出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1252, pp.52-54, 2004-07-26

「スーパー正直」——。そんな一風変わった言葉が、松下電器産業の社内で当たり前のように使われるようになったのは、ここ1年ほどのこと。今では社内の誰もが、あらゆる場面で意識する"合言葉"になっている。 この言葉の生みの親は、中村邦夫社長。1年以上も前から、口癖のように社員に訴えてきた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1176, pp.26-29, 2003-01-27

日本電産社長、永守重信氏(58歳)。午前6時50分に社内の誰よりも早く出社し、1日16時間働き、土日も全く休まない生活を続ける男の目に、日本人の「仕事ぶり」はどう映っているのか。 「日本人は働き過ぎだ」なんていうのは、もう昔話だ。最近は欧米のビジネスマンの方がずっと勤勉ではないかと感じる。もちろん、欧米人一般が日本人よりもよく働くとは言わない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.821, pp.92-95, 2012-11-08

Android端末向けの人気アプリが、不正な改変を受ける被害が出ている。一般企業の公式アプリなども標的になり得る。改変を防ぐには、Javaで開発したアプリの逆コンパイルを困難にするなど不正改変の防止ツールが有効だ。コード難読化のほか、実行ファイルを暗号化したり、アプリに対する改変を検知して実行を止めたりするなど、多彩な製品が登場している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1083, pp.4-6, 2001-03-19

「日本の財政はやや破局に近い状況にある」——。宮澤喜一財務相の3月8日の発言は、政府がこれまでひた隠しにしてきた日本経済の病巣を白日の下にさらす結果となった。後から本人が発言を訂正しても、円売りに歯止めがかからなくなり、13日には日経平均株価は1985年2月以来16年ぶりに1万2000円の大台を割り込んだ。
著者
春田 博
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.954, pp.68-70, 1998-08-24

問 1998年3月期まで3期連続で経常増益となり、株価は過去最高値圏にまで上昇しています。これまでの何が奏功したとみていますか。 答 とりたてて新しい経営施策が成功したということもない。従来と同じやり方です。当節のように波乱万丈の会社が多いなかでは、当社のようなところが評価されるのかなと思います。 問 人事制度改革、取締役改革など、昨今は改革ばやりですが。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.867, pp.23-25, 1996-11-25

まずはこんなクイズの出題から…。あなたは行政改革を公約に掲げ,ある政府の首長に当選した。地元経済は国際競争力を失い,街には失業者があふれている。政府機関は余剰人員を抱え,税収は減少し,財政は破綻寸前の状況にある。あなたの使命は,次の選挙までに経済を再生させ,新たな雇用を創出し,行政のスリム化と効率化を図ること。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1202, pp.48-50, 2003-07-28

資産効率が低いと言われる素材業界で、わずか8カ月で棚卸し在庫を3分の2に減らした工場がある。同和鉱業の子会社で、電子材料メーカーの同和メタル(静岡県豊岡村)だ。 生産するのは、自動車や電子機器の配線の端子に使う金属板。銅や銅合金の地金を大型の圧延装置で延ばし、様々な厚さ、幅、長さに加工する。
著者
山本 裕美子
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン = Nikkei restaurants (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.506, pp.36-38, 2016-02

例えば、居酒屋の定番である唐揚げ。鶏の手羽中の肉の部分に切り込みを入れてから下味を付けて揚げる「名物チューリップ唐揚げ」(1個90円)は、その形の珍しさがインパクトを生み出す。 「オープンした2011年頃は、唐揚げがブームだった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1042, pp.36-39, 2015-02-25

東京国際空港(羽田空港)も国際線旅客ターミナルにひと工夫を施した。屋内に木造橋を建設したのだ。欄干に触れるとひやりと冷たいヒノキの感触が伝わってくる。旅客は触覚ではるか江戸の昔を体験するだろう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1053, pp.66-75, 2015-08-10

長崎市の「軍艦島(ぐんかんじま)」(正式名:端島(はしま))が脚光を浴びている。「明治日本の産業革命遺産」として、世界文化遺産に登録されることが7月に決定。約100年にわたって、風雨にさらされながら解体されずに残った鉄筋コンクリート造の建造物群…
著者
菅野 武
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.372, pp.52-55, 2015-09

この7月、国内8地域・23カ所の産業革命遺産が世界遺産に登録された。それぞれに、国の存亡を懸けて戦った偉人たちの〝想い〟が詰まっている。彼らの生きざまを通じ、現代にも役立つ人づくりの理念を学ぶ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.600, 2014-09-22

三重県発注工事の施工ミスで6カ月間の指名停止になった地元建設会社が8月28日、「担当者個人のミスで、組織的な隠蔽はない」などとして、県に指名停止の取り消しを求める異例の申し入れをした。 施工ミスがあったのは、村田組(三重県尾鷲市)が2012年度に約7…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1753, pp.42-46, 2014-08-11

政府が大きな方針転換をしないとすれば、政投銀は今後、どこへ向かおうとしているのか。柳正憲・政投銀副社長は消防団に例える。「火消しを本業とする消防署とは違い、普段は別の仕事をしている」からだ。 柳氏は政投銀の役割を3つに分ける。
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.277, pp.84-87, 2016-05

Episode 8小浜 耕己あらすじニッケイIT社生え抜きの津川PMが、またもやニッケイインダストリー社の総務部の嶋森と言い争っています。要員不足を理由に、津川は嶋森が持ち掛けた機能追加の要望を退けているのです。歩み寄ることなく反目し合う2人を見比べている…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.915, pp.43-47, 1997-11-10

「No haggling」(ノーハグリング)という言葉が米国で市民権を獲得し始めている。haggleは「値切る」だが、本来の意味はもっと強い。「負けまいと、しつこく押し問答をする」の意だ。だから、冒頭の言葉には、「提示できる最低価格を最初から提示し、営業マンはお客様に対して醜い駆け引きはしません」という意味を込めてある。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.753, pp.22-26, 2003-09-15

の暑い日に、白いタオルを頭に巻いた汗だくの設計者たちが竣工間際の最後の仕上げ作業に追われていた。工事の一部をセルフビルドとすることで、総工費を638万円に抑えた住宅だ。約10坪という敷地の狭さや高さ制限などの敷地条件から、建物の形状は単純な四角い箱にした。南西の2面をガラスで囲った鉄骨造の2階建てだ。
著者
一柳 麻衣子
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.8, no.5, pp.82-86, 2009-03-03

味わいに深みを出すためにダブルデコクション製法を採用し、しっかりとしたコクとうまみを実現した。2001年家庭向けに缶のラインアップを拡大。2003年から現在のデザインと名称になる。2005年から3年連続でモンドセレクションで最高金賞を受賞し、2008年は大瓶換算で1149万ケースを販売。サントリーのビール事業黒字化に大きく貢献した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1404, pp.96-98, 2007-08-20

2007年5月28日、スペイン・バルセロナのユーロスターズグランドマリーナホテルでは、盛大なパーティーと授賞式が開かれていた。各国から授賞企業の関係者が多数出席する中、朝霧重治は1人で授賞式に臨んでいた。 食のノーベル賞と言われるほど権威が高い、世界の食品に関する品評会「モンドセレクション」の受賞式である。
著者
熊井 英水 安原 ゆかり
出版者
日経BP社
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.349, pp.106-108, 2011-12

回転すし店で小学生がトロをためらいなくほおばる。マグロはすっかり庶民の手に届く食べ物になった。一方で、マグロの最高級品であるクロマグロは、乱獲で世界的な希少資源。全面禁輸を求める声が上がり、漁獲制限が厳しくなっている。 数が減っているマグロの値段がなぜ昔より安い? その答えのひとつが養殖技術の進歩だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.863, pp.116-121, 2003-12-22

JR上野駅にほど近い雑居ビル。そこに大手デジタル・カメラ・メーカーをして「なぜそこまで安くできるのか」と驚かせた企業,エヌエイチジェイ(NHJ)がある。同社は2003年11月に大手流通業のイオンが1万4800円で発売したデジタル・カメラの供給元である注1)。この価格で有効画素数は300万クラス。大手メーカーの300万画素機のほぼ半額に相当する安さで話題を集めた1)。