著者
鹿間 時夫 尾崎 博
出版者
PALAEONTOLOGICAL SOCIETY OF JAPAN
雑誌
日本古生物学會報告・紀事 新編 (ISSN:00310204)
巻号頁・発行日
vol.1966, no.64, pp.351-358_1, 1966-12-15 (Released:2010-05-25)
参考文献数
7

Brazil, San Paulo近郊Tatuiの花山伊之助氏の農場で発見された爬虫類骨格を新属新種とみとめ, Brazilosaurus sanpauloensisと命名, 記載した。この骨格は, 下部二畳系のIrati層の灰色石灰岩中から発見され, 福井市の斎木重一氏によつて著者らにもたらされたものである。
著者
菊川 あずさ 今村 崇裕 加藤 博司 尾崎 博和
出版者
航空医学実験隊
雑誌
航空医学実験隊報告 (ISSN:00232858)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.18-63, 2022-09-01 (Released:2022-10-30)
参考文献数
90

The objective of this report is to document the published Aeromedical Laboratory articles named “The Reports of Aeromedical Laboratory” from Mar. 2007 through the Jun. 2020. During the 15 years, various research program of the laboratory researchers with 89 articles in “The Reports of Aeromedical Laboratory” have had great and positive influence on Aeromedical field.
著者
吉川 泰弘 稲葉 睦 浅井 史敏 尾崎 博 遠藤 大二 澁谷 泉 山下 和人 北川 均 新井 敏郎 高井 伸二 杉山 誠 上地 正実 鎌田 寛
出版者
北里大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2012-04-01

わが国の全16獣医系大学における参加型実習に入る段階の学生の質を全国一定水準に確保することを目的とし、知識を評価するCBT (Computer-Based Testing)と技能と態度を評価するOSCE (Objective Structured Clinical Examination)の二つからなる獣医学共用試験について、CBT問題作成システム、問題精選システム、問題出題システム、評価システムを開発し、平成25年と26年に渡り、16大学を対象としてCBTトライアルを実施した。同時に、OSCE試験の態度と技能を確認する医療面接試験並びに実地試験を開発した。
著者
尾崎 博明 越川 博元
出版者
京都大学
雑誌
萌芽的研究
巻号頁・発行日
1996

木材腐朽菌に属する白色腐朽菌により,有機塩素化合物などの各種有害有機物を分解する新しい環境浄化方法を開発することを最終目的として,本研究では、数種の白色腐朽菌(子実体としての"きのこ"を形成するもの、形成しないもの)の最適増殖条件のほか、それらによる上記有害有機化合物等の最適分解条件及び白色腐朽菌が生産する酵素の活性との関連等について検討を加えた。得られた主な結果は以下の通りである。1.当該研究者らは従来、研究用の白色腐朽菌であるPhanerochaete chrysosporium(きのこ無形成)を対象として、Kirkらの培地を基礎としてさらに栄養源を調整した培地により上述した検討を行ってきた。さらに、ヒラタケ(Pleurotusostreatus)、カワラタケ(Coriolusversicolor)、シイタケ(Lentinula edodes)等の食用または一般によく観察される白色腐朽菌(きのこ形成)についても検討を加えたところ、上記培地がそれらの菌の増殖に同様に適当であるが、増殖速度はカワラタケ>ヒラタケ>シイタケの順に大きく、菌種により相違があることが明らかになった。各菌種の最適な培地及び最適環境条件についてはさらに検討を続けている。2.Phanerochaete chrysosporiumはリグニンペルオキシダーゼ(LiP)とマンガンペルオキシダーゼ(MnP)の2種の菌体外分解酵素を生産するのに対し、同様の栄養及び環境条件下において、ヒラタケ、カワラタケ、シイタケはマンガンペルオキシダーゼとラッカーゼ(Lac)を主に生産し、LiP活性は無いかあるいは微弱なものであった。Phanerochaete chrysosporiumが2,6-DCPなどの有機塩素化合物やアゾ染料を分解することはすでに確認しえたが、他の白色腐朽菌による有害有機化合物の分解性については実験中であり、MnPやLacの作用につきさらに詳細な検討を行う予定である
著者
尾崎 博明 山田 修 菅原 正孝 濱崎 竜英 林 新太郎
出版者
大阪産業大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2005

本研究では、新機能を有するナノセラミックスを微量有害有機物の処理に適用するための新規水処理技術の開発を行った。まず、TiCあるいはTiCにイリジウム(Ir)を分散させた粉末を原料として、燃焼合成法により透水性を有する多孔質セラミックスを合成した。同セラミックスは導電性と溶質吸着能を有することから、これを電極として微量有害有機物の分離(吸着)と分解を同時に行う処理法について検討した。医薬品類18種類の混合溶液について試験したところ、12種類については5分から120分の処理時間で分解し、本法が医薬品類のような難分解性物質の分解に有効であることが明らかになった。超難分解な有機フッ素化合物(PFOA:Perfluorooctanoic AcidとPFOS:Perflu-orooctane Sulfonate)に対して同法を適用したところ、各々84%と99%の除去率が得られた。排水中のこれらの物質について既報分解例はほとんど無く、本法がPFOAおよびPFOSの除去に有力な新手法となりうる重要な知見を得た。また、同セラミック多孔体をフィルター状に加工し、微量有害有機物の分離・分解同時処理を行う「ろ過型電気分解装置」を初めて開発し、医薬品類について処理試験を行った。その結果、溶質の約20%がセラミックスに吸着しながら電気分解が進行し、多くの医薬品類について高除去率が得られことがわかった。さらに、ナノセラミックスが有する光触媒機能に着目し、高強度光触媒繊維による微量有害有機物分解特性について考究し、2,4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)についてCO_2までにいたる分解機序を明らかにするとともに、医薬品類の分解にも適用可能であることを明らかにした。上述した成果の内、とくにろ過型電気分解装置に関する研究は特許申請にもつながり、新しい水処理技術の開発に道を拓くものとして特筆できる。
著者
生田 久美子 吉國 陽一 尾崎 博美 畠山 大 岩田 康之 八木 美保子
出版者
田園調布学園大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2019-04-01

本研究は、「教える」専門家としての教員養成の根幹が問われる中で、学問としての「教育学」が果たすべき役割を明らかにすることを目的とする。具体的には、以下の2点の解明を目指す。①「教える」専門家がもつ「高度な専門性」の特徴を明らかにする。②「教育学」と「教える」専門家の養成との間の歴史的・制度的な関係性を明らかにし、「教育学」に基づく「教える」専門家養成システムの在り方を提示する。以上の2つの目的の達成を、教育哲学・教育思想、教育史、教育制度・教育行政、教育実践の4つの専門領域から検討することを通して、「教える」専門家の養成を学問として構築する「教育学」のあり方(モデル)の提示を目指す。
著者
尾崎 博美
出版者
教育思想史学会
雑誌
近代教育フォーラム (ISSN:09196560)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.42-49, 2015-09-12 (Released:2017-08-10)

「公衆」と「大衆」を分かつものは何か。「トランザクション」によって形成される「公衆性」を「知性」の一様式として捉えるとき、「公衆」とは実体ある集団の名前ではなく「個人」の一様態として特徴づけられる。「集団=協働」に基づく「行為」や「関係性」の観点から「公衆性」を形成する「教育」としてデューイの「デモクラシー」を描くことを試みる。
著者
尾崎 博己
雑誌
ペトロテック = Petrotech (ISSN:03862763)
巻号頁・発行日
vol.34, no.5, 2011-05-01