著者
田中 江里華
出版者
日本マーケティング学会
雑誌
マーケティングレビュー (ISSN:24350443)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.3-12, 2021-02-26 (Released:2021-02-26)
参考文献数
7

日本におけるスポーツビジネスの発展は重要な課題であり,野球単体で黒字化が難しいプロ野球業界では近年マーケティングの活用が進められてきた。一方で,広島東洋カープは12球団中唯一親会社を持たず45年間黒字を継続している。本研究は,その長期的競争優位の因果構造を,JCSIの枠組みを用いてロイヤルティ形成という視点から考察する。読売ジャイアンツ,横浜DeNAベイスターズを比較対象とし,因子分析と共分散構造分析で定量的に研究した。その結果,各ファンが評価する球場体験,球場サービスの便益の違いが浮き彫りになり,カープファンは観戦を通したファン同士の繋がりと自己実現を評価し,成績に左右されない顧客満足が実現できている事がわかった。さらに,三球団に共通して試合に関する要素が顧客満足やロイヤルティに強く影響する一方,試合と関連の低い球場体験は顧客満足に影響すると言いきれない事と,ロイヤルティが同化意向,協力的行動に影響している因果構造が明らかとなった。顧客の求める価値を理解し,主観的・客観的な便益を強化することが,企業と顧客の高次で長期的な関係性に寄与すると示唆された。

5 0 0 0 仏教瞑想論

著者
蓑輪顕量著
出版者
春秋社
巻号頁・発行日
2008

5 0 0 0 OA 滑稽名作集

著者
博文館編輯局 校訂
出版者
博文館
巻号頁・発行日
vol.上, 1910
著者
平井 美津子 Mitsuko HIRAI
出版者
長崎国際大学
雑誌
長崎国際大学論叢 = Nagasaki International University Review (ISSN:13464094)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.13-20, 2014-03

英語は、歴史上主に4回ラテン語と接触し、多くのラテン語が流入した。その中でも近代英語前期には、学術用語をはじめとして極めて多くのラテン語が英語に流入した。今回、英語の学術用語、特に医学用語の形容詞形に注目し、その語源と英語での初出年を調査し分析した。その結果、ラテン語由来の形容詞形は85%近くを占めることがわかった。一方、ゲルマン祖語に由来する古英語を語源とする形容詞形は10例で、いずれも接尾辞 -y が添加されたものであった。
著者
二村 良彦
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.21, no.5, pp.343-351, 2004-09-28 (Released:2009-04-27)

インタープリタを用いて形式的に記述されたプログラミング言語のセマンティクスと現実のコンパイラとの関係およびインタープリタからコンパイラを自動的に作成する方法について述べる.この方法は計算過程の部分評価の一種である.この方法を応用してできるコンパイラ・コンパイラと既存のコンパイラ・コンパイラの相違は,プログラミング言語のセマンティクスを記述するさいに,既存のものが翻訳過程を記述しなければならないのに対して,本方式によるものは評価手順を記述すればよいことである.
著者
石井 米雄
出版者
京都大学東南アジア研究センター
雑誌
東南アジア研究 (ISSN:05638682)
巻号頁・発行日
vol.6, no.3, pp.663-664, 1968-12

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。
著者
古賀 純子
出版者
美学会
雑誌
美学 (ISSN:05200962)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.53-65, 2002-09-30 (Released:2017-05-22)

Olivier Messiaen (1908-1992) declarait que les rythmes observes dans le monde de la nature etaient des ideaux dans sa recherche du rythme musical. Il pensait que la structure du rythme classique, c'est-a-dire le rythme fonde sur la repetition de durees egales, est trop 'carree' pour exprimer la liberte et la souplesse du rythme naturel. C'est pourquoi il essayait de decomposer la structure traditionnelle. C'est par la technique serielle queil l'a detruite completement dans <<mode de valeurs et d'intensites>> (1949). Cependant, il a abandonne cette technique apres cette piece et s'est converti au 'style oiseau'. Il a note des chants d'oiseaux et faconne des oeuvres basees directement dessus. Que signifie sa convertion? Pour expliquer la pensee du rythme de Messiaen, le concept de <<duree>> de Bergson (1859-1941) est efficace. L'un et l'autre remarquaient que le rythme generique devie du temps homogene, et en plus ils avaient des idees tres positives et originales sur les ordres temporels inegaux et imprevisibles qui accompagnent la genese naturelle.
著者
小菅 桂子 秋山 弘之 田口 信洋
出版者
日本植物分類学会
雑誌
分類 (ISSN:13466852)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.17-28, 2004-02-29 (Released:2017-03-25)
参考文献数
17
被引用文献数
1

ヨウ化メチル剤ならびに臭化メチル・酸化エチレン混合剤にて燻蒸を行った植物・菌類・動物の乾燥標本を用いて,サンプルに含まれるDNAに対して薬剤燻蒸がどのような影響を及ぼすかを調べた.抽出されたDNAの電気泳動像は生物種や組織,抽出方法によって異なるが,燻蒸によって高分子DNA量が減少し,多少なりともDNAの分解と低分子化が認められた.しかし,分子系統解析等で問題となるPCR増幅の効率や増幅断片の塩基配列には燻蒸による影響は認められなかった.臭化メチル・酸化エチレン混合剤に比べ,ヨウ化メチル剤はDNAへの影響がより少なかった.薬剤はDNAだけでなくタンパク質を変性させてその可溶性能を変化させること,同じ材料でも抽出方法の違いによりDNAの分解状態が異なることから判断すると,燻蒸による高分子DNA量の減少は,変性したタンパク質によってDNAの抽出効率が低下した結果と考えられる.

5 0 0 0 OA 電気年鑑

著者
電気之友社 編
出版者
電友社[ほか]
巻号頁・発行日
vol.大正15年, 1926

5 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1926年09月20日, 1926-09-20