著者
長田 俊樹
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 (ISSN:09150900)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.404-373, 1998-02-27

『日本研究』第十三集において、われわれは大野教授の「日本語=タミル語同系説」を検証した。それに対し、大野教授は『日本研究』第十五集でわれわれの検証に反論を提示した。そこで、今回この反論を含め、再び大野説を検証した。
著者
川上 富吉
雑誌
大妻女子大学紀要. 文系
巻号頁・発行日
vol.39, pp.1-11, 2007-03
著者
藤原 裕也 灘本 明代
雑誌
研究報告 データベースシステム(DBS)
巻号頁・発行日
vol.2011-DBS-152, no.3, pp.1-8, 2011-07-26

フリー百科事典 Wikipedia は日本語版,英語版,などの各言語版によって記述されている情報量が異なる.故に自国の言語版だけでは情報量が不足する記事も存在する.特に文化の記事は顕著である.そこで本研究では多言語 Wikipedia を用いて,日本と海外における日本の伝統文化の紹介の差異情報を抽出し提示するシステムを提案する.具体的には,ユーザの入力した日本の伝統文化の日本語 Wikipedia と英語 Wikipedia を比較しその差分情報を提示する.この時,情報の粒度の違いから,複数の日本語 Wikipedia の記事と英語 Wikipedia の記事を比較対象とする.本論文では,この比較対象の範囲を Wikipedia のリンク構造を用いて決定する手法の提案及び多言語間の差分情報抽出手法の提案を行う.
著者
種村 利春 末松 俊二 佐藤 直樹 HSFDフェーズ1 NAL/NASDA実験隊 NAL/NASDA HOPE研究共同チーム Tanemura Toshiharu Suematsu Shunji Sato Naoki NAL/NASDA HSFD-Phase 1 Experiment Team NAL/NASDA HOPE Team
出版者
航空宇宙技術研究所
雑誌
航空宇宙技術研究所資料 = Technical Memorandum of National Aerospace Laboratory (ISSN:1347460X)
巻号頁・発行日
vol.780, 2003-08

航空宇宙技術研究所(NAL)と宇宙開発事業団(NASDA)は将来の再使用宇宙輸送システム研究開発の一環として有翼往還機の進入・着陸システムの評価・実証および自律飛行技術の蓄積を目的とした高速飛行実証フェーズ1、飛行実験を2002年8月から12月にキリバス共和国クリスマス島において実施した。本報告はこの飛行実験実施に伴うNAL、NASDA、メーカーおよびキリバス共和国関係者を含めた実施協力体制および実験実施環境整備などについてまとめたものである。
著者
足立 勝彦 Katsuhiko Adachi 京都学園大学 KYOTOGAKUEN UNIVERSITY
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.1-16, 2005-07-20

本稿は,ブランドの本質は記憶された資産であり,その資産力の源泉は,ブランドが根元的にもっているコアバリューにあるとしている。この2つの観点を踏まえ,ブランド価値が企業にとってどのような戦略的意義があるかを,企業マーケティングと経営・会計の2つの側面に焦点をあて,事例を提示しながら考証していく。その結果,ブランドは,企業戦略上「知的装置」としての戦略資産であることを提唱している。
著者
中里 浩明 滝野 匡悦 Hiroaki NAKAZATO Masayoshi TAKINO
雑誌
論集
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.177-198, 1989-07
著者
三島 雅史 田中 美栄子
雑誌
情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) (ISSN:18827780)
巻号頁・発行日
vol.48, no.SIG19(TOM19), pp.47-54, 2007-12-15

人間乱数を認知症の早期発見に利用するには,比較的短い数列から兆候をとらえる必要がある.相関次元やHMMを用いた従来法は長いデータ列を必要とし診断には不向きである.本研究では長さ50の短い乱数列を対象にして,診断に使えそうな指標を特定することを目的とした.認知症を加齢とともに進行する記憶力の低下が極端な形で現れたものと考え,年齢別にとったデータを用いて様々な指標を計算し,年齢による違いが確認できたものを有効な指標と判断した.これに加えて新たな指標(RP)を提案する.また採取方法による乱数の性質の違いについても考察する.