1 0 0 0 OA 細菌の細胞壁

著者
矢内 顕 有馬 啓
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.12, no.10, pp.674-682, 1974-10-25 (Released:2009-05-25)
参考文献数
22
被引用文献数
2
著者
平 春枝
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.21, no.7, pp.455-464, 1983-07-25 (Released:2009-05-25)
参考文献数
49
被引用文献数
1
著者
本間 由利子 東 信和 下田 満哉 早川 功
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日
vol.78, no.6, pp.572-574, 2004-06-01 (Released:2008-11-21)
参考文献数
10
被引用文献数
1 1

Some studies have reported the differences of odor quality/intensity for the same odorant between orthonasal and retronasal olfaction. These differences could be caused by moisture in the oral cavity and partition of odorants to saliva and oral epithelium. We have to be aware of these differences to understand the effect of each component to overall flavor perception. In flavor research, gas chromatography-olfactometry (GC-O) techniques are frequently employed, as a valuable technique for detecting odorants in a sample matrix. However, all studies have been performed by only orthonasal olfaction, which detects odorants by “sniffing”. We tried to apply retronasal olfaction to GC-O technique and compared the differences in odor perception with orthonasal olfaction. Therefore, we “puffed” the odorants eluted from the GC into the mouth to make retronasal responses. As results, aromagram by retronasal olfaction generally showed lower sensitivity than by orthonasal olfaction. Furthermore, odor quality of some components was different between retronasal and orthonasal olfaction.
著者
垣江 竜雄
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
日本農芸化学会誌 (ISSN:00021407)
巻号頁・発行日
vol.48, no.7, pp.389-395, 1974

黄色種タバコの火力乾燥と在来種タバコの空気乾燥におけるグルコース,フラクトースならびにショ糖の挙動と呼吸によるグルコース代謝を知るため,乾燥経過中の葉から採ったディスクに<sup>14</sup>C-標識糖を供与し,その代謝を追求した.<br> 1. 乾燥経過中の葉に供与されたグルコース-U-<sup>14</sup>C,フラクトース-U-<sup>14</sup>Cならびにショ糖-U-<sup>14</sup>Cの挙勤:ヒックスを用いた火力乾燥葉にグルコース-U-<sup>14</sup>Cあるいはフラクトース-U-<sup>14</sup>Cを供与すると,供与糖からショ糖が合成され,とくに黄変期に著しかった.色沢固定期以降では,大部分が供与糖の形態で留まった,ショ糖-U-<sup>14</sup>Cの場合は,乾燥期間を通じて大部分が供与形態で存在した.<br> 一方ダルマの空気乾燥では,両単糖の供与については火力乾燥と同じ現象が認められたが,ショ糖-U-<sup>14</sup>Cの場合にはグルコースとフラクトースへの加水分解ガ起こり,とくに褐変期に,おいて著しかった.<br> 2. 乾燥経過中の葉の呼吸による炭酸ガスの放出とグルコースの代謝:乾燥葉の炭酸ガスの放出は,MCの火力乾燥では黄変末期まで増加し,それ以降は減少した.これに対して,ダルマの空気乾燥葉では漸次減少するが,褐変期においてもなお炭酸ガスの放出が続いた.<br> またグルコース-1-<sup>14</sup>Cとグルコース-6-<sup>14</sup>Cによる放出<sup>14</sup>CO<sub>2</sub>放射活性の比から呼吸類型を調べたところ,乾燥前ではMC,ダルマの両品種ともEMP-TCAとHMP経路の働きがほぼ半ばであったが,乾燥が進むとHMPの役割が高くなる傾向が認められた.
著者
広瀬 侑 池内 昌彦
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.54, no.6, pp.403-407, 2016

酸素発生型の光合成を行う原核生物であるシアノバクテリアは,周囲の緑色と赤色の光のバランスを感知して光合成アンテナの組成を調節する.補色順化と呼ばれるこの現象は光合成機能の光質による調節の代表例として知られていたが,光色感知機構の実態は長らく不明であった.われわれは補色順化を制御するフィトクロム様光受容体の同定と解析に成功し,色素のプロトン脱着を介した新奇の緑・赤色光感知機構の存在を明らかにした.
著者
日原 由香子 成川 礼 蓮沼 誠久 増川 一 朝山 宗彦 蘆田 弘樹 天尾 豊 新井 宗仁 粟井 光一郎 得平 茂樹 小山内 崇 鞆 達也
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.55, no.2, pp.88-97, 2017

<p>化石燃料に代わるエネルギー源の確保が課題とされる昨今,光合成効率が高いシアノバクテリアや藻類を用いた燃料生産は,食糧生産と競合せず,カーボンニュートラルである点で注目を集めている.特にシアノバクテリアは,ゲノムや細胞の構造が単純で遺伝子操作が容易,増殖が速い,光合成能が高いなど,燃料生産ホストとして有利な性質を備えている.本稿では,多様性に富むシアノバクテリアのさまざまな性質を活かして,燃料生産技術の開発に取り組んだ最新の成果について解説する.</p>
著者
吉久 采花 嶋田 啓太 吉村 智美 山口 公志 川崎 努
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.58, no.7, pp.396-403, 2020-07-01 (Released:2021-07-01)
参考文献数
36

植物は,微生物の種類を識別する能力をもち,病原菌に対しては感染を阻止するための防御反応を誘導し,共生菌に対しては,菌の侵入を受け入れるための共生反応を誘導する.このような微生物の識別は,植物の細胞表面あるいは細胞内に存在する受容体を介して行われる.植物の病原菌認識受容体の構造や働きは,動物の自然免疫で働く受容体と酷似していることから,病原菌に対する植物の防御応答は,植物免疫と呼ばれている.一方,病原菌は,エフェクターと総称される分子を獲得し,その働きにより植物の免疫反応を阻止し,感染を成立させている.そこで,ここでは植物免疫の誘導機構と,エフェクターによる病原菌の感染戦略に関して,最近の知見を紹介する.
著者
池田 郁男
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.51, no.7, pp.483-495, 2013-07-01
参考文献数
6
被引用文献数
4