出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.653, pp.48-51, 1999-11-15

建設投資を削減する民間企業が多いなかで,ここ数年,比較的堅調な発注傾向にあるのが,教育,医療,社会福祉施設の分野。いずれも公益法人のため,民間企業以上に,建築の発注には透明性や公平性を求めている。ただ,一部の教育法人を除くと,発注が続かず,ノウハウを蓄積できない悩みがある。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.767, pp.49-54, 2000-04-10

2000年3月6日〜9日に米国デトロイト市で開催された米自動車技術会SAE(Society of Automotive Engineers)による会議「SAE 2000 World Congress」で,もっとも注目を集めたエレクトロニクス関連の話題は燃料電池だった。2日間にわたって燃料電池に関するセッションが開催されるなど,全部で30件程度の論文が発表された。
著者
四方 修
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1089, pp.72-100, 2001-04-30

「マイカルは今こそ、変革のチャンスです。少しでもディズニーランドに近づいて、お客様から高い評価をいただくことを目指したい」。四方修がマイカルの新社長に就任した後、全社員に向けて出した手紙は、こんな調子で始まる。「ディズニーランドに近づこう」とは、顧客本位に立つことで数多くのリピーターを獲得した東京ディズニーランドの良さに倣おうという意味だ。
著者
末川 久幸 山川 龍雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1630, pp.108-111, 2012-02-27

答 4月1日の朝一番で秘書室の皆さんに来ていただいた時に、最初に「東北に一番最短で行ける日程はいつですか」と聞いたんです。支援をするにしても、こっちで考えて運ぶんじゃなくて、何が欲しいかを聞いて差し上げてそれを用意した方がいいなと。 意外だったのは眉墨鉛筆です。眉毛は剃っている状態だから、どうしても他人様に見られるのは嫌だという声が多かった。それから鏡。
著者
山根 小雪
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1553, pp.44-51, 2010-08-09

7月17日、朝9時30分。海の日の連休に当たるこの日、長崎港から出た高速船は、福江島(五島市)に到着した。家族連れの観光客らと船を下り、福江島に上陸すると、鬱蒼とした森の濃い緑、海と空の青、砂浜の白のコントラストに目を奪われる。 早速、港からほど近い「レンタカー椿」へ向かう。ここは20台ものEV(電気自動車)レンタカーを保有する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ネットビジネス (ISSN:13450328)
巻号頁・発行日
no.102, pp.56-67, 2002-08-10

本誌は2002年6月29日から7月14日までの2週間にわたって、インターネット上のWebサイトを利用しているユーザーを対象にして、「インターネット・アクティブ・ユーザー調査」を実施した。 このアンケート調査は、日経ネットビジネスのWebサイト(http://nnb.nikkeibp.co.jp/)にアンケート用のページを掲載して、選択式でユーザーに回答を求めたものである。
著者
柳本 吉彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1206, pp.132-135, 2003-09-01

7月14日に日本コーリンは民事再生法を申請しました。関係する方々にご迷惑をおかけして申し訳ありません。現在、社員一丸となって事業再生に取り組んでいます。今後とも、ご支援を頂けますようお願い申し上げます。 日本コーリンは、1980年に会社を設立した医療機器メーカーです。97年に店頭市場(現ジャスダック市場)に株式公開後は、単独では5期連続で増収増益を達成。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.9, no.7, pp.84-87, 2010-04-20

自分にとってどんな情報が本当に良い情報なのかを分かっている人は少ない。経営コンサルタントの斎藤顕一さんは「良い情報を入手するには、情報の持つ2つの性質を知ることが大事」と言う。数値で表せない"定性情報"と、数値がベースとなる"定量情報"だ。「近年、特に重要性が増しているのは定性情報だ」(斎藤さん)。
著者
加来 耕三
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.196, pp.98-101, 2001-01

これは間違いではない。が、江戸も幕末に近づくにつれ、幕府の警戒心も徐々に薄れ、十一代将軍・徳川家斉(いえなり)などは、薩摩藩主・島津重豪(しげひで)の女むすめをその正室に迎えている。 重豪の正室が御三卿(ごさんきょう)の一いつ、一橋宗尹(むねただ)の娘であったこともあり、この藩主は世上(せじょう)、「高輪下馬将軍(げばしょうぐん)」 と呼ばれた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1500, pp.88-90, 2009-07-20

カシャカシャカシャ…。まるで人間の手首のように複雑に動くロボットが、小さな部品を瞬時に正確につかみ、次々と基板に取りつけていく。そんな様子を一目見ようと、あっという間に人だかりができた。 これは今年4月、ファナックが山梨県忍野村にある本社で開いた製品展示会の様子だ。この日の展示の目玉は、同社が4月上旬に発表したばかりの小型ロボット「M-1iA」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.862, pp.28-29, 1996-10-21

日本でも増える異常気象。93年の冷夏と94年の猛暑で経済は大混乱。一般的に「暑い夏」のほうが景気には好影響を及ぼす。気温1度の違いで商品の売れ行き激変。マーケティングへの応用進む。日本でも明らかに「極端な天気現象」が増えている。台風の年間発生数や上陸数が,90年以降増加傾向を示している(下図)だけでなく,集中豪雨などの激しさの上限が上がってきているのだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.403, pp.82-83, 2006-07-14

2005年は,熱中症によって23件の死亡災害が発生した。その7割に当たる16件が建設業に集中している。ヒートアイランド現象や地球温暖化によって,熱中症のリスクも高まりつつあるという。 まずは,熱中症がどんなものか,簡単に説明しておこう。 人体は高温の環境にさらされると,自律神経の働きによって末梢まっしょう血管が拡張する。
著者
関 満博
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.199, pp.70-72, 2001-04

京都といえば、京セラ、堀場製作所、ローム、日本電産など、世界に通用する実力を持つ個性的なメーカーが次々に生まれる土地として、各方面から不思議がられている。夏暑く、冬寒く、そして部外者に対し閉鎖的な土地柄が、人々に反発のエネルギーを蓄積させていくのかもしれない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1052, pp.134-137, 2011-03-21

梅雨明け間近となる2001年7月上旬。シニア層をメインターゲットとする携帯電話機「らくらくホン」2号機の開発はほぼ完成し,発売に向けた最終段階に突入していた。NTTドコモと富士通の開発陣は,NTTドコモ各支店の販売部門などに対して商品コンセプトや本体機能を説明し,実機での評価を依頼していった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1371, pp.32-37, 2006-12-18

リオデジャネイロの東に位置するカンポスからヘリコプターに乗り、沖合に飛ぶこと1時間。最初は遠くにぽつんと見えた点が、次第に海に浮かぶ木の葉のように辺り一面に広がる。そして、ヘリコプターが着陸態勢に入る頃、大きいもので長さ300mを超えるプラットホーム(海上油田生産設備)が全貌を現す。
著者
村島 正彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.839, pp.88-93, 2007-01-08

間口3.8mの短冊状の敷地で、しかも軟弱地盤。都市部にはよくある敷地だが、こうした条件下でも意匠性をおろそかにしたくないというのが設計者の本音だろう。連載第3回は、鉄筋コンクリート(RC)造と木造の混構造を採用した住宅を取り上げる。RCで強度を確保しつつ、木造を組み合わせて建物荷重を小さくし、構造の合理的解決を図った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.812, pp.14-17, 2005-12-26

構造設計者が置かれている立場はどれほど厳しいのか、建築界は法令を犯しかねないほどのプレッシャーを受けているのか──。本誌では、その実態を探るため、読者などを対象に緊急アンケート調査を実施した。結果は、今回のような事件が続きかねない状況が垣間見えるものとなった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1102, pp.53-56, 2001-07-30

7月のある日の昼過ぎ、神奈川県内の私鉄の駅前——。酷暑の中を黒塗りの車から降りたスーツ姿の男が、近くの小さな婦人服店に向かって歩き出す。外から店内を覗き込んだかと思えば、キョロキョロしながら店の周辺を速足で歩き回る。そして今度は近くのコンビニエンスストアに入り、売り場を入念にチェックする。 「うん、いけるな。出そう」——。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1402, pp.122-124, 2007-07-30

7月3日、JFE条鋼の姫路製造所の電気炉(電炉)では、いつものように建材や自動車鋼板、金属製品の端材など鉄スクラップを溶かして、液状の鉄(溶鋼)に再生する作業を進めていた。午後11時32分。防護服を着た作業員が電気炉内の溶鋼を長い柄杓のような道具で取り出し、溶鋼の炭素濃度などを目視でチェックした。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1002, pp.52-56, 1999-08-09

7月1日、旭化成工業は1935年から続けてきた食品事業を、工場や従業員などと合わせて約240億円で日本たばこ産業(JT)へ譲渡した。市場や技術が化学品や繊維と異なること、旭化成よりも強い会社が多いことなどが売却の理由だ。 今回の事業譲渡では、従業員対策に力を入れた。