著者
平林 幹郎
出版者
大東文化大学
雑誌
大東文化大学紀要. 人文科学 (ISSN:03861082)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.221-258, 2004-03-31

This is the revised and enlarged version of the paper read at the 17th East Branch Congress of Japan Society for Medieval English Studies, held at Gakushuin University in Tokyo, on 30 June 2001. In this paper the present writer examines and refers to Christianity in the 14th century England, the problems of various manuscripts of Chaucer, the difference of the texts by Skeat, Robinson, and Benson, the influence of French, its expression, French spellings and pronunciation on Chaucer's English, the Germanic construction and pronunciation that are persistently alive in Chaucer's works, though few linguists would not point out, and lastly to the influence of Latin and its literature on Chaucer's English, especially to the problems of rhetoric by Ovid and Aristotle that are observable in Chaucer. In conclusion, although in the works of Chaucer many French usages are plentifully observable, the basic structure of English as a Germanic language, remained intact.
著者
大河内 暁男
出版者
大東文化大学
雑誌
Research papers
巻号頁・発行日
vol.50, pp.1-10, 2007-03
著者
町井 和朗
出版者
大東文化大学
雑誌
大東法学 (ISSN:02870940)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.一四九-一五二, 1982-03-30
著者
馬場 宏二
出版者
大東文化大学
雑誌
経営論集 (ISSN:13462059)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.9-18, 2007-09
著者
八嶌 正治
出版者
大東文化大学
雑誌
日本文学研究 (ISSN:03862070)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.50-64, 2003-02-25
著者
竹添 葉子
出版者
大東文化大学
雑誌
卒業研究梗概集. 書道学科
巻号頁・発行日
vol.15, pp.62-63, 2004-03-20

第1章においては、臨書2点の作品検証をもとに、伝西行筆のかなの魅力を考察した。伝西行筆のかなは、一文字書き終わったら、次の文字へ最短距離で連綿して、時には省略をきかせる。そのほとんどが平仮名を中心とした単純な字母によって書かれているものの、少しの貧弱さも感じさせない。中でも『中務集』はそれを鋭い筆致で文字を密集させることで、『一条摂政集』においては、1行中の線の強弱、疎密、墨色の変化を大胆につけることによって、自由なリズムで書き進めている。深く鋭い線質で書き進めることで生まれる流麗さ、力強さが "集団の美" を形成し、新しいかなの書の美を創造しているのではないだろうかと私は考える。第2章においては、古筆 (『中務集』) から集字した倣書作品の制作過程を、4節に分けて述べた。題材の『古今和歌集 巻第十八』は、『高野切第三種』のテキストとして知られている。ここでは、蓮阿『西行上人談抄』に触れ、『高野切第三種』から『中務集』への書風展開を試みた制作意図を中心に、古筆臨書から一歩踏み出した細字かな作品の制作法を取り上げた。第3章においては、西行の家集『山家集』から選歌した4首を題材にした半切作品の制作過程を、4節に分けて述べた。私は、日本の四季の情景こそ、日本人の美意識の原点であり、創造性をかきたてられるものではないかと考え、作品を通しての表現を試みた。また、試作段階の作品分析をもとに、紙面を立体的にみせるための技法について取り上げた。
著者
山下 東子 堀口 健治 下田 直樹 工藤 貴史 加藤 基樹
出版者
大東文化大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

漁業者の高齢化は青壮年層の新規着業が少ない中で漁業者の多くが高齢になっても就業を中止しないために生じ、漁業就業者に占める65歳以上の漁業者数は34%を占めている。沿岸漁船漁業を中心に、漁業センサス等のデータ分析と実態調査から次の諸点が明らかになった。すなわち、高齢者の就業継続は自身の選択、社会保障の程度、地域における限定的な就業機会によって規定されること、加齢とともに労働強度を軽減できる漁業種類で高齢者の就業が継続されること、その結果高齢漁業者の生産性・漁労所得は若年層に比べて低位であること等である。研究成果の詳細については平成26年度刊の図書『漁業者高齢化と十年後の漁村』で公開予定である。
著者
渡邉 義浩 大上 正美 辛 賢 稀代 麻也子 池澤 優 小島 毅 竹下 悦子 高橋 康浩 安藤 信廣 池田 知久 三浦 國雄 仙石 知子 石井 仁 堀池 信夫
出版者
大東文化大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

漢魏文化の国際的研究を行い、『魏晉南北朝における貴族制の形成と三教・文学』を刊行し、『中国新出資料学の展開』 を 2013 年 8 月に刊行する予定である。 後者は、新出土資料についての情報提供、読解・解釈・実証などの基礎的な工作に加えて、将来の両国、ひいては世界における中国出土資料研究のさらなる発展を図るために、出土資料研究について今後に遺された課題を明確に意識することを目指して行われたものである。
著者
片岡 弘次
出版者
大東文化大学
雑誌
大東文化大学紀要. 人文科学 (ISSN:03861082)
巻号頁・発行日
vol.46, pp.A115-A130, 2008-03

イン・パ分離独立で生じたパーキスターンへの難民が,パーキスターンの中に定住する中で,どのような問題が生じたかを,移民を扱った映画「七つの海を越えて」さらに動乱文学にあたる小説『目の前は海』及びイギリス,カナダで難民二世のインタビューを通して考える。