著者
山崎 佳代子
出版者
国際日本文化研究センター
巻号頁・発行日
pp.1-68, 2017-09-29

会議名: 日文研フォーラム, 開催地: ハートピア京都, 会期: 2016年11月15日, 主催者: 国際日本文化研究センター
著者
田口 修 Osamu Taguchi
雑誌
日本福祉大学健康科学論集 = Journal of health sciences, Nihon Fukushi University
巻号頁・発行日
vol.18, pp.27-36, 2015-03-30

This article considered possibility of the recovery in the occupational therapy of the Schizophrenia Patients by paying its attention to the phenomenological embodiment. In consideration of the concrete psychopathology and problem of the Schizophrenia Patients, I examined importance of the foundation and a possibility of the treatment of the Occupation transcendental composition based on phenomenological analysis about the Carpenter Saw Activity.

3 0 0 0 OA 経済法序説(1)

著者
舟田 正之 フナダ マサユキ Masayuki Funada
雑誌
立教法学
巻号頁・発行日
vol.90, pp.1-143, 2014-12-20

3 0 0 0 OA 経済法序説(3)

著者
舟田 正之 フナダ マサユキ Masayuki Funada
雑誌
立教法学
巻号頁・発行日
vol.92, pp.234-171, 2015-12-25

3 0 0 0 OA 経済法序説(4)

著者
舟田 正之 フナダ マサユキ Masayuki Funada
雑誌
立教法学
巻号頁・発行日
vol.94, pp.197-115, 2016-12-25
著者
森 均
雑誌
摂南大学教育学研究 = Bulletin of Educational Research of Setsunan University (ISSN:13498118)
巻号頁・発行日
no.15, pp.15-39, 2019-03

近畿高等学校統一応募用紙は、昭和46(1971)年度から使用が始まり、就職差別の防止に大きな役割を果たしてきた。その後、改定が繰り返されてきたがその過程や意義を明らかにした論考はない。そこで、本論考では近畿高等学校統一応募用紙の紹介書と履歴書に着目し、その改定の歴史を明らかにするとともに、それぞれの意義を考察することによって人権意識のさらなる涵養に寄与することを目的とする。
著者
中 久治 土井 敦士 根岸 佑也 梶 克彦
雑誌
マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, pp.1526-1533, 2017-06-21

スマートフォンの普及により電車内やカフェなどの公共空間で音楽や動画,ゲームを手軽に楽しめ るようになった.それに伴い,イヤホンからの音漏れのような公共空間ならではの迷惑行為も,より顕著 な問題になりつつある.音漏れは周囲の環境音より大きいイヤホンからの漏出音であると捉えられ,音楽 を楽しむ本人が音漏れを聴けず,自身で音漏れに気付きにくい.本研究では,公共マナーの向上をねらい, スマートフォン自体が再生している音に関して音漏れ検出できる機能の実現を目的とする.しかしながら, 音漏れしやすい音域は,イヤホンと環境音に依存して変化する.また,再生する楽曲によっても変化する. そこで本稿では,再生楽曲の周波数特性のうち,イヤホンと環境音ごとの音漏れ特性を考慮し,音漏れす る可能性が高い周波数のみに注目して,マイクからの観測音と比較することで,効果的に音漏れを検出す る手法を提案する.実際に,スマートフォンを用いた楽曲の再生と録音を行い,イヤホンや環境音毎の音 漏れ特性モデルを構築し,提案手法を用いた実験を行い,音漏れ検出が可能であることを確認した.
著者
渡辺 勉
出版者
拓殖大学人文科学研究所
雑誌
拓殖大学論集. 人文・自然・人間科学研究 = The journal of humanities and sciences (ISSN:13446622)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.43-59, 2018-03-25

The so-called “five sentence patterns” have been widely used in the teaching of English at junior and senior high schools in Japan. The wide-spread use can be attributed to Hosoe’s(1952)grammar book which owes the large part of its description to Onions(1904). This study has investigated how “five sentence patterns” are described in the educational publications: four self-help books; Hosoe’s grammar book(1971); a recent high school textbook(2013); 18 grammar textbooks for high schools used in 1980s.The findings of the investigation can be summarized in three points:(1) the publications investigated are divided into two kinds, those dealing with only simple sentences in the demonstration of the “five sentence patterns” and those taking up complex sentences as well; (2)the complement and the object are realized by grammatical items assuming various functions; a complement can be realized by adjectives, nouns, that-clauses, to-infinitives, gerunds, present participles, past participles and prepositions; (3)the analysis of the structure”object+to-infinitive” is controversial; some treat it as part of “SVOC”, others regard it as part of “SVOO”.The need of developing a new type of “five sentence patterns” is suggested with the idea of verbal valency in mind.
著者
三浦 光哉 千葉 愛莉
出版者
宮城教育大学特別支援教育総合研究センター
雑誌
宮城教育大学特別支援教育総合研究センター研究紀要
巻号頁・発行日
no.3, pp.47-58, 2008-06

空間認知能力の低いアスペルガー障害児に対して、小学校で学習する時期に合わせて、ひらがなとカタカナの文字指導を試みた。最初に心理検査など実態調査を実施し、認知処理様式の特性を詳細に分析した口その後、強い能力を活かした教材( 部屋分けしたマス、ひらがなの手本、カタカナの手本) を開発して、段階的に文字指導を行った。その結果、最終的に小学校1年生で通常使用しているノートの大きさである25mm×25mmのマスの中に、ひらがなの清音46文字を計14回の指導で、カタカナの清音46文字を11回の指導で正確に字を書くことができ、鏡文字や極端に線が曲がる文字等が改善された。また、視知覚発達検査で、10ヶ月の遅れがあった「形の恒常性」と「空間関係」が、3ヶ月の遅れに改善してきた。さらに、対象児の認知処理様式の特徴を担任教師や保護者に伝えることで、その後に指導や対応に活かすことにつながった。
著者
高見 純
出版者
国文学研究資料館
雑誌
国文学研究資料館紀要 アーカイブズ研究篇 = The Bulletin of The National Institure of Japanese Literature, Archival Studies (ISSN:18802249)
巻号頁・発行日
vol.51, no.16, pp.17-37, 2020-03-16

13世紀以来、イタリア北中部では都市政府による記録文書の保存と管理が本格的に開始された。干潟の大商業都市ヴェネツィアも例外ではなく、15世紀以降に書記局を中心に過去の記録を整理し、文書形成と管理を拡大的に整備・進展させ、現在でも、ヨーロッパで有数の量の記録文書を伝え際だった存在感を示す。 これまで、ヴェネツィアの文書管理については、書記局官僚の形成とともに、主に都市政府による統治・行政の範囲内で解明が進んできた。一方で、都市政府という枠組みの外にある民間実践については、十分な検討が進んでこなかった。 そこで、本稿では、13世紀に成立し、15世紀以降に都市の主要な慈善団体の1つとして近世まで大きな存在感を有し続けた大規模宗教兄弟会を事例にして、同団体による文書管理を検討する。それによって、慣習法の蓄積への対応に追われた都市政府による管理との類似性が指摘されるとともに、15世紀から16世紀前半にかけて多くの遺産管理を担うことになった同団体の事情が文書管理に及ぼした影響も考察される。また、本稿の事例によって、都市ヴェネツィアにおける幅広い<アーカイブズ実践>の社会状況についての一端を明らかにすることも期待される。