著者
藤木 登
出版者
大東文化大学
雑誌
大東法学 (ISSN:02870940)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.八三-一〇八, 1996-03-30
著者
上地 宏一
出版者
大東文化大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2010

漢字字形データベースの運用、対外的な公開およびデータの追加収録を行った。国際文字コード規格等で規定される全 9 万漢字・異体字を含む 31 万種の字形を収録するまでに至った。登録字形データを動的に呼び出し表示するための機能を構築し、様々な漢字・異体字を含む Web ドキュメントを容易に作成できることとなった。登録されている大量の異体字を利用時に弁別するための基礎データとなる「漢字異体化データベース」をまとめた。
著者
福島 斉
出版者
大東文化大学
雑誌
環境創造 (ISSN:13468758)
巻号頁・発行日
vol.1, no.7, pp.19-30, 2004-10

現代の多忙なストレス社会では過労死が深刻な社会問題の一つとなりつつある。1987年にはその認定件数は21件であったが、2003年には312件へと激増している。直接の死亡原因は長時間労働による睡眠不足や精神的ストレスが誘因となる脳血管疾患である。発症前1ヶ月におよそ100時間以上、または発症前2ヶ月ないし6ヶ月にわたって、月間およそ80時間以上の残業があった場合は、業務と発症との関連性は極めて強いとされている。個人レベルでの健康管理も大切であるが、何よりも長時間労働が心身に著明な悪影響を及ぼすということを啓蒙まることが今後必要である。
著者
田中 達也
出版者
大東文化大学
雑誌
大東文化大学紀要. 人文科学 (ISSN:03861082)
巻号頁・発行日
vol.44, pp.A121-A137, 2006-03-31

中世の武蔵国入間郡府川郷は、近世の八か村に及ぶ領域をもつ地域単位であったが、中世末期には石田本郷・谷中村・石田村といった新たな地域単位が成立、府川郷から分離していた。天正五年(一五七七)に検地が実施された「府川郷」も、近世菅間村へと引き継がれる地域単位であると捉えられ、これらの村落の自立により中世府川郷は解体した。「府川郷」や「河越本郷」の検地に関与した大野縫殿助は、在所とする谷中村の範囲を越えた広域的な開発の推進者であり、広域的開発の推進者と開発対象地における協力者の連携により実現した開発によって、中世郷の解体・再編がもたらされたと考えられる。
著者
高野 清弘
出版者
大東文化大学
雑誌
大東法学 (ISSN:02870940)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.九五-一三九, 1988-03-31
著者
北澤 恒人
出版者
大東文化大学
雑誌
大東文化大学紀要. 人文科学 (ISSN:03861082)
巻号頁・発行日
vol.46, pp.A167-A177, 2008-03

シェリングはフィヒテとの往復書簡の中で、有限者の視点に立つフィヒテの初期知識学の構想が1800年以後、個体と絶対者とを総合しようとするものへ転換してゆくことを取りあげ、この企てが主観性の立場にとどまるために挫折せざるをえないと主張する。シェリングがこのような判断を下したのは、彼がすでにその『超越論的観念論の体系』の中で、自由から出発する実践哲学の最高の立場が歴史における自由と必然性との相克にとどまるということを考察していたからである。シェリングは『体系』においてこの実践哲学の矛盾の解決として美的直観を導入し、フィヒテの課題に対する解決可能性を示すものとして芸術作品を位置づけた。
著者
山口 謠司
出版者
大東文化大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

ベルギー王国ルヴァンラヌーヴ・カトリック大学図書館に所蔵される日本古典籍は第一次世界大戦後まもなく昭和天皇によって寄贈されたものである。このコレクションは、もとルヴァン大学に所蔵されていたものが、一九七四年のルヴァン大学紛争の際に、新しく作られたルヴァンラヌーヴ・カトリック大学図書館の所蔵になったものである。筆者はこの研究において、昭和天皇の寄贈の経緯と、この寄贈に当たってどのような人物がコレクションの収集を行ったかについて調査し、かつ詳細な書誌目録を作成するものである。
著者
渡邉 義浩
出版者
大東文化大学
雑誌
大東文化大学漢学会誌 (ISSN:04149572)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.127-145, 2003-03-10
著者
望月 昭彦 久保田 章 鈴木 基伸 磐崎 弘貞
出版者
大東文化大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

中学・高校の日本人教師のための信頼性・妥当性の高いライティングの評価規準作成を目的として、高校、高専7校、中学校3校を対象として英語熟達度テストとライィング・テストを実施した。分析の結果、(1)ライティング・テストの評価者間信頼性は高く、熟達度テストとの併存的妥当性は高いこと、(2)熟達度を見るには文の数よりも語数を見るほうが有効であること、(3)複雑さの指標と熟達度の相関は弱いこと等がわかった。
著者
山口 謠司 田中 良明
出版者
大東文化大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010-04-01

さまざまな携帯端末が、「本」の形を大きく変えようとしている。紙に印刷された「本」は、いずれ失われる時が来るのであろう。第一次世界大戦が始まったちょうど百年前、「本」は、知識や技術を伝えるためにはなくてはならないものであった。そして、その「本」を巡って焚書が行われ、また「本」によって国の運命が左右されるということが起こったのである。第一次世界大戦は、有線、無線による通信網の発達を促し、それまでの時代と一線を画すグローバル化の契機となった。我が国は青島の攻撃を行うことでドイツ総領事に置かれた書籍を鹵獲した。そして、同時にドイツが攻撃したルヴァン大学の図書館の再興のために書籍が寄贈された。