著者
樋口 智幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.852, pp.86-91, 2007-07-09

山口県美祢市につくられた新しい刑務所が今年5月、受刑者を迎えた。国内初のPFI方式による収容施設として、官民協働で建設・運営する「美祢社会復帰促進センター」だ。従来の刑務所のイメージを大きく変える、開かれた施設とその成立の背景を解説する。(樋口智幸) 山口・宇部空港から車で約1時間。山口県西部の中心に位置する美祢市は、かつて炭坑の町として栄えた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1078, pp.4-6, 2001-02-12

2月半ば、西武百貨店役員のOB会であるかの如き集まりが開かれる。和田繁明氏、米谷浩氏、堀内幸夫氏…。歴代社長のほか役員経験者、現在の主要経営陣が一堂に会する。 しかし会の目的は、昨年事実上倒産したそごうの再建だ。1月末の債権者集会で再生計画案が可決されたそごうは、西武との業務提携を決めた。
著者
中前 忠 佐藤 吉哉
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1438, pp.8-11, 2008-04-21

答 米国の家計が賃金所得よりも借金に頼って消費し、その消費をテコに米国以外の国が輸出を増やして成長する。今回の米サブプライムローン問題を契機に、世界経済を牽引してきた構図は完全に崩壊しました。 実は、崩壊に至る過程は米国の貯蓄率と金融資産の利回りの推移が示しています。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.887, pp.127-129, 1997-04-21

規制緩和後の「自由な世界」のルールづくりは法律家の役割だ。英国ではビッグバンを機に,法律事務所が変身,巨大化した。弁護士500人以上の大規模事務所が5つ。海外にも進出している。弁護士の人数が少ないうえ,意識変革が遅れる日本。日本版ビッグバンを成功させるには,英国に学ぶ点が多い。
著者
有吉 道夫 寺山 正一
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1492, pp.102-104, 2009-05-25

問 73歳でいまだ現役。プロ棋士としては最高齢だそうですが、なぜずっと闘志を燃やし続けることができるのでしょうか。 答 「若い者にこれだけは負けないぞ」というものを、何か1つぐらいは見つけ出したいといつも考えているからです。 能力的には若い人にはもう追いつけない。能力が落ちていることは、私自身はっきり分かっているのです。
著者
清水 達哉 野口 靖貴
出版者
日経BP社
雑誌
日経Windowsプロ (ISSN:13468308)
巻号頁・発行日
no.57, pp.118-121, 2001-12

従業員200人のY社では,これまでクライアントPCの管理を現場任せにしてきた。ところが,最近になって公開サーバーや社内システムが,Nimdaに感染する被害を受けてしまった。これを機会に,システム部門は社内の管理体制を強化したいと考えている。そもそも,どのような管理体制を敷けばいいのか。その先にどのようなメリットが得られるのか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1174, pp.78-80, 2003-01-13

おとなしい少女だった。小学校の通信簿にはいつも「授業中ほとんど手を挙げない」とか「目立たないお子さんです」と書かれた。昨年4月に従業員200人強の通信会社、JENS(ジェンズ)の社長になった高井瑞穂は、今でも大勢の前で話をするのが嫌いだ。寄り合い所帯をまとめる力 けれども前社長の中野豊(現会長)は「次の社長は高井しかいない」と思った。
著者
大久保 昇
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1508, pp.116-119, 2009-09-21

京都地方検察庁の捜査官が自宅に訪ねてきたのは今年5月19日の昼過ぎです。その3日ほど前から、自宅周辺に張り込んでいる記者たちが急に増え、「何か重大な出来事が私の身に迫っているに違いない」と不安を覚えていました。 嫌な予感は的中しました。捜査官に促されて玄関を開け、報道陣を掻き分けながら待機していた自動車に乗り込みました。
著者
井上 雅博
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.597, pp.74-76, 2004-04-05

ヤフー日本法人の誕生半年後から社長を務め、株式時価総額4兆円を超すまでに育て上げた。勝ち組ネット企業の代表格だが、意外にも売り上げ至上主義ではなく、「お金は後からついてくるという信念」でページビューを増やしている。「サービス用のサーバーへの投資をケチったことは1回もない」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.609, 2015-02-09

今後15年間で総額4兆円に上る事業が見込まれる高速道路の大規模更新・修繕市場。事業化で先陣を切る首都高速道路会社に続いて、阪神などほかの高速道路会社5社についても、実施する工事箇所や年度が明らかになってきた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.220, pp.100-104, 1998-11-27

この駅は,周辺の将来像をイメージしながら見たほうがいいかもしれない。今はまだ常総の田園にぽつりと置かれた感じで,風景になじみきっていない。というのも,オフィスビルなどの都市機能が建ち並ぶ将来の街の姿をイメージして設計してあるからだ。 「ひたち野うしく駅」は茨城県牛久市に,JR常磐線の新駅として今年3月に開業した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1059, pp.63-70, 2011-06-27

「2003年に『Centrino』でパソコンのモバイル化を実現したように、今こそパソコンを再発明する時だ」(米Intel社 Executive Vice PresidentのSean Maloney氏)。 「2015年に出荷されるノート・パソコンのうち、約40%がARMベースのものになるだろう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.464, 2009-01-23

●大型クレーン車の配置場所や進入経路、建材の移動経路などを画面上で検討できる。三次元モデルの表示用ソフト「オートデスク・ナビスワークス」が別途必要。●ブームの角度や伸縮の長さ、アウトリガーの張り出し幅などを、三次元モデルを動かしながら確認できる。現場の状況に合わせて、作業に適したクレーン車のスペックなどを決めることができる。
著者
北川 慎介 伊藤 暢人
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.349, pp.62-64, 2013-10

2020年、東京五輪開催が決まり、中小企業の先行きにも明るさが出ると期待を寄せる。中小企業をグローバルニッチと小規模事業者に分け、双方に合った政策を打ち出したいと語る。今回から、安倍政権の中小企業政策の方向をキーパーソンに聞いていく。
出版者
日経BP社
雑誌
日経Linux (ISSN:13450182)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.67-72, 2005-01

待望のFedora Core 3が2004年11月8日(米国時間)に公開された。主な機能強化点や新機能は,コンパイラのバージョンアップ(gcc3.4の採用),最新デスクトップ環境の採用(GNOME 2.8.0とKDE 3.3.0),日本語入力環境の改善,などである。一段と使いやすくなったFedora Core 3の全体像を紹介する。
著者
和田 紀夫 井上 裕
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1287, pp.102-105, 2005-04-11

1985年の旧電電公社民営化から、この4月でちょうど20年を迎えた。通信再編や競争対応も重要だが、人口減こそが深刻と危機感を募らせる。顧客本位にNTTを作り替えると、決意を語る
著者
清野 克行
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.837, pp.134-137, 2013-06-27

さらにシステムの改善を進めていこう。「Web SQL」というデータベースをクライアント上に追加し、仕訳データをバッチ処理によって、クラウド上のサーバーに送る形態だ。その構成を示したのが次ページの図3である。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.878, pp.120-123, 1997-02-17

日銀法改正が50年ぶりに実現する。単なる金融の行政機関から金融市場の番人に変わるという。「これでバブルは起きなくなる」と,断言できるわけではない。要するに,これで日銀が市場の信頼を得られるかどうかだが,巧妙な政府の干渉が待ち受けていることに,誰も気づかない。
著者
石田 和康 藤沢 久美
出版者
日経BP社
雑誌
日経マネー (ISSN:09119361)
巻号頁・発行日
no.334, pp.146-148, 2010-09

石田 サウジアラビアは「眠れる巨人」と呼ばれている国です。ポテンシャルは大きいけれど、外国資本に対する様々な規制があって、経済成長の足かせになっていた。それが、新国王の開放政策によって、急速にグローバル化しつつあるんです。中東の友人たちは、「いよいよ巨人が目覚める」と大騒ぎしていますよ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.12, no.7, pp.62-66, 2003-08

深夜の東京・丸の内。接待で遅くなったA氏は携帯電話を取り出し、iモードに接続してパスワードを入力した。間もなく画面に、周辺を走行中のタクシーの識別番号がいくつか表示された。最も近くにいるタクシーの番号を選ぶと、乗務員が電話に出た。 「A様ですね。いつもありがとうございます。