著者
下山 瑛二
出版者
大東文化大学
雑誌
大東法学 (ISSN:02870940)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.1-58, 1994-03-30
著者
下山 瑛二
出版者
大東文化大学
雑誌
大東法学 (ISSN:02870940)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.一-六二, 1993-11-30
著者
鄭 新培
出版者
大東文化大学
雑誌
大東文化大学紀要. 社会科学 (ISSN:09122338)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.171-176, 2003-03-31

中国社会はこの二十年間大きく変化した。80年代から改革開放政策を押し進め、自由経済体制への転換をはかったことによって高度成長が続き、国際間の経済、文化、人的な交流が盛んになり、かつての中国社会の面影も見えなくなるほど大きく変わり、かつ新しい社会が完成しつつある。これには、香港、台湾、マカオ、東南アジアを中心とする華人経済が大きな役割を果たした。それと同時に新しい社会に対応するための華人は、海外での独有の文化、言語も中国に伝入した。中国の社会変化に大いに影響を与えた。勿論、世界各国、とくにアメリカや日本の影響も大きかった。たとえば、生活様式、服装、居住、生活用品、芸術文化、音楽とくにロック、流行歌などがある。その上言葉も影響を与えた。たとえば、日本語の「人气」、「料理」、「〓拉OK」、「写真」、「独身貴族」、英語の「媽〓」、「OK」、拜拜」、香港、台湾などの華人圏の「超級市場」、「發廊」、「巴士」、「的士」、「買単」などがある。これらの新しい社会現象の変化につれて、中国自身も沢山の新しい言葉が生れた。例えば、「小皇帝」(わがまま甘い子)、「灰色收入」(不正収入)。さらに解放後、使われなくなった言葉が復活した。例えば、「老板」(オーナー、主人)、「小姐」(お嬢さん)。ある意味で、中国は今新しい文化と言語の開花の時代を迎えているどころだ。ここでは近年来、社会現象を反映する新しい語言についていくつか代表的なものを挙げて中国の社会問題の一端を見ることにする。言語と社会生活の密切な関係を検証しようと思う。
著者
川村 千鶴子 中本 博皓 石橋 春男 山口 由二 北澤 恒人 福島 斉 貫 隆生 冨田 祐一 川村 千鶴子
出版者
大東文化大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2002

1.現地環境調査の実施:グローバル化の影響によって大量消費社会となった太平洋島嶼諸国がどのような環境問題を抱えているのか、その実態を多面的に調査し、課題と問題解決への道を研究した。特に医療面と健康の被害、伝統文化の破壊と消滅、自動車の普及と廃車問題、廃棄物と廃車処理問題、環境教育の進展に主眼をおいた。それらの結果をまとめた調査報告書はすべて学会誌『環境創造』4,5,6,7,8号に収められている。2.調査対象国:トンガ王国、サモア、ツバル、マーシャル諸島共和国、パラオ共和国、キリバス、ミクロネシア連邦、フィジー共和国、その他移民先の国々。日本国内では離島の廃車事情、自動車リサイクル工場を見学3.海外での研究発表:第9回太平洋芸術祭シンポジウム基調講演(2004年7月24日パラオ共和国)川村千鶴子 テーマ"Environmental Issues through a Global-Ethnoscape Point of View"4.ネットワークの構築:これらの調査国において環境問題に関わる研究者・実践者・行政・企業・国際機関などの人々との連携を深めることができ、そのネットワークをもとに国際シンポジウムを開催し広く実態を報告した。シンポジウム・パシフィックウエイ開催(3年間の研究結果を発表、英語・日本語通訳・翻訳)テーマ「太平洋島嶼諸国の連帯と環境問題への取り組み -廃棄物・廃車問題への日本の貢献-」日時:2005年2月14日 場所:大東文化大学板橋校舎、後援:日本島嶼学会、太平洋学会、日本オセアニア学会、太平洋諸島センター、(社)太平洋諸島地域研究所、NPO法人 汎太平洋上級教育推進機構基調講演:天野史郎(SPREP 南太平洋地域環境計画)、講演:カシオ・ミダ特命全権大使(ミクロネシア連邦共和国)、シンポジウム・パネリスト:川嶋正和(ミクロネシア振興協会事務局長)、竹内啓介(全日本自動車リサイクル事業連盟副理事長)、長嶋俊介(鹿児島大学多島圏研究センター教授)、石橋春男(環境創造学部学部長)、川村千鶴子(研究代表)5.さらに座談会の開催し、自動車リサイクルの専門家との連携からいくつかの解決策を提案:3月10日(司会:川村千鶴子)J・フリッツ公使(ミクロネシア連邦大使館)、竹内啓介、川嶋正和、貫隆夫、貫真英6.以上の研究論文と調査報告書、シンポジウム、座談会を編集し、研究成果報告書にまとめ製本した。国内の関係者はもとより海外の関係者にも配布。2006年に予定されている太平洋島サミットの基礎資料としても役立にたち、多数のNPO法人の実践者、マスコミ関係者、他大学との連携も深めることができた。
著者
村田 克已
出版者
大東文化大学
雑誌
大東法学 (ISSN:02870940)
巻号頁・発行日
pp.二九一-三三〇, 1974-05-01
著者
高杉 玲子
出版者
大東文化大学
雑誌
大東文化大学英米文学論叢 (ISSN:02863081)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.107-115, 2005-03-15
著者
蔵中 しのぶ
出版者
大東文化大学
雑誌
大東文化大学紀要 人文科学 (ISSN:03861082)
巻号頁・発行日
no.30, pp.p135-189, 1992
被引用文献数
1
著者
萩庭 勇
出版者
大東文化大学
雑誌
大東文化大学漢学会誌 (ISSN:04149572)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.121-125, 2003-03-10
著者
岡本 和子
出版者
大東文化大学
雑誌
大東文化大学紀要. 人文科学 (ISSN:03861082)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.A49-A65, 2007

本論文は、批評家ヴァルター・ベンヤミン(1892-1940)における「子ども」という形象が、彼の芸術理論の核心にある「言語」との関係において特殊な位置を占めていることを、後期の散文作品『ベルリンの幼年時代』に即して明らかにするものである。『ベルリンの幼年時代』は二つの言語獲得を描いた作品である。ひとつは、色という媒質において子どもが物と対峙することによって、音声言語と文字言語とが一体化した言語を獲得するさまであり、いまひとつは、みずからの幼年時代を回想する者が、その歴史を記述する言語を獲得するさまである。こうして獲得された言語こそが、『ベルリンの幼年時代』という作品そのものである。