著者
駒井 匠
出版者
立命館大学
巻号頁・発行日
2014-03-31
著者
大島 堅一 植田 和弘 稲田 義久 金森 絵里 竹濱 朝美 安田 陽 高村 ゆかり 上園 昌武 歌川 学 高橋 洋 木村 啓二 櫻井 啓一郎
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2012-04-01

日本の地域分散型エネルギーシステムへの移行には次の方策が必要である。第1に経済性向上のための対策が必要である。分散型エネルギーの経済性を高めるには、技術革新と制度改革とを並行して進める必要がある。第2に、分散型エネルギー中心の電力システムに改革するには、変動電源の安定化やデマンド・レスポンスなどの対策を効果的に講じなければならない。第3に、政策転換の不確実性の克服である。この際、集中型エネルギーシステムと分散型エネルギーシステムとの間で政策的バランスを取る必要もある。第4に、公正かつ中立的な電力市場をつくる必要がある。
著者
河原 典史
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010-04-01

本研究は、カナダのブリティッシュコロンビア州における日系(日本人)ガーディナー(庭園・造園業)の歴史的展開を4期にわけ、民族産業としての成立とその再編について考察した。第1期は1900年代初頭にあたり、日本庭園の模索期になる。1920年代から太平洋戦争開戦にあたる第2期では、排斥によって漁業・製材業界などから締め出された日本人のなかには、庭園業で活躍する人々も少なくなかった。1947年から1960年代初頭にあたる第3期では、戦前からの経営者のもと、二世・帰加二世が雇用者として活躍した。1970年代になり、戦後の移住者を迎える第4期では、造園業の技術が日本・アメリカから導入されるうようになった。
著者
粟谷 佳司
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2018-04-01

本年度も昨年度から引き続き、表現文化と市民運動が交差する領域に関して、文献・資料調査と聞き取り調査により分析を行った。本年度の研究では、昨年度から継続している、鶴見俊輔の文化・芸術論と市民運動に関わる活動の表現文化への影響について、文献・資料による分析を行った。併せて、市民運動と交差した表現者たちの実践について、1960年代後半の社会状況から1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)での活動につながる表現や言説を、関連する著作や雑誌(『美術手帖』『デザイン批評』『うたうたうた フォーク・リポート』を中心とした美術、ポピュラー音楽関連雑誌)の内容分析により検証した。研究では、表現者たちの活動が、いかに1960年代後半の社会状況と交差して作品や著作に実践されたのかということを、表現文化の社会への関わりという観点から考察した。また、昨年度に行った「ベ平連」の関係者への文化実践に関する聞き取り調査の分析と並行して、本年度も片桐ユズル氏への聞き取り調査を行った。調査では、片桐氏が編集・発行していたミニコミ(『かわら版』)や著作の内容への聞き取りを中心に、市民運動という空間が著作や表現活動に与えた影響について考察した。特に、鶴見や「ベ平連」の関係者との交流が、表現活動における着想の一つとなっていたことを検証した。また、9月には片桐氏の紹介によりジェームス・ドーシーJames Dorsey氏(ダートマス大学)と京都で面会し、1960年代後半の日本のフォークソング運動と音楽文化に関して意見交換を行った。研究業績として、本年度は学会報告(日本ポピュラー音楽学会第31回大会)、公開講座での報告(朝日カルチャーセンター芦屋教室)、著書(共編著)の出版を行った。
著者
サトウ タツヤ
出版者
立命館大学
雑誌
立命館人間科学研究 (ISSN:1346678X)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.193-203, 2004-03
著者
文京洙
出版者
立命館大学
雑誌
立命館国際研究
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, 2005-06