著者
伊東 武彦
巻号頁・発行日
vol.54, pp.75-87, 2021-07-01
著者
相馬 裕樹 細田 智弘 伊藤 守 永江 真也 古橋 和謙 坂本 光男 野﨑 博之 清水 英明 岡部 信彦
出版者
一般社団法人 日本感染症学会
雑誌
感染症学雑誌 (ISSN:03875911)
巻号頁・発行日
vol.94, no.4, pp.500-506, 2020

<p>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大によって,入院病床の確保が逼迫する問題となっている. 指定感染症であるCOVID-19 は,一定の基準に則って入退院の決定がなされており,入院期間は長期にわたる.大型クルーズ船によるCOVID-19 集団感染事例において,当院では軽症者を含む11 例のCOVID-19 感染症症例を経験したため,臨床経過から重症化因子と入院期間の延長に関わる因子を考察した.重症度は中国CDC の分類を用いて決定した.11 例の年齢中央値は62 歳,男性4 例・女性7 例で,軽症(mild)が 7 例,中等症(severe)が4 例,重症(critical)が0 例であった.発症から軽快の基準を満たすまでの日数の中央値は,中等症例13 日・軽症例7 日であった.発症からPCR の陰性化が確認できるまでの日数の中央値は,中等症例16 日・軽症例14 日であった.発症から退院までの日数は,中等症例22.5 日・軽症例16 日であった.COVID-19 症例は軽快した後も一部の症例でPCR 検査の陽性が継続し,入院期間の長期化の一因と考えられた.また,中等症例と軽症例を比較すると,中等症例は軽症例に比して入院時の血清フェリチンや血清アミロイドA 蛋白が高い傾向があった.COVID-19 症例の増加による病床数の確保が必要な状況においては,軽症例や入院後に軽快した症例の自宅・宿泊療養が検討される.また経過中に重症化する症例を適切に判別する方法を確立し,治療や二次感染防止のための入院・退院基準に反映することが必要であると考える.</p>

1 0 0 0 沖繩結繩考

著者
田代安定著 長谷部言人校訂
出版者
養徳社
巻号頁・発行日
1945
著者
長谷部言人著
出版者
岡茂雄
巻号頁・発行日
1932
著者
長谷部言人著
出版者
岡書院
巻号頁・発行日
1927

1 0 0 0 先史學研究

著者
長谷部言人著
出版者
大岡山書店
巻号頁・発行日
1927

1 0 0 0 大小暦

著者
長谷部言人著
出版者
寶雲舍
巻号頁・発行日
1943

1 0 0 0 大小暦

著者
長谷部言人著
出版者
竜渓書舎
巻号頁・発行日
1988
著者
長谷部言人著
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1951
著者
長谷部言人著
出版者
築地書館
巻号頁・発行日
1983
著者
江坂輝弥編
出版者
築地書館
巻号頁・発行日
1975
著者
山口敏編・解説
出版者
クレス出版
巻号頁・発行日
2005

1 0 0 0 長谷部言人

著者
山口敏編・解説
出版者
クレス出版
巻号頁・発行日
2005
著者
平岩 明 内田 典佳 曾根原 登 下原 勝憲
雑誌
情報処理学会研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻号頁・発行日
vol.1992, no.31(1992-HI-042), pp.97-104, 1992-05-11

The cybernetic interface through which users can communicate with computers "as we may think" is the dream of human-computer interactions. Aiming at interfaces where machines adapt themselves to users' intention instead of users' adaptation to machines we have been applying neural networks to realize electromyographic (EMG)-controlled prosthetic members-a historical heritage of the cybernetics. This paper proposes that EMG patterns can be analyzed and classified by neural networks. Through experiments and simulations it is demonstrated that recognition of not only finger movement and torque but also joint angles in dynamic finger movement based on EMG patterns can be successfully accomplished.
著者
越智 秀一
出版者
天理大学おやさと研究所
雑誌
天理大学おやさと研究所年報 (ISSN:1341738X)
巻号頁・発行日
no.24, pp.47-68, 2018-03-26

医学というカテゴリーと異なる原理性に基づくセラピーやケアといった分野は、その原理性の検討を必要としている。ルドルフ・オットーが提唱した「ヌミノーゼ」という概念に着目したい。「特殊な」カテゴリーであり、心情的諸要素を伴って、「魂の底」から生まれるものである。カテゴリー論の立場を守り、「魂の底」の「生の深層の意味秩序」と日常的理性を両立し、包括していく重要な視点である。天理教における「おたすけ」は、その包括的視点を備え、セラピーやケアといった分野に示唆を与えるものとして注目される。矛盾や葛藤が生の深層の意味秩序に照らされて、新たなコスモロジーを伴った物語とそこで生きるための「ひながた」によって日常的理性の新たな地平を拓く。その際、重要なのはほとんど音楽に近い肉声(言語レベル)での語り(節)による心の深層のイメージのはたらきと、日常的時間意識を超えてイメージが動くのを「待つ」ことである。
著者
角張 亮子
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.118, pp.2116, 2021-08-31 (Released:2021-09-15)

2015年から2018年まで約4年間にわたり実施した大東文化大学60周年記念図書館収蔵資料のカビ除去作業について,図書資料のカビ対策とともに報告する。2015年8月に地下2階書庫の製本雑誌に広範囲にわたりカビの発生が認められ,同年12月に約5千冊の拭き取り作業を専門業者により実施したが,5ヵ月後の翌年5月に再発した。カビの胞子が空気中に漂っていたこと,書庫内の環境が整っていなかったことが原因と考えられる。更に経年劣化による壁面からの水漏れが大雨の度に発生し湿度が上昇したことにより,同年夏に書庫内の製本雑誌と一般図書すべてにカビが爆発的に増殖した。カビ除去作業と環境の改善により,図書資料のカビ被害対策の方法が明らかになった。