2017-09-09

著者らは,3次元音響バーチャルリアリティを実現するためのバーチャル聴覚ディスプレイ装置を開発した.この装置は,ヘッドフォンを用いて音場を精密に再現するものであり,そこに音源が存在しないにもかかわらず,聴取者は音源の存在を知覚することができる.視覚から情報を得ることの困難な盲人や強度の弱視者にとって,本装置は今までにないエンタテインメント型情報提示装置になりえることが予想される.著者らはこの装置を応用して,音空間ゲームを開発したので報告する.
著者
鈴木 陽一
出版者
財団法人 日本国際政治学会
雑誌
国際政治 (ISSN:04542215)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.144, pp.69-84,L12, 2006-02-28 (Released:2010-09-01)
参考文献数
57

In 1998, the Public Record Office released a top-secret file. The file contained Britain's 1945 war plans against Russia, her ally at the time. Just after the German surrender, Winston Churchill, the then British Prime Minister, instructed the Joint Planning Staff (JPS) to draw up war plans against Russia. This apparently contradicted the British policy towards the wartime grand alliance. Through reviewing these war plans and their background, this essay will re-examine Churchill's image as a wartime leader. In particular, it will consider the following questions: Why did Churchill enter the World War II? Why did he instruct war plans against Russia to be drawn up? Why did the planned war never eventuate? What was the implication of the failure of these plans?In May 1940, just after the German advance into the Low Countries, Churchill took the office of the Prime Minister. Despite this crisis, he decided to continue the war, calling for the New World to enter the war. It seemed, however, that Britain's dependence on America might trigger the dismemberment of her empire. Churchill, unlike conventional statesmen, envisioned a new world order under the Anglo-American tutelage. He believed that with common citizenship and the common use of military bases, Britain and America could work together. His vision was, however, obstructed by Russia's unexpected victory over Germany in 1941, which was considered to be a serious threat to the British Empire and Western civilization.To save his civilized world, Churchill instructed the JPS to make two war plans against Russia just after the German surrender. The first plan, “Operation Unthinkable, ” was an offensive war plan. The object of the plan was “to impose upon Russia the will of the United States and British Empire.” The planned date for the opening of hostilities was 1 July 1945. The Allied powers were to count upon the use of German forces. However, the JPS concluded that UK-US numerical inferiority on land rendered even a limited and quick success doubtful, thus proving Churchill's surprise attack plan ultimately unthinkable.The second plan, retaining the codeword “Unthinkable, ” was a defensive one. Wearying after the pessimistic first report, Churchill asked the JPS to study how Britain could defend her islands against a possible Russian advance into France and the Low Countries. This time, they concluded that Russia, without rockets and other new weapons, would not develop into a serious threat to the security of Britain.Churchill was a statesman who fought for his ideal of a civilized world order under the Anglo-American tutelage. His war, however, spawned unexpected and disastrous results. Russia became an enemy of the Empire. The Cold War, an Anglo-American imperial war, became inevitable. Thorough inviting the Americans into her empire, and also decolonizing her empire, the British fought the war against communism. This became a basis for a new globalizing world order under America and her allies.
著者
坂本 修一 鈴木 陽一 天野 成昭 小澤 賢司 近藤 公久 曽根 敏夫
出版者
一般社団法人日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.54, no.12, pp.842-849, 1998-12-01
被引用文献数
62 or 0

単語了解度試験用の単語リストの構築にあたって, 日常会話の聴き取りも含めた音声聴取能力をより正確に評価することを目指すには, 単語の難易度を統制することが望ましい。また, 補聴器適合の評価などの臨床応用を考えたときには, 限定された単語数で, 音韻バランスがよく取れた単語リストを作成することが実用上重要である。本論文では, 難易度の指標として親密度を用いてこれを統制し, また語頭の音韻バランスだけではなく, 語中の音韻バランスも考慮した単語了解度試験用単語リストの作成手法を提案する。また, 実際にこの方法を用いて, 親密度を4段階にパラメータ化して統制した単語リストの構築を行った。この単語リストは, 1枚50単語からなり, 各親密度段階について各20枚, 計80枚のリストから構成されている。更に, リストの妥当性を確認するための聴取実験を行った結果, 単語了解度が親密度を変えることによって系統的に変化することが示された。
著者
大谷 真 岩谷 幸雄 鈴木 陽一 伊東 一典
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.239, pp.103-108, 2010-10-14
参考文献数
20

音像定位において頭部伝達関数(HRTF : head-related transfer function)は大きな役割を果たしている。HRTFを用いた音響信号処理により,受聴音に対して仮想的に音像を呈示する聴覚ディスプレイ(VAD : virtual auditory display)の研究開発が行われている。しかし,頭部および耳介形状の個人差に起因してHRTFは強い個人性を持つため,理想的には,3次元聴覚空間の合成には受聴音本人のHRTF測定/計算が必要とされ,HRTFを用いたVADの汎用性の低下を招いている。この問題を解決するためには,耳介形状がHRTFの振幅周波数特性上の山(ピーク)や谷(ノッチ)を生みだす物理的メカニズムを明らかにする必要がある。このために,多くの研究者がHRTFと耳介形状の関連について実頭/擬似頭や耳介レプリカを用いた測定により検討を行ってきた。それに対し,本研究では,耳介表面の音圧とHRTFを境界要素法(BEM : boundary element method)を用いて算出し,耳介形状がHRTFに与える影響について検討を行う。BEMにおける各境界要素上の音圧はその部位からの反射音の強さに相当するため,耳介表面音圧を算出することで,HRTFに対する耳介形状の影響を直接的に観察することが可能である。結果から,耳介の各部位がHRTFに現れるピークやノッチ生成に与える影響の一部が示唆された。さらに,音源仰角に対してその周波数が連続的に変化するノッチであっても,音源仰角に依存してその耳介表面音圧には様々な分布パターンが存在し,その生成メカニズムが多様であることが分かった。
著者
木村 大助 鈴木 陽一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.251, pp.57-64, 2001-08-03
被引用文献数
5 or 0

人間が自然な状態で音を聴取する際には, 無意識のうちに頭部を動かしている場合が多い.この点に着目し, 頭部運動と音像定位の関係についての研究が進められているが, 聴覚ディスプレイシステムに代表されるような仮想音源による音像定位システムにおける頭部運動の影響について詳細に検討した研究はほとんどみられない.そこで我々は, 実音源と仮想音源を用いた音像定位実験により, 頭部運動の有無が前後誤判断及び定位精度に与える影響を分析するとともに, 音像提示時における頭部運動のパターンについて考察した.その結果, 実音源, 仮想音源に関わらず, 頭部運動により前後誤判断, 定位誤差が減少した.これらの結果は, 仮想音源を用いた音像定位システムにおいて, 頭部の動きに追従して音像を移動させることが重要であることを示している.
著者
安倍 幸司 小澤 賢司 鈴木 陽一 曽根 敏夫
出版者
一般社団法人日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.54, no.5, pp.343-350, 1998-05-01
被引用文献数
25 or 0

本研究では, 環境音の知覚を探ることを目的として, 従来の研究で用いられてきた「音色を表現する評価語」に加え, 「音を聞いた際に人がいだく感情を表現する評価語」と「音の持つ情報に関する評価語」を用いた評価実験を行った。実験は, 66種類の刺激音と, 39種の評価語対を用い, SD法により行った。実験結果を因子分析した結果, 第一〜第三因子として, 「美的」, 「明るさ」, 「量的」という音色の3因子に相当する因子が得られた。また, それらとは独立に, 「音の定位情報に関する因子」, 「音源情報に関する因子」, 「音の存在意義に関する因子」, 「懐古・郷愁因子」が得られた。更に, 人が音を聞いた際にいだく感情は, 音の美的因子と相関があることが分かった。
著者
鈴木 陽一
出版者
上智大学
雑誌
上智アジア学 (ISSN:02891417)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.151-169, 1998-12-26

It was often said that the movement towards Malaysia was dated from the Tunku Abdul Rahman's almost casual address in Singapore in 1961. Some scholars, however, insisted before the advocacy of the Malaysia Plan there were a British plan towards a nation-state in the British South-East Asia. This paper's aim is to clarify the origins of the Malaysia Plan, focusing on the rivalries among the Federation of Malaya, Singapore and Britain, by using some documents and memoirs which were recently released. In chapter I, we will review Britain's dominion plan and its frustration. In chapter II, we will see the rivalry between the Federation and the British on this issue. In concluding chapter, we will sum up this paper as follows, although the Federation had its plan for a new state, Singapore and the British also had their own but different motives for it and played pivotal roles towards the advocacy of Malaysia Plan.
著者
笹倉 一広 近衞 典子 近衞 典子 福田 安典 大塚 秀高 金 文京 笹倉 一広 木越 治 福田 安典 大塚 秀高 岡崎 由美 金 文京 鈴木 陽一 上田 望 木越 治 田中 則雄 入口 敦志 川上 陽介 木越 秀子
出版者
一橋大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007 (Released:2007-04-01)

・各地の図書館などを調査し、関連資料を収集した。そのなかで、岡島冠山『太平記演義』の 善本を発見し、影印した。・白話小説と並んで、善書の影響にも着目し、善書を収集・考察し、新発見と覚しき善書を影印した。・「三言二拍」訳注の基礎資料の収集・電子化をし、訳注の基盤を整備し、国文学・中国文学双方の研究に共有されるテキストのプロトタイプを作成した。・シンポジウム「日本近世文藝と中国白話の世界」を開催した。
著者
棟方 哲弥 鈴木 陽一 魚住 超 託間 晋平
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響
巻号頁・発行日
vol.98, no.247, pp.63-68, 1998-08-27

本論文は, 頭部伝達関数の模擬による3次元音像定位装置を用いて音源定位能力の向上を目的とした教材を開発し, その有用性の確認を試みたものである.適用実験には3名の先天盲児が参加した.学習セッションとして、1回につき5分間から26分間の学習が8日間にわたって行われた。一人当たりの学習回数は8回から9回であった。学習セッション前に比べて3名全員が目標値までの誤差を有意に減少させていたことなどから作成された学習システムが盲児の音源定位能力の向上に有効であることが示唆された。
著者
川浦 淳一 鈴木 陽一 浅野 太 曽根 敏夫
出版者
一般社団法人日本音響学会
雑誌
日本音響学会誌 (ISSN:03694232)
巻号頁・発行日
vol.45, no.10, pp.756-766, 1989-10-01
被引用文献数
30 or 0

本論文では、ヘッドホン再生によってラウドスピーカ再生時の音場を模擬する手法について述べる。ヘッドホン再生条件と、ラウドスピーカ再生条件の比較から、頭部が静止している状態の静的な頭部伝達関数と、聴取者が頭部を動かすことによって生じる頭部伝達関数の動的な変化の2点について、ディジタル信号処理などの手法により補償を行った。静的な頭部伝達だけの補償によって、ヘッドホン再生によっても、頭外の水平面内任意方向への音像定位が実現できたが、正面付近のラウドスピーカを模擬した場合には前後の誤判定が増加する、頭内定位が起き易いなどの問題が生じた。静的な頭部伝達関数に加えて、伝達関数の動的な変化を模擬すると、前後の誤判定が減少し、頭内定位も減少するなど、より自然な音像定位が実現された。また、頭部回転に伴う動的な音源位置情報は、静的な伝達関数からの音源位置情報に比べて、少なくとも同程度の重みを持つものであることが示唆された。
著者
鈴木 陽一 橋本 明記 田中 祥次 木村 武史
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SAT, 衛星通信 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.179, pp.27-32, 2011-08-18

筆者らは21GHz帯放送衛星によるスーパーハイビジョン放送システム実現を目指し,衛星放送を利用したスーパーハイジョン伝送方式の検討に取り組んでいる.本稿では,これまで取り組んできた衛星を利用したスーパーハイビジョン伝送実験を紹介するとともに,誤り訂正符号としてLDPC符号を適用した300MHz級広帯域変復調器の開発について述べる.本装置は,変調方式2種類(Q/8PSK),符号化率8種類(1/2〜9/10)利用可能であり,シンボルレート250Mbaudにおいて251〜677Mbpsの伝送能力を有する.また,LDPC符号はシャノン限界に迫る性能を有するため,復調器の要求条件として訂正限界C/N下でも十分な同期性能を維持する必要がある.今回,π/2シフトBPSK位相基準バースト信号を,主信号に対して間欠的および周期的に挿入する手法を導入し,同期性能の向上を確認した.本報告ではモデムの基本性能であるIF折返しによるC/N-BER特性および位相基準バースト信号の挿入による同期性能向上効果について述べるとともに,WINDS衛星を利用した衛星折返しによる伝送性能についても報告する.
著者
本多 明生 柴田 寛 行場 次朗 岩谷 幸雄 鈴木 陽一 大内 誠
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.12, no.4, pp.487-496, 2007
被引用文献数
1 or 1

Several studies have examined the transfer effects of playing action video games. Recently, some researchers have proposed auditory virtual reality games with three-dimensional virtual auditory display. These studies were intended to apply auditory virtual reality games to the auditory education of visually impaired people. However, few studies have investigated the transfer effects of playing auditory games. In this paper, we introduce previous studies that investigated transfer effects of playing virtual three-dimensional auditory games. Moreover, we proposed new perspectives and future assignments of auditory virtual reality games.
著者
鈴木 陽一 橋本 明記 小島 政明 田中 祥次 木村 武史 斉藤 知弘
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IT, 情報理論 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.212, pp.19-24, 2009-09-22

今後の放送の大容量化や通信との親和性を考慮した方式として,高度衛星デジタル放送伝送方式がARIB STD-B44として国内標準規格となっている.本方式では,誤り訂正符号としてLDPC符号を採用するとともに,ロールオフ率0.1の採用により現行BSデジタル放送方式と同じサービス時間率を確保しつつ,伝送容量が約30%増加した.本方式には,「今後の周辺技術の進展により利用可能となる方式」として,さらなる大容量伝送が可能な振幅位相変調方式も採用されている.本方式ではπ/2シフトBPSK,QPSK,8PSKに加え,16APSK,32APSKの5種類の変調方式が選択可能である.本方式で用いるLDPC符号の検査行列は符号長44880ビットのLDGMタイプであり,11種類の符号化率が利用可能である.本報告では,まず初めに,高度衛星デジタル放送伝送方式に適用する誤り訂正符号の要求条件を述べる.次に,高度衛星デジタル放送伝送方式の構成について述べ,LDPC符号を設計する上で必要な伝送フレーム構成を示す.続いて,高度衛星デジタル放送伝送方式用LDPC符号に用いる検査行列の設計指針として,サイクル4,6の除去方法について述べ,11種類の符号化率に対する検査行列パラメータを明らかにする.また,計算機シミュレーションによるBPSK,QPSK,8PSK変調を用いた場合の白色雑音下での伝送特性結果を示す.次に,16APSK,32APSKについて,LDPC符号を用いた場合に白色雑音一定の元で最小BERを満たす最適半径比の設計指針を示し,最適半径比を16APSK,32APSKに適用した場合の伝送特性結果を示す.
著者
鈴木 陽一 西村 竜一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.93, no.5, pp.392-396, 2010-05-01
被引用文献数
0 or 2

立体映像や高精細映像などの技術が実用的な段階へと進むに伴い,空間的な情報を正しく再現できる音響技術の必要性も高まっている.頭の中に音の広がりを感じるのではなく,実空間中の確かな位置や方向に音源を知覚させる技術,すなわち高精度聴覚ディスプレイは,立体音響や空間音響などと呼ばれ,古くから研究が行われてきた.そこで,人がどのようにして,左右たった二つの耳で受信した2チャネルの一次元信号から空間を知覚しているのかを解説するとともに,立体音響から始まるこれまでの臨場感音響研究のアプローチと,それに基づく聴覚ディスプレイ技術の発展について概観し,将来の動向を展望する.
著者
坂本 修一 小玉 純一 本郷 哲 岡本 拓磨 岩谷 幸雄 鈴木 陽一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.171, pp.19-23, 2010-08-02

我々は,多数のマイクロホンを設置した球状マイクロホンアレイSENZI(Symmetrical object with ENchased Zillion microphones)を収音に用いた音空間収音・再生手法を提案している.これまでの研究結果から,SENZIを設計する際に,1)空間的折返し歪みの影響を避けるためできるだけ密にマイクロホンを設置すること,2)制御方向の間隔を5°以下にすること,3)SENZIの直径を聴取者の頭部サイズに合わせること,といった設計指針が得られてきた.本報告では,この指針にしたがって設計,実装した252chのECMマイクロホンから構成されるSENZIシステムについて記す.計算機シミュレーションにより再現される音空間の精度を検証した結果,設計した252chの球状マイクロホンアレイにより,音空間を精度高く収音できることが示された.
著者
橋本 明記 井上 康夫 松本 英之 方田 勲 上田 和也 市川 鋼一 佐藤 彰 柴田 豊 石原 友和 太田 陽介 野崎 秀人 北之園 展 斉藤 知弘 筋誡 久 小島 政明 鈴木 陽一 田中 祥次
出版者
The Institute of Image Information and Television Engineers
雑誌
映像情報メディア学会誌 : 映像情報メディア = The journal of the Institute of Image Information and Television Engineers (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.63, no.7, pp.957-966, 2009-07-01
被引用文献数
9 or 0

Three channels, which will cease to be used for analog satellite broadcasting in July 2011 and 4 channels of the BS-17 19, 21, and 23ch, which were assigned to Japan at the WRC-2000, will be used for new digital broadcasting services after 2011. In these channels, a new broadcasting system called "Advanced Digital Satellite Broadcasting System" will be available as well as the current ISDB-S one. The new system can increase transmission bit rate by 30%compared with the current ISDB-S system by using LDPC codes and a roll-off factor of 0.1. The Association of Radio Industries and Businesses (ARIB) conducted evaluation tests to acquire its C/N-BER and synchronous performance as well as confirm how well the TMCC signal functions. Demonstrative tests to transmit Super Hi-Vision were also performed. The tests were done using a satellite simulator and a real satellite transponder. The tests showed that the system performed very well, and the details are reported here.
著者
本多 明生 神田 敬幸 柴田 寛 浅井 暢子 寺本 渉 坂本 修一 岩谷 幸雄 行場 次朗 鈴木 陽一
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.93-101, 2013

Senses of presence and verisimilitude are affected differently by temporal asynchrony between audio-visual components of audio-visual content. To investigate whether this result is valid more generally, we conducted an experiment using a clip of western orchestral music. Results revealed that the sense of verisimilitude is more sensitive to audiovisual synchronicity than to the display size, whereas the sense of presence is more sensitive to the spatial size than the temporal property. These findings corresponded well with those of the previous study, which indicated that the sense of verisimilitude is distinguishable from the sense of presence. Furthermore, we discussed important considerations related to measurement for Kansei information such as the sense of presence and verisimilitude.
著者
寺本 渉 吉田 和博 浅井 暢子 日高 聡太 行場 次朗 鈴木 陽一
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.7-16, 2010
被引用文献数
11 or 0

We used a questionnaire to investigate how non-researchers conceptualize sense of presence. Respondents were 108 students with no professional education related to engineering or virtual reality. More than 90% of the respondents knew of the term, but they tended to use sense of presence not only to refer to a subjective experience of being there in a mediated environment, but also to refer to an experience that makes them feel excited or as having an extraordinary experience in an actual environment. Factor analysis revealed four sense of presence components: evaluation, impact, activity, and mechanicalness. Events with high presence were likely to be evaluated as preferred, impressive, and dynamic. Furthermore, the participants estimated that distal and proprioceptive sensors such as vision, audition, equilibrium, and kinesthesis were closely related to a sense of presence. These results suggest that sense of presence is not a single and simple concept for non-researchers, but is instead an ambiguous and the multidimensional construct with modality-selectivity. These aspects of sense of presence must be considered in specifying physical factors for high presence and establishing objective measures of sense of presence.
著者
寺本 渉 吉田 和博 日高 聡太 浅井 暢子 行場 次朗 坂本 修一 岩谷 幸雄 鈴木 陽一
出版者
特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会
雑誌
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 (ISSN:1344011X)
巻号頁・発行日
vol.15, no.3, pp.483-486, 2010
被引用文献数
8 or 0

For virtual reality systems, the enhancement of a sense of presence (a subjective experience of being in one place even when one is physically situated in another) has been the most important issue. Both theoretically and empirically, the sense of presence has been found to relate dominantly to background components contained in a scene. In contrast, the reality or virtuality which can be assumed to link essentially to foreground components in a scene has not been investigated in detail. The present study defined the latter type of sense as vraisemblance (verisimilitude), and made an exploratory investigation into spatio-temporal characteristics responsible for the higher vraisemblance by using a scene containing Shishi-odoshi (a traditional Japanese fountain made of bamboos) in a Japanese garden as audio-visual stimuli. In Experiment 1, the effects of the field size of view and the sound pressure level of the background were investigated. Higher vraisemblance was observed with the middle field size of view with the original sound pressure level of the background, whereas higher sense of presence was observed with the larger field size of view with the larger background sound. In Experiment 2, the effect of temporal asynchrony between the foreground audio-visual stimuli produced by Shishi-odoshi was investigated. The results show that the range of temporal-window for the audio-visual stimuli necessary for high vraisemblance was different from those for high presence. These findings suggest that the sense of vraisemblance can be distinguishable from the sense of presence, and deeply involved to the foreground-based aesthetic impression in a scene.