著者
宮崎 慎一 野田 裕之 森田 照美 上萬 恵 岡田 睦博 守山 泰生 鈴木 一則 竹内 勤
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.104, no.9, pp.1359-1364, 2007 (Released:2007-09-05)
参考文献数
12

症例は64歳男性.前胸部痛および右下腿浮腫にて当院受診,精査目的に入院となった.両側胸水を認めたため,穿刺したところともに乳糜胸水であり,左胸水の細胞診で低分化型腺癌を認めた.精査にて4型胃癌が原発巣であると診断した.両側乳糜胸水を来す胃癌は極めてまれであり,また乳糜胸水から淡黄色の胸水への変化が認められ,乳糜胸水の成因を考える上で示唆に富む症例であると思われたため報告する.
著者
井口 悦男
出版者
Japan Cartographers Association
雑誌
地図 (ISSN:00094897)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.1-12, 1982-09-30 (Released:2011-07-19)
参考文献数
8
被引用文献数
1

新潟附近の陸軍による迅速測図は, 明治24年版から同33年版に至る, 約10年間に, 越後平野のほぼ全域にわたり, 一部周辺を含んで, およそ100面に達していた。
著者
電通 編
出版者
電通
巻号頁・発行日
vol.昭和42年版, 1967
著者
柳田 智也 サクテイ サクリアニ 中村 哲
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.63, no.4, pp.1149-1158, 2022-04-15

同時音声通訳システムは,話者の発話中に翻訳を行い音声を生成する.その実現のために,文より短いテキストから,音声を生成する逐次音声合成が必要である.本論文は,同時音声通訳システムの実現を目指して,日本語における逐次音声合成の提案を目的とする.先行研究は,逐次音声合成のために使用する言語特徴を制限し,合成範囲を単語としている.しかし,日本語音声合成は,アクセント句と呼ばれる単位が重要であり,単語の逐次音声合成が,音声品質と遅延のトレードオフとして適さない可能性がある.本論文では,日本語逐次音声合成のため,逐次音声合成の言語特徴を提案する.そして,言語特徴の組合せから,遅延と音声品質に最適な合成範囲を決定する.実験結果より,アクセント句から呼気段落の合成範囲が音声の品質を保持するために必要であることを示した.さらに,遅延評価を通して,アクセント句が日本語の逐次音声合成へ適することを示した.

1 0 0 0 映画情報

出版者
国際情報社
巻号頁・発行日
vol.37(8)(240);8月号, 1972-08

1 0 0 0 OA 黄金鷲

著者
馬場のぼる 著
出版者
昭文社
巻号頁・発行日
1948
著者
木村 恵子 並河 良治 曽根 真理
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
環境工学研究論文集 (ISSN:13415115)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.205-214, 2006-11-17 (Released:2011-06-27)
参考文献数
23
被引用文献数
1

スパイクタイヤの禁止に伴い, 冬期の交通安全確保のために凍結防止剤を散布することは必要不可欠なものとなっている. 近年は凍結防止剤の散布量が増加し, その環境への影響を懸念する声が高まってきている. 本研究では, 凍結防止剤の飛散量に関する物質収支把握, 植物への凍結防止剤噴霧試験, 全国での土壌塩分調査等を行い, 凍結防止剤による植物への影響について検討した. この結果, 土壌から植物へは影響の可能性が低いこと, 植物の地上部への付着による影響は路肩端から3mから5m程度以内で影響を及ぼす可能性があることが確認された. 国総研では, 平成13年度から凍結防止剤による沿道植物への影響に関する研究を行ってきた. 本論文は, これまでの研究成果をとりまとめるものである.
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1972