著者

関谷 由美子

出版者

日本文学協会

雑誌

日本文学 (ISSN:03869903)

巻号頁・発行日

vol.42, no.9, pp.22-33, 1993-09-10

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田川と須永が友達であることの作品における意味は、田川を須永一族に接触させ、それによって田川の日常に波瀾が生じ、かつ田川系の物語から須永系の物語へと移行してゆくための仕掛け以上のものではない。田川と須永の無関係性は、それぞれが中心となる世界の無関係性へと敷衍される。小稿の目的は、田川系と須永系、二系列の物語が背理の関係にあることを明らかにし、それを通して諸短編の連鎖に有機的統一性を見出すことにある。

著者

Sushma NAIR Govindrajan SRINIVASAN Ramkrishna NEMANI

出版者

(公社)日本気象学会

雑誌

気象集誌. 第2輯 (ISSN:00261165)

巻号頁・発行日

vol.87, no.6, pp.927-939, 2009 (Released:2010-02-04)

参考文献数

11

被引用文献数

53 109 59

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The Tropical Rainfall Measuring Mission (TRMM) blended rainfall product (3B42-V6 data set) has been used for inter-comparison with observations from a high density rain-gauge network over the western state of Maharashtra, India. The state of Maharashtra was chosen for the inter-comparison exercise primarily because of its diverse rainfall regime. The rain distribution over Maharashtra, characterized by a pronounced longitudinal gradient is closely linked to the north-south oriented orography of the region known as the Western Ghats. The validation exercise was carried out for 7 monsoon seasons from June to September from 1998 to 2004 at various space and time scales. The results are consistent at daily, monthly and seasonal timescales. The comparisons among stations and over geographically similar climatic zones demonstrated that the performance of 3B42-V6 product varies over the different climatic regimes. In terms of spatial reproductivity, the existence of the west-east rainfall gradient along the west coast is captured by the satellite product, but the orographic effect (rainfall maxima is over the Western Ghats as captured by the rain-gauge) is not reflected by 3B42-V6 product. The 3B42V6 product shows rainfall maxima at the coast. The satellite estimates of rainfall amounts over the state were found to be most accurate over regions of moderate rainfall and mainly inaccurate in regions of sharp rainfall gradient. In terms of magnitude of the rainfall amounts, over the windward side of the Western Ghats the 3B42V6 product was unable to resolve the heavy orographic rainfall amounts and over the leeward side the rainfall amounts in the immediate rain-shadow region were overestimated. One of the key results obtained from the daily rainfall intercomparison exercise is the ability of the 3B42-V6 estimates to detect the wet and dry phases of monsoon over most parts of the state (except the leeward side). Though the rainfall amounts estimated by the satellite product were sometimes under/over estimated, the timing of the rain events as estimated by the satellite product was generally coincident with the gauge observations over most of the regions except in the immediate rain-shadow region of the state. The TRMM 3B42-V6 estimates therefore could have tremendous potential to be used for intraseasonal studies over most regions of the state.

著者

大蔵省印刷局 [編]

出版者

日本マイクロ写真

巻号頁・発行日

vol.1885年06月06日, 1885-06-06

著者

横山 卓雄

出版者

Japan Association for Quaternary Research

雑誌

第四紀研究 (ISSN:04182642)

巻号頁・発行日

vol.38, no.4, pp.271-286, 1999-08-01

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A.D.79年のヴェスヴィオ火山噴火による噴出物は2つの基本的な要素に区分できる.ポンペイ降下軽石層,ポンペイ・サージ層の2つである.ポンペイ降下軽石層は主として降下軽石からなり,ポンペイ・サージ層は火砕流堆積物,土石流堆積物,降下火山灰層などを含んでいる.火砕流は,少なくとも6回古代都市ポンペイに来襲した.それらの堆積物をPS-1~PS-6と名付けた.また,2層の土石流堆積物(PD-1とPD-2)がみられる.<br>家の壁を倒したり,壁・瓦などの破片といった家屋材の大きい塊を含んでいたりすることからみて,最も力の強かったのはPD-2土石流堆積物である.PS-3をもたらした火砕流もまた人間の頭蓋骨や,やや大きい木を切っているので強力であった.<br>A.D.79年のヴェスヴィオ火山の活動で噴出したポンペイ降下軽石は30~40分間で降下した.ヴェスヴィオ噴火からの火山噴出物によって,多数の建物や塔は完全に埋没したわけではないこと,噴火直後地表面には人工物の破壊された跡がまだみえる状態で残っていたということが想像される.<br>ヴェスヴィオ噴火の火山活動と火山噴出物の堆積のタイム・テーブルの素案が提唱された.

著者

井上雅二 著

出版者

民友社

巻号頁・発行日

1903

著者

小原 修幸 武市 紀人 福田 諭

出版者

Japan Audiological Society

雑誌

Audiology Japan (ISSN:03038106)

巻号頁・発行日

vol.54, no.5, pp.327-328, 2011-09-30

著者

山田 篤裕

出版者

東信堂

雑誌

社会政策研究 (ISSN:13460552)

巻号頁・発行日

no.9, pp.64-93, 2009-03

著者

穂坂 衛

雑誌

情報処理

巻号頁・発行日

vol.21, no.5, 1980-05-15

著者

山口諭助 著

出版者

宝雲舎

巻号頁・発行日

1942

著者

Saiki Jun

出版者

SAGE Publications

雑誌

Psychological science (ISSN:14679280)

巻号頁・発行日

vol.27, no.2, pp.178-190, 2016-02-09

被引用文献数

7

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視覚認知において色と形の情報が統合される仕組み -位置に依存しない物体記憶の生成-. 京都大学プレスリリース. 2016-01-04.

著者

石沢 伸夫

出版者

日本結晶学会

雑誌

日本結晶学会誌 (ISSN:03694585)

巻号頁・発行日

vol.42, no.5, pp.459-461, 2000-10-31 (Released:2010-09-30)

参考文献数

6

著者

葛飾為斎 著

出版者

稲田佐兵衛

巻号頁・発行日

vol.4,5, 1881

著者

国際赤色労働組合煽動宣伝部 編

出版者

希望閣

巻号頁・発行日

vol.第1講義録, 1931

著者

島田 明男 バリ ゲローフィ 堀 敦史 石川 裕

雑誌

研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)

巻号頁・発行日

vol.2012-HPC-135, no.3, pp.1-8, 2012-07-25

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エクサスケールのスーパーコンピュータ実現に向けてメニーコアアーキテクチャが注目されている.メニーコア環境では,ノード内の計算処理の並列化が重要となる.本研究では,マルチプロセス型並列アプリケーションにおいて,低コストなプロセス間通信を実現するためのプロセスモデルとして,Partitioned Virtual Address Space (PVAS) を提案する.PVAS を用いることで,プロセス間通信で発生するコストを低減し,従来よりも効率的なノード内並列化を実現することができる.PVAS のプロセス間通信を利用する MPI 通信を実装し,評価したところ,通信のレイテンシとスループットを大幅に改善可能であることが分かり,本提案の有効性を確認することができた.

著者

矢野 準

出版者

日本語学会

雑誌

日本語の研究

巻号頁・発行日

vol.1, no.4, pp.72-67, 2005-10-01

著者

鈴木 将司 宮内 俊幸 水野 佑哉 石川 徳久

出版者

公益社団法人 日本分析化学会

雑誌

分析化学 (ISSN:05251931)

巻号頁・発行日

vol.65, no.1, pp.33-38, 2016-01-05 (Released:2016-02-06)

参考文献数

21

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ケナフ中のセルロースを濃塩酸で加水分解し,生成した還元性末端基(アルデヒド基)を過マンガン酸カリウムで酸化することによってカルボキシル基を有する弱酸性型陽イオン交換体を得た.このイオン交換体の交換容量は2.80 Cu(II) meq g-1– Rと高く,吸着速度も速く30分以内で吸着平衡に達した.また,金属イオンの吸着はpH=2.5以上から始まり,従来のカルボキシル基型イオン交換体と比較し低pH領域からの吸着が認められた.カラム法を用いて本交換体に対する銅イオン及び白金族金属イオンの吸着挙動を調べたところ,銅(II),ルテニウム(III),ロジウム(III)及びパラジウム(II)は吸着するが,他の白金族金属イオン,すなわちイリジウム(III),オスニウム(IV)及び白金(IV)は吸着しない.また,カラム内に保持された白金族金属イオンは塩酸溶離液でCu(II) – Pd(II) – Ru(III)及びCu(II) – Rh(III) – Ru(III)の三元分離ができた.さらにノートパソコン基板を王水処理し,その中に存在する銅(II)及び白金族金属イオンの回収について検討した.

著者

武藤照正 著

出版者

京都紅療院講習本部

巻号頁・発行日

1926

著者

新妻 昭彦

出版者

大学院英文学研究会

雑誌

リーディング

巻号頁・発行日

vol.7, pp.82-99, 1987-03-28

著者

北薗 久雄

出版者

東邦大学

巻号頁・発行日

2014

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主査: 髙橋啓 /タイトル: Irbesartan は実験的自己免疫性神経炎を抑制する /著者: 北薗久雄、萩原渉、井上雅史、紺野晋吾、藤岡俊樹 /掲載誌: 神経治療学 /巻号・発行年等: 31(1):43-49,2014 /