著者
井上 亘 Wataru Inoue
出版者
学習院大学史学会
雑誌
学習院史学 = Gakushuin historical review (ISSN:02861658)
巻号頁・発行日
no.31, pp.10-28, 1993-03-20

論説(Article)
著者
飯島 暢 川口 浩一 松生 光正
出版者
関西大学法学会
雑誌
關西大學法學論集 (ISSN:0437648X)
巻号頁・発行日
vol.71, no.2, pp.432-470, 2021-07-21

原著者:トーマス・マイヤー「20世紀における刑法上のヘーゲリアーナー」翻訳:松生光正編訳:飯島暢・川口浩一
著者
仁科 恭徳
出版者
明治学院大学教養教育センター
雑誌
明治学院大学教養教育センター紀要 : カルチュール = The MGU journal of liberal arts studies : Karuchuru (ISSN:18818099)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.55-62, 2015-03-24

本稿の目的は、現代の若者世代における色彩感覚を調査することにある。現在までに、日本色彩研究所などが現代人の色彩感覚に関する大規模調査を実施しているが、2000年以降に調査されたデータは少ない。そこで、現世代が捉える「色」に対する抽象的なイメージを調査し、その報告をここにまとめる。
著者
木村 洋二 渡邊 太
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.119-164, 2005-03-25

最終戦争による世界の破滅を生き延ぴた修行者が、理想社会を建設する。そのような救済のヴィジョンを抱いていたオウム真理教は、1995年に地下鉄サリン事件を起こした。救済を目指すはずの修行者たちは、なぜ無差別のテロリズムを遂行したのか。この問題を、感情論理のネットワーク分析の視点から渡邊が考察する。宗教的に意味付与されたテロリズムは、献身の感情論理にもとづく。ソシオン理論によると、献身の感情論理は、否定の否定が肯定になる、という弁証法的なネットワーク動作として説明できる。真摯な自己否定は、他者への隷従を帰結する。このとき、献身の対象であるグルに対する不信や指示に従うことの迷いは、必ずしも献身のネットワークからの解放につながらない。オウムの修行者の感情論理においては、葛藤し、迷った挙げ旬に、結局指示に従ってしまうという構造があった。この構造は、現在自分が置かれている状況に対する疑問を抱いたときに、その状況から離脱することを不可能にする。不自由に気づくことが、さらなる不自由へと人を巻き込むようなネットワーク構造がある。閉ざされた環境において、批判的視点を確保する可能性について考察することが本稿の課題である。
著者
鹿子生 浩輝
出版者
関西大学法学研究所
雑誌
続・戦争と統治のあいだ
巻号頁・発行日
pp.1-31, 2022-03-25

本論は、JSPS科研費18K00100、19K00099、21K00087の助成を受けたものである。
著者
内藤 隆夫
出版者
北海道大学大学院経済学研究科
雑誌
經濟學研究 (ISSN:04516265)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.95-106, 2013-02-21

本稿では明治期の佐渡鉱山が製錬部門において導入した, 混汞製錬・搗鉱製錬・沈澱製錬・青化製錬という, 金銀の製錬を主とする4つの新技術を取り上げた。そして, 「貧鉱の大量処理」「コスト意識」「装置工業化」という視点をもとに, 上記の4つの技術の内容, 導入と展開の過程, 意義と限界について考察した。以上を通じて明治期佐渡鉱山の製錬部門における技術導入の特質を解明し, それとともに, 明治後半期が近代佐渡鉱山史において非常に重要な時期だったのではないかという仮説を導き出した。
著者
松本 暉男
出版者
関西大学人文科学研究所
雑誌
關西大學法學論集 (ISSN:0437648X)
巻号頁・発行日
vol.13, no.4-6, pp.377-412, 1964-02

福島四郎教授還暦記念特集
著者
鄭 惠先
出版者
[大阪大学大学院文学研究科]
雑誌
役割語・キャラクター言語研究国際ワークショップ2015報告論集
巻号頁・発行日
pp.70-83, 2016

科学研究費「役割語の総合的研究」(研究代表者:金水敏 課題番号:23320087)研究成果報告書
著者
加藤 重広
出版者
北海道大学
雑誌
北海道大学文学研究科紀要 (ISSN:13460277)
巻号頁・発行日
vol.126, pp.93-117, 2008-11-28