著者
中野 次雄
出版者
早稲田大学法学会
雑誌
早稲田法学 (ISSN:03890546)
巻号頁・発行日
vol.57, no.1, pp.1-21, 1981-11-30
著者
中野 良平 斉藤 和巳
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.28, no.12, pp.1246-1254, 1987-12-15

代表的な関係データベース言語は関係論理に基づくが データベースマシンのサポート言語は多くの場合関係代数である.したがって 関係論理で表現した検索を データベースマシンでの実行を想定して 最適な関係代数表現に変換する研究が重要になる.関係論理表現に集約関数が入って来ると 閉じないアルファが現れるので 関係代数への変換は容易でない.本論文は関係論理表現に現れる集約関数を Klug の補正も考慮に入れた最適な関係代数表現に変換する体系を述べたものである.Klug の補正に効率良く対処するため 関係代数演算に新しいタイプの集約演算を導入する.新変換法の基本的アイデアは 代数表現への変換が容易な標準集約形を中継地点とし それの生成と解決という2フェーズの変換体系にある.同法は3漣の基本変換則と3種の発見的変換則から構成される.新変換法の目的は 集約関数を含んだ関係論理表現を人間が考え出すような最適な関係代数表現に変換することにある.変換プログラムを作成し 考えられる様々な複雑な検索に適用して 極めて満足すべき結果が得られることを確認した.
著者
中野 尚夫 水島 嗣雄
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物学会中国支部研究集録
巻号頁・発行日
no.29, pp.44-45, 1988-08-01

岡山県の山間地域は, 河岸の小規模な段丘水田, 背後の傾斜畑, それらをかこむ山林から成っている。このような平野部と著しく異なる立地条件は, 作物選択や栽培法にこの地域個有のものを成立させた。その代表的なものは, 薪炭林や杉・桧植林地においてそれらの再利用が可能になるまでの期間に行われた焼畑の利用とミツマタ栽培であろう。この農法は決して生産性の高いものではなかったが, 自然の再生力を利用した合理的なものであったと思われる。しかし, 暖房燃料が炭から石油に変換した昭和30年代半葉を境にこの農法は一気に消滅した。本報告では, この焼畑について行った聞き取り調査の結果を紹介する。
著者
中野 敦 塩入 健太 星野 准一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.59, pp.61-66, 2005-06-04

近年,CGキャラクタとの対話によってストーリーの進行するコンテンツが数多く見られるようになった.そのためCGキャラクタの表現力を向上することは,これらのコンテンツに没入するための重要な要素となっている.従来の対話型コンテンツでは,CGキャラクタは台詞に対応付けられた振る舞いを行っており,同じ台詞に対して同じ動きを繰り返すといった動きの単調さが見られた.そのため内面に存在するはずの心理状態を感じられない無機質な印象を利用者に与えてしまうという問題がある.そこで本研究では会話内容を補足するジェスチャに加えて,心理状態を表現する姿勢やしぐさを動的に複合することで心理状態を表現した振る舞いを生成する.この技術によって表現豊かな振る舞いを生成した結果を心理コミュニケーションゲームという対話型コンテンツ上で示す.Mental communication with characters is important for many entertainment and edutainment applications. Human's mental statuses are complex, and mental behaviors typically consist of multiple components such as poses and many unconscious movements. In this paper, we propose the layered behavior synthesis technique for integrating mental behaviors and conversational gestures. We compose various mental behavior representations by considering the spatial consistency and co-occurrence probability. We also show an example of a game using the mental behavior synthesis technique.
著者
中野 敦 星野 准一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.390, pp.13-18, 2004-10-21

会話と連動したジェスチャを自動的に生成することはCGアニメーションやゲーム制作などで必要とされている.従来法では複数のジェスチャを組み合わせるときに運動レベルでの連続性や整合性については考慮されていないため,あるジェスチャを行う度に必ず直立位置に戻るなど機械的な印象を与えるという問題がある.本稿では,ジェスチャの運動的な連続性と連動性を考慮に入れることで,より自然な会話動作を生成することができる複合行動生成法を提案する.
著者
中野 正敏
出版者
日本作物学会
雑誌
九州作物談話會報
巻号頁・発行日
no.11, pp.45-50, 1957-03

従来水田裏作の菜種栽培と言えば,移植栽培が普通であり又,菜種は移植するものだと認識されていた観があった。しかし近年に於いて菌核病の発生が非常に多くなり,しかも此の病害が菜種に致命的な打撃を与えるものであることから,これが対策には種々研究もされて来たが未だに完全な方法は発見出来ない現状である。しかし乍ら著者等は,直播する1二とにより最も恐るべき菌核病と合せて萎縮病の発生が少なく,しか'も労力賢材等の節約如出来て・経営的に見ても一石二鳥の効果があることがわかった。此の点佐賀県に於いては上記効果の認識と,苗床を必要としない為,近年直播栽1書が急速に増加し,昭和28年播付けでは,県計面積4,556町に対し其の25.2%,昭和29年度では,5,486町の45.1%,昭和30年度では,67.7%と言うように毎年増加し又,本県に於いては昭和25年より菜種多牧穫競作参を実施しているが,29年は約半数が直播栽培で出品し30年でほ県審査の対照となった21点中,1点だけが移植で殆んどが直播栽培であった。佐賀県に於ける菜種の多收穫地帯は山麓部の畑地で菌核病の発生の少ない地帯に限定されていたが,最近は直播栽培の普及により,菌核病の為半ばあきらめ的与感があった。平坦部の水田裏作地帯から高位多收穫者が続出するようになった。以上の事実から如何に菌核病の被害が致命的なものであったかが思考される。然しながら菜種は元来移植によって栽培され発達もして来たものであり,(北海道及び南九州の畑地帯では一部分直播されているが)水田裏作に於ける菜種の直播栽培についての研究は,殆んど行なわれていない現状であったので,著者等はこれ等直播に関する幾らかの問題について,試験を実施して来たが尚今後究明されねばならない問題も多々あるが,今回はすでに実施した研究