出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.298, pp.20-23, 2009-07

社員には「いつも笑顔やで。忙しいときに顔がひきつっとるようではプロとして未熟や」と教えています。 一流のレストランのウエイターなどのプロは、どんなに店が忙しくても笑顔を絶やしません。余裕があるように見せながら、仕事は素早くこなします。 私は「技術を磨かなあかん」「熟練度を高めなあかん」と現場の社員に伝え続けています。
著者
Ghosn Carlos 井上 裕
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1286, pp.50-52, 2005-04-04

問 最近、高い業績を残している会社をよく見ると、社員のモチベーションが高く、トップもその重要性を強く認識している。社員がしっかり動機づけされた「モチベーテッド・カンパニー」でなくては成功はない、ということですね。 答 モチベーションは実は、最も重要な会社の資産です。どんな事業であれ、利益を出し、成長するには社員の高いモチベーションが必要です。
著者
日比 恆明
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.230, pp.54-57, 2003-11

戦後の長い間、多くの日本酒には醸造用アルコールや糖類が混入され、ちょっと前まで、日本酒は「マズい酒の代名詞」であった。だが、80年代中頃から、吟醸酒などの上質な酒が急激に市場に出回るようになると、「日本酒を見直そう」という動きが盛り上がる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.425, pp.59-74, 2010-05

応募の締め切り:9月30日(応募総数501)/第1次審査:10月中旬(辻調グループ校の教授陣による書類選考。合議のうえ、最終的に50品を決定)/第2次審査:12月23、24日(辻調グループ校において、1次審査を通過した50品を応募のレシピに従って試作。
著者
藤原 秀次郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.11, no.10, pp.24-27, 2002-11

●——しまむら単体は34期連続の増収で、しかも連結売上高はここ数年、2ケタ成長の好業績を続けています。その秘けつは何ですか。藤原——私たちは生活に密着した堅調な商売ということで地味な会社ですから、普通に伸びているつもりなんですよ。周りの環境がこうなっていますから、そう言っていただくとありがたいですね。 ただし、結構いろいろなことをやっていますよ。
著者
加藤 光男
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.901, pp.18-27, 2009-06-08

人口4万人の大船渡市に2008年11月に完成した複合文化施設である。1100人収容のホールと図書館、マルチスペース、展示ギャラリーなどで構成される。来館者はオープン後5カ月間で10万人を突破した。 市内の飲食店の店主に施設のことを尋ねると「市内の名所である穴通磯がモデル」と説明してくれる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.364, pp.14-15, 2004-11-26

東京・西新橋で建設中の虎ノ門法曹ビルでは,仮囲いを若手アーティストの屋外展示ギャラリーとして提供。その一部に協賛広告を募っている。繁華街の建設現場では,大きな面積を占める仮囲いは魅力的な宣伝媒体になり得る。行政区に申請して許可を受ける必要はあるが,広告を掲載すれば収益が期待できる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.304, pp.54-55, 2002-05-24

新大阪駅から地下鉄御堂筋線で北へ数分。大阪市から吹田市に入り,北大阪急行線に乗り入れると,辺りには緑が増える。同急行の桃山台車庫はこうした都市の周縁部にある。車庫の増設に当たって,鉄筋コンクリート造のスラブがむき出しになっていた既存車庫の屋上を緑化した。 「吹田市との協議で,周囲の緑に合わせてスラブ上を緑化してほしいとの要望が出された。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.923, pp.92-97, 2006-04-10

自動車やマンションなどの高額な耐久消費財が,飛ぶように売れ始めた。住居用とは別に投資目的でマンションを購入するなど,消費意欲が目立って旺盛になっている。「実感するようになったのはここ2〜3年のこと。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1052, pp.42-47, 2000-07-31

今から5年前、シスコシステムズがこんな大企業になるとは、まだ誰も思っていなかった時のことである。ハワード・チャーニーは深い苦悩の中にいた。自分の会社をシスコに売るべきか、それとも予定通り公開すべきか——。 事業は順調に伸び、利益も出るようになった。公開すれば当然、高い株価が付くだろう。従業員もそれを期待していることは痛いほど分かる。
著者
佐々木 則夫 山川 龍雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1605, pp.102-105, 2011-08-29

問 社名からは地域色が強い印象を受けますが国内最大手で、インドやタイの自動車塗料のシェアはトップ。どう海外を攻めているのでしょうか。 答 初めは自動車メーカーが進出した後を追って、ついていっただけです。でも、自動車向けや工業用だけやと浮き沈みが激しい。そこで、一般家庭でも使われる塗料を世界中で売らなあかんと。
著者
岡村 正 野村 裕知
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1175, pp.94-97, 2003-01-20

答 昨年は1カ月早くやりました。早めにみんなで意思統一をしておこうと考えたからです。2002年は3つの重大テーマがありました。まず、世界競争の中で戦えるコスト構造の確立です。固定費では、いわゆる早期退職勧奨制度で国内人員の12%削減、グループ人員の10%削減を目指しました。 2つ目は、将来に向けどういう成長のエンジンを用意するのか。
著者
北方 雅人
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.278, pp.104-107, 2007-11

青果物を大きさや品質によって選別する選果機の最大手。高い技術力で業界をけん引してきた。「お家騒動」で創業家が退き、メーンバンクから社長が3代にわたって送り込まれる。市場縮小の中、売り上げの確保を優先し、リストラやコスト削減が後手に回った。監査法人の交代がきっかけで不明朗な在庫評価が発覚し、既に瀕死状態だった会社を直撃した。
著者
宮坂 賢一
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.314, pp.140-143, 2010-11

ジャスダック上場のアーム電子(東京都八王子市)は、8月23日、東京地方裁判所に民事再生手続き開始を申請した。 電気製品の試作に使う基板を短納期で生産し、業績を伸ばした。通常なら1週間近くかかる多層基板の試作を3日ほどで仕上げるスピードが売りだった。 しかし、リーマン・ショックなどにより大幅な赤字を計上していたところに、子会社の架空売り上げ計上が発覚。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1028, pp.44-48, 2000-02-14

三菱商事と資本・業務提携の合意を交わした直後の1月下旬、ローソンの藤原謙次社長は、欧米の機関投資家に上場計画を説明するため渡航した。 「欧米の機関投資家は、Eコマース(電子商取引)の拠点となる日本のコンビニエンスストアに強い関心を示している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1313, pp.30-33, 2005-10-24

男は飲みかけのカップ酒を飲み干すと、運転席の後ろに敷いてある布団に潜り込んだ。静寂に包まれた千葉港。しばらくすると、10トントラックから灯が消えた。 2005年10月7日。時計の針は午前0時を回っている。出発から30時間強、ひたすらトラックを走らせた男に与えられたつかの間の休息だった。 その男、「忠さん」は長崎と東京を結ぶ長距離トラックのドライバーである。
著者
西村 崇
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.218, pp.42-47, 2011-06

「今年の夏はあの状況がずっと続くのだろうか」。カブドットコム証券で自社システムの開発に携わる谷口有近さん(社長付 IT戦略担当)は、憂鬱になっている。 あの状況とは、谷口さんが昨夏オフィスで経験した厳しい暑さのこと。開発作業を進めるため、谷口さんをはじめとするシステム部門のメンバーは、土日に出社する必要があった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1464, pp.6-9, 2008-11-03

欧米市場の株価下落や急激な円高を受けて、日経平均株価が26年ぶりの安値となる7162円90銭まで沈んだ10月27日。追い打ちをかけるようにキヤノンが大幅な業績下方修正を発表した。8期連続で増収増益を記録してきた"常勝"キヤノンが2008年12月期でついに減収減益に陥る見込みになったのだ。しかも、連結売上高は前期比5.2%減、営業利益は23.3%もの大幅な減少を予想している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.650, pp.90-95, 1999-10-04

KANAZ FOREST OF CREATION ART CORE / Architect: Kyoto University Kobayashi Masami Lab., Japan Development & Construction 「金津創作の森」では,住民登録を経て正式に町民となった様々なジャンルのアーティストたちが暮らしながら作品を制作している。20haを超える緑豊かな敷地内では,ガラスや陶芸の工房が既に稼働し,一般を対象とした工芸教室も行わ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.641, pp.34-39, 2008-02

2007年12月21日,三菱化学鹿島事業所の第2エチレンプラントで火災事故が発生した(図1)。火元は,ナフサをエチレンに分解するための炉(分解炉)。分解ガス冷却用のオイルが配管から漏れ,何らかの理由で着火,半日近くにわたって燃え続けた。 当時,火元の分解炉はメンテナンス中だった。事故が発生したのは,ほぼすべての作業が終わり,分解炉を通常稼働に復帰させる直前である。