著者
山田 剛良
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.921, pp.150-154, 2006-03-13

2006年7月1日の施行が秒読みになったRoHS指令。有害物質としてPb(鉛)を規制の対象にしたことで,「古くて新しい技術」である導電性接着剤が,あらためて注目されている。低温での実装が可能な点や高い耐熱性といった特徴が,Pbフリー化が進む電子機器で懸念される実装の問題を解決する現実的な手段として有望視されているからだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.692, pp.5-7, 2001-05-14

築系技術従業員数が100人以上の大事務所では,半年間で一人当たり736万円を受注—。本誌が全国の主要な設計事務所を対象に,昨年10月から今年3月までの建築設計・監理業務の受注実績を尋ねたところ,このような結果が出た。同様に,50人以上100人未満の中事務所では616万円,50人未満の小事務所では572万円だった。
著者
橋本 宗明 山川 龍雄 熊野 信一郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1099, pp.26-39, 2001-07-09

「コンフェデレーションズカップで準優勝したサッカーの日本代表といった心境でしょうか」 九州北部を地盤とするディスカウントストア(DS)、Mr Max(ミスターマックス、本社福岡市)の平野能章社長はこう言って笑う。 同社は昨年12月、千葉県幕張地区に首都圏初となる新習志野店をオープンしたばかりだ。幕張は、流通企業が今、最も注目している場所である。
著者
李 東生 井上 裕
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1298, pp.96-99, 2005-07-04

問 売上高は伸びているのに、直近の1〜3月期は最終赤字でした。TCL集団はこれまで順調に成長してきたのに、いったい、どうしたのですか。 答 2つの要因があります。1つは、仏トムソンとのテレビの合弁事業、そして仏アルカテルとの携帯電話機の合弁事業が損失を出したのです。もう1つは、TCL本体の携帯電話事業が昨年下半期から赤字に陥ったことです。
著者
大槻 眞
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.194, pp.52-55, 2000-11

大槻 創業後、最初の二年は会社が存在し続けることが経営の主たる目的でした。その次の二年はとにかく売り上げをきちっと伸ばす。さらに、その次の二年は利益がとれる体質にする。いまは、その二年の半分を終えたところですね。——成長スピードもさることながら、社員数がわずか五〇人というのも驚きです大槻 正確にいうと、レギュラーの人間(正社員など)は三三人です。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.543, pp.64-65, 2012-05-14

日本の建設会社と建設コンサルタント会社の海外受注状況を地域別にまとめたのが下のグラフだ。海外建設協会会員の2010年度の海外受注額は9072億円。29年ぶりに7000億円を割った09年度からは回復したものの、過去最大だった07年の半分強にとどまる。 韓国の建設会社が中東での受注を大きく伸ばしているのに対し、日本企業の中東での受注は縮小。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.538, pp.48-51, 2012-02-27

政権交代以降、国土交通省は高速道路の新規整備事業を凍結したり、一部の区間を無料化したりした。だが、凍結した事業は再開し、無料化も1年で継続断念。結局、元の方向性や仕組みに戻っただけだった。 実質的に何も変わらなかった一例が、事業がいったん凍結された東京外かく環状道路(外環道)だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1563, pp.48-51, 2010-10-25
被引用文献数
1

部屋の中を行ったり来たりしながら、床のゴミを吸い込む自走式の円盤形ロボット「ルンバ」。 2002年の発売以来、世界40カ国以上で累計500万台を売り上げる大ヒット商品だ。店頭での実演販売や、テレビの通信販売番組でおなじみの読者もいるだろう。 ルンバの発売元は、米マサチューセッツ州に本社を置くアイロボットだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.698, pp.76-78, 2001-08-06

大阪教育大学付属池田小学校の児童殺傷事件と同じように,学校内で発生した殺人事件だった。2年前に起こった。 1999年12月21日(火曜日)午後2時ごろ,京都市伏見区にある市立A小学校の北門から侵入したと思われる男性が,運動場のジャングルジムで遊んでいた小学2年生の男子児童に刃物で切りつけた。首を切られた児童は,近くの病院に救急車で運ばれたが,出血多量で死亡した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.189, pp.68-70, 2000-06

会社の先行きを心配する人の声に、素直に耳を傾けられないのがワンマン経営者の悪い癖だ。過去の成功体験だけにしがみつき、時代についていけなくなれば、会社もろとも転落しかねない。中堅建設資材メーカーのオーナーは、取引先からのリストラ勧告を最後まで無視し、多額の設備投資を強行して倒産への道を突き進んだ。
著者
前田 武志
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1641, pp.84-86, 2012-05-14

4月20日、前田武志・国土交通大臣への問責決議が参議院で可決された。4月15日の岐阜県下呂市長選で、業界団体に、告示前に送付された特定候補の支援要請文に、前田大臣の署名が記載されていた。これが公職選挙法で禁止されている「事前運動」に当たるとして、野党が反発したためだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1552, pp.80-82, 2010-08-02

8月に入り、日本列島は夏本番を迎えた。例年この時期、都市部で問題になるのがヒートアイランド現象だ。周辺地域に比べ、都会の気温が高くなる現象のことで、熱中症で救急搬送される人が増えたり、ゲリラ豪雨が発生したりする原因とも考えられている。 今回紹介する技術は、そうしたヒートアイランド対策の1つとして2001年以降、急速に普及が進む屋上緑化だ。
出版者
日経BP社
雑誌
D&M日経メカニカル
巻号頁・発行日
no.584, pp.135-139, 2003-05

ル・マン制覇。どん底からはい上がり,ついには頂点を極めた。この達成感がマツダを覆う。しかも,世は1980年代後半から盛り上がったバブル景気の真っ盛り。怖いほどの快進撃が続く。その美酒に,マツダは酔いしれた。 拡大する販売に対応するため,同社は1989年,販売系列をそれまでの3系列から一気に5系列に増やす超拡大路線を打ち出す。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.271, pp.49-52, 2012-05

サービス付き高齢者向け住宅を中核に、介護と医療の11サービスで構成する「あやせコミュニティパーク」。同じ建物の中で、サ高住入居者の状態の変化に応じた適切なケアを提供できるのが強みだ。開設から1年がたち、各サービス間の連携もうまく取れるようになった。 昨年4月1日、東日本大震災後の混乱が続く中、東京都足立区でユニークな介護・医療の複合施設が産声を上げた。
著者
大井 智子
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.446, pp.30-37, 2008-04-25

3月25日、世界最長の木造歩道橋である静岡県島田市の蓬莱橋が、約8カ月ぶりに全面開通した。2007年の台風4号の被害で約70m分が流された。130年の歴史を持つ橋はたびたび被災しており、2005年に災害復旧と改良の工事を終えたばかりだった。島田市は今回の災害復旧に合わせて右岸側に根固めブロックを新たに設置し、対策の効果を検証する。
著者
宮坂 賢一
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.276, pp.108-111, 2007-09

6月19日、置き薬(配置薬)で業界2位の三洋薬品工業(東京都台東区)が民事再生法の適用を東京地裁に申請した。負債総額は124億3300万円(帝国データバンク調べ)と、直近の売上高154億円(2006年7月期)に迫る。 三洋薬品工業は、1930年に置き薬を販売する個人会社として出発。1955年に株式会社に改組してから50年以上の歴史を持つ老舗企業だ。
著者
栗和田 榮一
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1076, pp.129-131, 2001-01-29

昨年6月3日、当社の取締役会において私の社長解任動議が提出されました。そして、いったんは空席となった社長職の後任を決めるに当たって私も候補に挙がり、多数決の結果、再選するという"事件"を経験したのです。 16日後の6月19日、当社の株主総会。クーデターに関わった代表取締役副社長2人が会社を去りました。そして同じく他の代表取締役には代表権を返上してもらいました。
著者
加藤 光男 關 淳一 川勝 平太
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.401, pp.78-81, 2006-06-09

川勝 万博で元気になった名古屋などに比べて,大阪は少し取り残されたような状況にありました。しかし,ここへきてビッグプロジェクトが相次いで動き出してきたようですね。關 今後1〜2年で大きな動きがあります。大阪駅の北ヤードでは,現在,先行開発地区の事業者募集を進めており,これから再開発がスタートします。
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.316, pp.72-74, 2002-07

今、最も競争の激しい「客単価3000円居酒屋」業態で急成長しつつあるのが「がぜん」だ。東京・上野の他、千葉県内を含めて既に7店舗(惣菜店「がぜんだいにんぐ」1店を含む)を展開、さらに多店化を本格的に進めようとしている。 上野本店は、雑居ビルの7階という目立たない立地にありながら、56坪(184.8)で月商1600万円。