著者
山本 和彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.53, no.4, pp.438-442, 2012-03-15

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著者
草野 仁
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.53, no.4, 2012-03-15
著者
Y-HTaguchi
雑誌
研究報告バイオ情報学(BIO)
巻号頁・発行日
vol.2012-BIO-28, no.3, pp.1-6, 2012-03-21

MiRNAs are recently known to be critical players causing cell senescence, by regulating target genes. Thus inference of miRNAs critically regulating target genes is important. However, miRNAs critically regulating target genes are believed to have significant fold changes, typically upregulations, during cell senescence. In this study, we consider the target gene regulation by miRNAs together with miRNAs expression change during fibroblast IMR90 cell senescence. Then we found that the simultaneous consideration of two criterion lists more feasible miRNAs: i.e., miRNAs being more often reported to be down/upregulated and/or having biological backgrounds inducing cell senescence. Thus, the amount of target gene regulation, which can be inferred by the recently developed MiRaGE Server, is recommended to be considered together for the estimation of miRNAs critically contributing to cell senescence.
著者
Y-h.Taguchi Kazunari Yokoyama
雑誌
研究報告バイオ情報学(BIO)
巻号頁・発行日
vol.2012-BIO-28, no.10, pp.1-6, 2012-03-21

Soil disease suppression is a worldwide important issue in order to realize stable food supply to people. In spite of that, no established indicators of soil disease suppression have been found out yet. This prevents us from controlling well soil state such that no diseases take place. In this paper, we have proposed a new biological indicator of soil disease suppression; the ability of bacteria to consume carbon resources, which can be automatically observed by Omunilog ID system during a duration of one or two days. This indicator turned out to distinguish disease suppressive soils from others. We have modeled these characteristic time developments of consumption of carbon resources by the simple ecological model where bacteria compete with each other for carbon resources. Measured ecological structure of soil bacteria can fit with the theoretical prediction well. In order to find characteristic features for each of soils, observed time developments are embedded into two dimensional space by non-metric multidimensional method. It results in the almost one dimensional arrangements of embedded points. By analyzing spacial distributions of each carbon resources in the embedded space, healthy soil turns out to have mostly uniform distribution along this one dimensional arrangement. Since sick soil and non-soil example have rather localized distributions, the ecological systems in more disease suppressive soil are both more diverse and more uniform. Since this indicator can be extremely easily and quickly obtained automatically, it is expected to use in order to validate many efforts to try to improve soil before any harvests very much.
著者
Y-H.Taguchi Yoshiki Murakami
雑誌
研究報告バイオ情報学(BIO)
巻号頁・発行日
vol.2012-BIO-28, no.13, pp.1-6, 2012-03-21

Disease biomarker using blood is clinically important, since blood is easy to obtain from patients, thus it requires relatively less stress. However, blood generally reflects not only targeted diseases but also whole body status of patients. Thus, it is important which contents of blood are considered. Recently, miRNAs in blood, blood-borne miRNome, turns out to be promising candidates for blood based biomarker for diseases. In this paper, we propose a new method based upon principal component analysis to identify better candidates for miRNAs as blood based biomarker using miRNA expression profiles of patients. Our method based upon principal components analysis provides us better blood-borne miRNome to discriminate diseases from healthy controls. They are hsa-miR-425,hsa-miR-15b,hsa-miR-185, hsa-miR-92a, hsa-miR-140-3p, hsamiR-320a, hsa-miR-486-5p, hsa-miR-16, hsa-miR-191, hsa-miR-106b, hsa-miR-19b, and hsa-miR-30d and are previously extensively reported to be cancer/disease related miRNAs. We have found that these common miRNAs are expressive or suppressive significantly in most of diseases/cancers, but in diseases/cancers specific combinatory manner. It enables us to discriminate cancers/diseases from healthy control well.
著者
Y-HTaguchi Akira Okamoto
雑誌
研究報告バイオ情報学(BIO)
巻号頁・発行日
vol.2012-BIO-28, no.16, pp.1-6, 2012-03-21

Proteomic analysis is very useful procedure to understand the bacterial behavior changes with reaction to the external environment. This is because most of genomic information of bacteria is devoted to code enzyme to control metabolic networks inside the individual cell. In this paper, we have performed proteomic analysis of Streptococcus pyogenes, which is known to be a flesh-eating bacteria and can cause several human life-threatening diseases. Its proteome during growth phase is measured for four time points under two different incubation conditions; with and without shaking. The purpose of it is to understand adaptivity to oxidative stress. Principal component analysis is applied and turns out to be useful to depict biologically important proteins for both supernatant and cell components.
著者
柏崎 礼生 高井 昌彰
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT)
巻号頁・発行日
vol.2011-IOT-12, no.20, pp.1-5, 2011-02-21

ネットワークの視覚化については様々なアプローチが考案・提案されている。AS 間や AS 内、拠点内での接続性を可視化することはネットワークの管理運用において有益である。しかし、より多くの情報を管理運用担当者に与えることができるデザインや対話性により気付きを与える仕組みなど検討課題は多い。このようなリッチ化した可視化の実装の障壁となるのは、他プラットフォームへの移植性やライブラリの充実度などが挙げられる。本稿は視覚化された既存のネットワークデザインを参考にして、クロスプラットフォーム対応の可視化フレームワークを用いたネットワーク視覚化の初歩的な実装を行う。実装結果から今後の展望と有用性について検討を行う。
著者
中澤篤志 ニチュケクリスチャン ラドコフアレクサンダー 竹村治雄
雑誌
画像の認識・理解シンポジウム(MIRU2011)論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.41-48, 2011-07-20

注視点推定技術は心理学やライフサイエンス,マーケティングやユーザインタフェースの分野で広く使用されている.従来の注視点推定システムは,ユーザの装着装着が必要だったり,システムの使用前に校正(キャリブレーション)を行う必要があり使用が煩雑であるという問題点がある.またこの校正は,ユーザの前面に仮想的な平面を想定し,眼球の角度と平面上の位置を対応づけるという原理に基づいており,ユーザが校正時と異なる環境に移動したり複雑な奥行きを持つ環境では大きな誤差が生じる.本論文ではこれらの問題を解決するため,眼球表面上で反射する環境光の反射像を用いた新しい注視点検出手法を提案する.本手法は眼球に入射する環境の反射光から直接注視点を推定するため,従来法の問題点を解決することができる.まず我々は眼球の幾何モデルに基づき,注視点からの光が眼球表面反射画像中で反射する位置(Gaze Reflection Point(GRP))を求める手法を開発した.これにより,眼球表面反射画像中のGRPでの画像特徴と環境画像の特徴を比較することで注視点を推定することが可能だが,実際の眼球表面反射画像は輝度・解像度ともに低く,品質の良い画像が得にくいため直接的な比較は困難である.これを解決するため,環境に高速度のパターン光を投影することで,眼球表面反射画像と環境中の点を高速かつ頑健に対応付ける手法を開発した.我々は高輝度LEDを格子状に配置しパターン光を高速にコントロールする高速度パターン光プロジェクタを開発し,高速かつ頑健な注視点検出を実現した.複数の被験者による注視点推定結果により,事前の校正や装置装着を必要とせず,従来法と同程度の精度で注視点を推定できることを確認した.
著者
水越 一郎 佐々木 健
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.53, no.4, pp.402-406, 2012-03-15
著者
松本 亮介 岡部 寿男
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT)
巻号頁・発行日
vol.2012-IOT-16, no.13, pp.1-6, 2012-03-08

ホスティングサービスにおいて,仮想ホスト単位で権限を分離するためには,Web サーバ上のアクセス制御である suEXEC 等を利用する.しかし,既存の Web サーバにおけるアクセス制御方式は,プロセスの生成,破棄が必要となり,パフォーマンスが低く,Web API のような動的コンテンツに適していない.また,インタプリタやプログラム実行方式別に複数用意されており,システム開発者が扱いにくい.そこで,本稿では,コンテンツ処理時にサーバプロセス上で新規スレッドを生成し,スレッドで権限分離を行った上で,スレッド経由でコンテンツの処理を行うアクセス制御手法 “mod_process_security” を提案する.この手法は,高速に動作し,かつ,煩雑になっている Web サーバ上のアクセス制御手法を統一することで,システム開発者が扱いやすくなる.実装は,広く使われている Linux と Apache HTTP Server に対して Apache モジュールとして組み込む形式をとった.
著者
上原 隆平
雑誌
研究報告アルゴリズム(AL)
巻号頁・発行日
vol.2010-AL-131, no.11, pp.1-3, 2010-09-15

近年,計算幾何学の一部で 「計算折紙」 とよばれる分野が注目を集めている.その分野では,ある意味で折紙を計算のプラットフォームとみなしている.こうしたプラットフォーム上で,計算量理論的に手におえない困難な問題や,多項式時間で解ける問題がいくつか知られている.さてチューリング機械といった標準的な計算モデルにとって,決定不能な問題の存在は,その計算モデルの計算能力の高さを逆説的に示しているといえよう.それならば,計算折紙モデルでは決定不能な問題が存在するだろうか?本稿では,この疑問に対する解答を与える.具体的には,計算折紙モデルのごく自然な決定問題が決定不能であることを示す.
著者
川端 秀明 磯原 隆将 竹森 敬祐 窪田 歩
雑誌
研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC)
巻号頁・発行日
vol.2011-CSEC-53, no.3, pp.1-6, 2011-05-05

Android OS の特徴として,利便性の高いアプリケーション (以下,アプリ) を実現するパーミッションという機構があり,アプリケーションのインストール時にユーザが承認することで,端末の情報や機能へのアクセス権を制御している.また,アプリの可用性の向上のために web 機能をアプリに内包する webkit を搭載している.これを用いることで,Android アプリと HTML,CSS,JavaScript など Web アプリとを柔軟に連携できる.しかし,webkit を利用したアプリが,外部サーバから JavaScript を受け取り実行した場合,アプリに与えられたパーミッションの範囲で実行される脅威がある.要するに,アプリ単体では不正な動作をしないが,後から送り込まれた悪意の JavaScript によって端末を操作されてしまう.そこで本研究では,アプリの静的解析により得られるコードの特徴から,後から送り込まれる JavaScript の機能を把握し,潜在的な脅威を推定する手法を提案する.これはアプリの実行コードの逆コンパイルによるコード解析であり,外部サーバの JavaScript から呼び出されるメソッドを特定することで,情報漏洩や端末の不正操作を推定する.
著者
乙武 北斗
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.224-228, 2012-02-15

2011年度から小学校5・6年生で英語授業が必修化された.近年の国際化と相まって,日本人英語学習者は今後も増加を続けることが予想される.日本語学習者の場合と同様に,日本人英語学習者が書く文には習熟度に応じて様々な誤りが含まれる.特に,日本語には存在しない冠詞や前置詞の誤りは,習熟度にかかわらず多く含まれることが報告されている.本稿ではこれらの誤りを自動的に校正する手法,およびそれと共に用いられる日本人英語学習者コーパスを紹介する.さらに,誤り自動校正手法とコーパスを組み合わせた学習者支援の試みについて述べる.
著者
鯉渕 道紘 松谷 宏紀 天野 英晴 D.FrankHsu Henri Casanova
雑誌
ハイパフォーマンスコンピューティングと計算科学シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.85-92, 2012-01-17

メニーコア並列アプリケーションと高性能計算機の大規模化が進むにつれて性能への通信遅延の影響が大きくなってきている.そのため,高性能計算システムでは高次元スイッチを用いた低遅延トポロジの活用が重要となりつつある.そこで,本研究では,典型的なトポロジにランダムなショートカットリンクを加えたトポロジを探求する.N 台の次数kのスイッチで構成されたトポロジにおいてランダムなショートカットリンクは,直径を理想値である logk N に近づけ,平均距離,トポロジの拡張性,耐故障性をスモールワールド効果により改善する.グラフ解析の結果より,ランダムなショートカットリンクは,規則的にショートカットリンクを付加した場合と比べて,直径と平均距離を最大 8 倍改良することが分かった.また,フリットレベルシミュレーションの結果より,ランダムなショートカットリンクは遅延を 35% 削減し,ハイパーキューブなどの同じ次数を持つ規則的なトポロジと同程度のスループットを達成した.
著者
平野 廣美 尾内 理紀夫
雑誌
研究報告グラフィクスとCAD(CG)
巻号頁・発行日
vol.2012-CG-146, no.19, pp.1-6, 2012-01-31

競馬中継または競馬動画中の特定の騎手を追跡する手法については,現在,ほとんど報告が無い.一般的なオブジェクト追跡については各種手法が報告されているが,競馬シーン独自の条件から,一般的なオブジェクト追跡手法を適用することには困難が伴う.本論文では,騎手のヘルメットおよび勝負服の色の組合せがユニークであることを利用して,数組の少数のパーティクルを用いる手法を報告する.パーティクルを用いることにおいては,対象のオブジェクト上に位置するように,背景差分の情報を用いて制限をかけている.これにより,パーティクル数を少数に抑えることができ,リアルタイムでの追跡も可能にしている.
著者
白幡 晃一 佐藤 仁 鈴村 豊太郎 松岡 聡
雑誌
研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
巻号頁・発行日
vol.2011-HPC-130, no.14, pp.1-8, 2011-07-20

データ量の肥大化,ストレージの省コスト化,オンラインソーシャルネットワークの成功等に伴い大規模グラフ処理の重要性が高まっている.また,GPGPU と呼ばれる,GPU を汎用計算に応用する技術の研究・開発が進んでおり,GPU のスーパーコンピュータやクラウドへの導入が進みつつある.大規模グラフ処理ライブラリの一つに PEGASUS があり,MapReduce の反復処理によって計算することができる.GPU を利用した MapReduce 処理ライブラリの一つに Mars があるが,大規模グラフ処理に対して GPU を使用してどの程度高速化できるのか,またメモリあふれへの対処やマルチ GPU 化した場合のデータの割り振り方法は明らかではない.Mars 上にグラフ処理アプリケーション (PageRank,Random Walk with Restart,Connected Components) を実装し,PEGASUS との比較実験を行った結果,反復 1 回あたり PageRank で 2.17~9.53 倍,RWR で 2.18~5.47 倍,Connected Components で 2.41~8.46 倍の高速化がされることを確認した.
著者
青木 輝勝 安田 浩
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.109-120, 2011-01-15

近年,インターネット上ではCGM(Consumer Generated Media)コンテンツが急増している.CGMはこれまで困難であったエンドユーザの発信を可能にするという特徴を持つが,もう1つの特徴として,個々のコンテンツ自体の価値に加え,その集合体または融合体としてのコンテンツ群の価値が高いことがあげられる.この集合体・融合体としての価値の高さは「共創効果」によってもたらされたものと広く考えられている.その反面,共創効果に関しては概念論のみが先行し,それを定量的に測定するための方法論や共創効果を高めるために情報通信システム・情報通信サービスが何を行うべきかについてはこれまで十分な議論が行われていない.本稿では,筆者らが開発したDMD2.0と呼ぶシステムを用いて開発したAnimepediaという複数ユーザによるCGMアニメ制作システムを基盤として,ツリー型CGM制作における共創効果の定量化を試みる.まず,共創曲線と呼ぶ概念モデルを仮定し,実験を通じてこの曲線の存在を実証する.続いて,この曲線を用いた共創効果の最適化方法について提案を行う.
著者
和田 祐介 日下部 茂
雑誌
ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2011論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.1-8, 2011-09-06

モデル開発においては VDM-SL や VDM++ といった形式的仕様記述言語を用いることで実行可能な仕様としてテストすることが可能となる.ここでのテストは,実装段階で行うテストと同じようにモデルへの信頼性を高めることが目的である.数学的な証明を用いない軽量な方法でテストを行う場合,テストに使用する入力データを増やし,大量のテストを行うことによって信頼性の向上につながることが期待できる.仕様に対する大量のテストを支援するために我々は MapReduce プログラミングモデルを採用した Hadoop と QuickCheck を用いたフレームワークを導入する.このフレームワークを用いたテストを行い,実行可能な仕様のカバレッジやテストの実行時間を観察する.