著者
木村清司 著
出版者
清水書店
巻号頁・発行日
1926

19 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1888年01月24日, 1888-01-24

19 0 0 0 OA 経済学全集

著者
福田徳三 著
出版者
同文館
巻号頁・発行日
vol.第5集 社會政策研究 第五分冊, 1928
著者
明治編年史編纂会 編
出版者
財政経済学会
巻号頁・発行日
vol.第15卷, 1936
著者
野原 将揮
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
pp.1-170, 2016

早大学位記番号:新7304
著者
高橋 義明
出版者
行動経済学会
雑誌
行動経済学 (ISSN:21853568)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.95-98, 2017 (Released:2017-06-01)
参考文献数
15

高齢化等とともに日本の国民医療費は増加を続けている(2013年40兆円).うち薬剤費が医療費の22%を占めており,政府は医療費節減の柱としてジェネリック医薬品(GE)のシェアをなるべく早い時期に80%以上とする目標を掲げた.目標達成のために品質等に関する信頼性向上,情報提供の充実などを進めるが,目標は達成できるのであろうか.本研究では全国25~44歳の男女に対して行った経済実験(n=4,589)から,処方箋のデフォルトを新薬またはGEにした場合のそれぞれのGEの選択率を算出した.また,情報提供の方策として差額通知があるが,差額を通知した場合に選択率に有意な差が生まれるかを検証した.その結果,処方箋のデフォルトをGEとした場合(GEの原則化)は政府目標を達成できることが明らかになった.GEの原則化には予算措置等の追加費用がほとんどかからず,2兆円前後の削減効果が見込まれ,費用対効果も大きい.一方,差額通知は差額が大きい場合にはGEシェア引き上げ効果があるが,GEの原則化をしない場合には政府目標に届かないことが予想された.今後は一人当たり医療費が多い高齢者を対象とした研究などが必要である.
著者
名古屋 貢
出版者
新潟大学
雑誌
環日本海研究年報 (ISSN:13478818)
巻号頁・発行日
no.16, pp.63-75, 2009-02
著者
島崎藤村
巻号頁・発行日
vol.島崎藤村書簡 立川雲平宛, 1911-05-27
著者
三上 正利
出版者
一般社団法人 人文地理学会
雑誌
人文地理 (ISSN:00187216)
巻号頁・発行日
vol.9, no.5, pp.323-339,401, 1957-12-30 (Released:2009-04-28)
参考文献数
73

In Western Siberia it was in the late Palaeolithic Age that men came to liver for the first time (Cf. Fig. 1). They enlarged their dwelling. area as far as_ the lower Ob River in the Neolithic Age (Cf. Fig. 2). The first farming of Western Siberia was begun in the southern part of it at the Andronovskaya epoch (1700-1200 B.C.). The northenmost bounds of agriculture in the end of the Bronze Age were along the line of Kurgan, Petropavlovsk and Omsk. In other words, they were in the southern part of the forest steppe zone. In the part of the Minusinsk Basin, irrigation-farming was begun at the Tagarskaya epoch (700-100 B.C.). About the fifth century, they started to till the fields with plough under the influence of China. S.V. Kiselev states that hack-tilling with irrigation played the main role in the rise of the Türk people(_??__??_)in the Altay in the sixth century and that plough-tilling with irrigation came to have an important meaning in the rise of the Kyrgys people(_??__??__??_)in the upper Yenisey River in the tenth century. The agriculture in Southern Siberia, which had developed comparatively highly in the ancient time, fell into decay in the latter period.When the Russian people began colonizing in the end of the sixteenth century, the northernmost bounds of agriculture by the native peoples had moved up to the north as far as the line of Tobolsk, Tomsk and Krasnoyarsk. In other words, they were in the south of the forest zone. Only the Tatars of the Siberian khanate were tilling with plough, and the rest peoples were tilling with hack. In general, agriculture was mere the supplementary means of industry to hunting, fishing and stock farming. There were some peoples who didn't engage in agriculture. From the oldest times, Western Siberia had been the mixed area of the race of the mongoloid type and the race of the europeoid type. There were Mongoloid peoples in the north and Europeoid peoples in the south. In the Minusinsk Basin, however, mongolonization came to have a remarkable meaning at the Tashtykskaya epoch (1c. B.C-4c. A.D.). It means the process of Turkicization in the fields of both language and civilization, in which the peoples called the Tatars by Russians were formed, in the Altay and the middle and upper parts of the Yenisey River.
著者
金 玲花 中野 亜里沙 安藤 元一 Kim Ryonghwa Arisa Nakano Motokazu Ando
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.137-144,

自由行動ネコが野生鳥獣にどのような捕食圧を与えているか,神奈川県厚木市で調査した。神奈川県自然環境保全センターの傷病鳥獣保護記録を調べたところ,保護鳥獣の10%はネコに襲われたものであり,キジバトやスズメなど地上採餌性の種,あるいはヒヨドリなどの都市鳥が多かった。育雛期である5-7月には鳥類の巣内ヒナが半数以上を占め,ネコの襲いやすい位置に営巣するツバメなどが多かった。同市の住宅地帯および農村地帯におけるアンケート調査では,ネコは13%の世帯で飼育されていた。このうち屋外を自由行動できる飼いネコの比率は,住宅地で29%,農村で59%であり,生息密度に換算すると住宅地で2.2頭/ha,農村で0.35頭/haと推定された。こうしたネコが家に持ち帰る獲物の種類は,住宅地では小鳥と昆虫が多く,農村ではネズミ,小鳥や昆虫など多様であった。持ち帰った獲物の半分以上は食されなかった。これらのネコが年間60頭程度の鳥獣を捕らえると仮定すると,1年に捕食される鳥獣はそれぞれ132頭/ha,21頭/haと推定された。飼いネコによる生態系への影響を避けるためには,室内飼いが望まれる。
著者
林 文子 Udijanto Tedjosasongko 粟根 佐穂里 岡田 貢 香西 克之 長坂 信夫
出版者
一般財団法人 日本小児歯科学会
雑誌
小児歯科学雑誌 (ISSN:05831199)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.708-715, 1999-09-25 (Released:2013-01-18)
参考文献数
32
被引用文献数
2

日本茶,ウーロン茶,紅茶などの各種茶のフッ素溶出濃度を測定し,齲蝕予防への効果を検討するため,宇治産および静岡産煎茶,静岡産ほうじ茶,中国産ウーロン茶,スリランカ産紅茶を材料とし,浸出温度50℃,60℃,70℃,80℃ および90℃,浸出時間30秒,1分,2分,5分および10分の各条件下で浸出した茶浸出液のフッ素溶出濃度を測定し,以下の結果を得た。1)温水で浸出した場合のフッ素溶出濃度は,浸出温度にかかわらず紅茶,ほうじ茶,煎茶,ウーロン茶の順に高く,その濃度は浸出温度80℃,浸出時間2分の場合紅茶1.82ppm,ほうじ茶1.02ppm,煎茶(宇治産,並級,古茶)0.80PPm,ウーロン茶0.48PPmであった。2)煎茶においては保存期間にかかわらず,並級の方がフッ素溶出濃度が高い傾向がみられた。また,産地別では宇治産のものにフッ素溶出濃度が高い傾向がみられた。3)水だしした場合のフッ素溶出濃度は,ほうじ茶(3.69ppm),ウーロン茶(2.18ppm),煎茶(1.39PPm),紅茶(1.58PPm)の順に高かった。以上の結果より,茶浸出液のフッ素溶出濃度は茶の産地や製法で異なり,煎茶においては,一般に下級と言われる硬化した下位葉を使用した茶に多く含まれていることが示された。これらの結果は,齲蝕予防における食生活指導への茶飲料の効果的な利用を示唆するものである。
著者
内藤 芳篤 六反田 篤 分部 哲秋 松下 孝幸
出版者
長崎大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1987

1.人骨の発掘収集(1)長崎県対馬の上県郡峰町佐賀貝塚および壱岐の石田町大久保遺跡から合計7体の人骨を発掘収集し, 復原した.(2)対馬佐賀貝塚の縄文人骨および壱岐大久保遺跡の弥生人骨についてマルチン氏の方法により人類学的計測を行なうとともに, 長崎大学および他大学保管の両時代人骨と比較検討した.2.人骨の形質(1)対馬の縄文人骨, 男性における脳頭蓋の長幅示数は80.54で, 短頭型に属していた. 顔面頭蓋では, 上顔高が64mm, 中顔幅が103mmで上顔示数は62.14であった. 歯の咬合は鉗子状咬合であったが, 風習的抜歯は確認できなかった. ピアソン氏の方法による大腿骨からの推定身長は160.83cmであった. 他地方縄文人骨との比較では, 九州本土の縄文人骨と酷似し, 津雲, 関東の縄文人骨とも比較的近似していた.(2)壱岐の弥生人骨, 頭蓋諸径が著しく大きく, 男性における脳頭蓋の長幅指数は79.29で中頭型に属していた. 顔面頭蓋では, 上顔高が72mm, 中顔幅が119mmで, 上顔示数は60.50であった. また鼻根部は陥没し, 縄文人的形態をとどめていた. 歯の咬合は鉗子状咬合で, 右側上顎犬歯に風習的抜歯が認められた. 推定身長は158.20cmであった. 他地方弥生人骨との比較では, 低身・低顔を特徴とする西北九州の弥生人骨と近似し, 長身・高顔を特徴とする北部九州・山口地方の弥生人骨, あるいは朝鮮半島の同時代人骨とは異なっていた.3.今後の方針壱岐・対馬は地理的にみて人類学上きわめて重要な地域であり, 今後さらに人骨資料の収集, 研究につとめたい.