著者
中山 満茂 荻原 五郎
出版者
日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.51, no.462, pp.p725-729, 1985-02

In order to develop the low NO_x combustion system and high performance steam generator, several tests had been made. The first, to reduce NO_χ emissions , a new type swirl nozzle has been developed. The feature of this nozzle. The second, the combustion tests with package type boiler have been made. From the experimental investigations, NO_χ emission levels emitted from this combustion chamber the grooved swirl nozzle were 30-40 percent less than that of the conventional hollow-cone type swirl nozzle.
著者
小山 満
出版者
創価大学アジア研究所
雑誌
創大アジア研究 (ISSN:03887030)
巻号頁・発行日
no.2, pp.109-144, 1981-03-01
著者
中山 満子
出版者
科学・技術研究会
雑誌
科学・技術研究 (ISSN:21864942)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.127-132, 2018

本研究では、高校生の友人関係とSNS利用に伴うネガティブ経験(以下、SNSネガティブ経験)との関連を検討した。近年の日本の高校生の友人関係にはいくつかの類型があると言われる。本研究では、高校一年生(175名)を対象として質問紙調査を実施し、高校生の友人関係を類型化したうえで、友人関係がSNSネガティブ経験の程度にどのような影響を持つのかを検討した。また、SNSネガティブ経験は利用しているSNSに影響されることも想定されるので、本研究では、LINE、Twitter、Instagramの3種類のSNSに着目して、友人関係の類型とSNS利用パターン及びSNSネガティブ経験との関連について分析した。友人関係の類型としては先行研究と類似の関係回避群、気づかい・群れ群、内面関係群の3群を得た。SNSネガティブ経験のうち閲覧強迫、情報拡散不安、社会的比較は、内面関係群に比べて気づかい・群れ群で多いことが示された。また友人関係類型とSNS利用パターンの分析から、内面関係群では複数のSNSを並行利用する傾向にあり、LINE利用時間は3群中もっとも長いこと、関係回避群は他のSNSを利用せずLINEのみを利用する者が多いことが示された。これらの結果から、SNS利用の多寡それ自体よりも友人関係のあり方がSNSネガティブ経験に影響することが示唆され、先行研究で示されている友人関係類型と心理的適応との議論を踏まえて考察された。
著者
坪根 恵 長谷川 彩子 秋山 満昭 森 達哉
雑誌
研究報告セキュリティ心理学とトラスト(SPT) (ISSN:21888671)
巻号頁・発行日
vol.2021-SPT-41, no.43, pp.1-8, 2021-02-22

学校教育におけるタブレット端末や PC 利用の普及に伴い,児童がパスワードを利用する機会は増加している.その一方で,国内では,パスワード教育に関する統一した指針がなく,小中学校で用いている教材や,教材内に記載されている項目やレベルは様々である.本研究は,国内で発行されている児童向けセキュリティ教材の実態調査を実施する.具体的には,教科書及び地方行政機関が独自に発行しているパスワード啓発資料を調査し,特にパスワード・プラクティスに関連する内容分析を行なった.調査の結果,(1) 教科書は出版社によって取り上げている項目は大きく異なり,パスワード・プラクティスをそもそも取り上げていない教科書もあれば,2021 年現在では既に推奨されていないプラクティスを未だ更新していない教科書も確認できた.(2) 児童向けパスワード啓発資料を作成している都道府県はわずか 7 県であり,各資料が取り上げている項目にも差がみられた.これらの結果は,教育機関が採用する教材によって内容に大きな差があること,およびその差が児童が得るセキュリティ知識の差につながることを示唆する.
著者
向山 満
出版者
ニュ-・サイエンス社
雑誌
動物と自然 (ISSN:03864782)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.p22-26, 1985-02
著者
倉山 満
出版者
関西憲法研究会
雑誌
憲法論叢 (ISSN:1343635X)
巻号頁・発行日
no.11, pp.47-68, 2004-12-20

Today, Normal Constitutional Practice (Kensei no Jodo) is disregarded by almost constitutionalist in Japan. But it was built as Constitutional Convention. It triumphed several ordeals. In fact, a party government was stronger than any other organs. The privy Council, the House of Lords, the bureaucrats and the military authorities that should have veto could not overthrow of the cabinet without help by the Opposition. The strongest veto group was the House of Representatives. Its political resource was power of command by cabinet that includes the Ministry of Finance. The elder statesman Saionji protected the customs. Though it was indicated that parliamentary government was crushed by pressure, the essence is suicide of two major parties, and it disturbed constitutional government in The Empire of Japan.
著者
村山 満明
出版者
法と心理学会
雑誌
法と心理 (ISSN:13468669)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.121-124, 2011 (Released:2017-06-02)

強姦致傷被告事件について行った外傷性記憶に関する専門家証言ならびに被害者供述の供述分析の結果について報告した。専門家証言においては、文献に基づいて、外傷的体験の記憶であるということのみで、その記憶は正確であるというように一般化することはできないこと、また、外傷的体験を想起することは記憶の断片をつなぎ合わせて受け入れられるストーリーを構成することであり、その過程では記憶が歪曲を受ける可能性があることなどを述べた。次に供述分析では、被害者供述には加害者の特定、犯行内容、加害者特定の手がかりとなる情報に関して種々の変遷がある、加害者について被告人には当てはまらない事柄を述べている、重要な物証の存在について述べながらその証拠が提出されていない、一時期「rapeは嘘だった」と述べているなどのことを指摘した。そのうえで、被告人が真犯人であると考えると、被害者の一連の供述には理解が困難となる点が認められるのに対し、被告人が真犯人ではないと考えると、偽りの記憶が生まれる可能性さえ考慮すれば、その一貫した理解が可能であると結論した。
著者
上川 先之 秋山 満昭 山内 利宏
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.61, no.6, pp.1134-1145, 2020-06-15

Webを介するサイバー攻撃に使用されるJavaScriptコードは,攻撃コードの意図の隠蔽や検知回避のために,難読化やクローキングなどの解析妨害が施されていることがある.このような解析妨害コードの解析が課題であり,迅速に解析できる手法やシステムが求められる.そこで,我々は解析妨害JavaScriptコード解析支援システムを提案する.提案システムは,JavaScriptコードによるブラウザAPI操作を網羅的に捕捉し,API操作ログを出力することにより,JavaScriptコードの挙動を把握できるようにする.API操作の捕捉にProxyオブジェクトを利用することで,既存手法では捕捉しきれないAPI操作を捕捉する.また,変数の参照を置き換えることにより,置き換え禁止のAPIに対するAPI操作を捕捉可能にする.本論文では,提案システムのコンセプトと,コンセプトを実現する解析手法の実現方式について述べる.また,提案システムの評価として,解析妨害JavaScriptコードの解析を行った結果を報告する.
著者
秋山 満昭 島岡 政基
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.378-383, 2020-03-15

進展の早いサイバーセキュリティの分野では,研究者は十分に議論されていない領域の倫理的問題にしばしば直面する.この倫理的判断を研究者自身の自己責任とすることは,研究の萎縮を招く可能性があり,そうした萎縮によって科学技術の発展が妨げられることは避けなければならない.本稿では,先進的なサイバーセキュリティ研究を研究倫理面からサポートするために,研究コミュニティとして「研究倫理相談窓口」と「チェックリスト」という2つの施策を学術シンポジウムに導入した事例を紹介する.また,その施策を通じて得られた知見に基づいて,サイバーセキュリティの研究倫理の普及活動に関する今後の展望を述べる.
著者
倉山 満
出版者
中央大学
雑誌
中央史学 (ISSN:03889440)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.92-109, 1999-03
著者
中山 満子
出版者
科学・技術研究会
雑誌
科学・技術研究 (ISSN:21864942)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.127-132, 2018 (Released:2018-12-30)

本研究では、高校生の友人関係とSNS利用に伴うネガティブ経験(以下、SNSネガティブ経験)との関連を検討した。近年の日本の高校生の友人関係にはいくつかの類型があると言われる。本研究では、高校一年生(175名)を対象として質問紙調査を実施し、高校生の友人関係を類型化したうえで、友人関係がSNSネガティブ経験の程度にどのような影響を持つのかを検討した。また、SNSネガティブ経験は利用しているSNSに影響されることも想定されるので、本研究では、LINE、Twitter、Instagramの3種類のSNSに着目して、友人関係の類型とSNS利用パターン及びSNSネガティブ経験との関連について分析した。友人関係の類型としては先行研究と類似の関係回避群、気づかい・群れ群、内面関係群の3群を得た。SNSネガティブ経験のうち閲覧強迫、情報拡散不安、社会的比較は、内面関係群に比べて気づかい・群れ群で多いことが示された。また友人関係類型とSNS利用パターンの分析から、内面関係群では複数のSNSを並行利用する傾向にあり、LINE利用時間は3群中もっとも長いこと、関係回避群は他のSNSを利用せずLINEのみを利用する者が多いことが示された。これらの結果から、SNS利用の多寡それ自体よりも友人関係のあり方がSNSネガティブ経験に影響することが示唆され、先行研究で示されている友人関係類型と心理的適応との議論を踏まえて考察された。
著者
青山 満喜 松尾 歩
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.E3P3232-E3P3232, 2009

【はじめに】軽費老人ホームにおいて,日常生活動作(以下,ADL)維持,健康維持,運動習慣のために「機能訓練教室」と称した運動を実施している.今回,理学療法士による運動の選択,効果などに関して若干の知見を得たので報告する.報告については,施設長ならびに参加者に対し書面および口頭で説明し同意を得た.<BR>【目的および方法】ADL維持ならびに運動習慣を着眼点とし,楽しく,無理なく運動できるよう実践している.内容として上下肢の運動,バランス訓練,ストレッチングとし,運動時間は毎回60分,月に2回実施している.1.上肢の筋力維持・向上を目的とした運動2.下肢の筋力維持・強化を目的とした運動3.立位バランス維持・向上を目的とした片脚ならびにタンデム立位保持4.四這い位での上下肢挙上のバランス練習5.柔軟性を維持するためのストレッチング<BR>【結果】機能訓練教室を毎月2回,1年間に計24回実施している.平成19年度中に参加した延べ人数は175人であり,参加者の最高年齢は93歳であった.参加者の意見として,「運動して汗をかくのは気持ちがいい」,「運動後に身体が温まる」,「運動後に身体が軽く感じ動きやすくなる」など肯定的なものが多く,更に,痛みの緩解や柔軟性の向上などの効果も寄せられた.その他として,「冬は部屋に閉じこもりがちになるが,『機能訓練』の時は部屋から出ようと思う」,「他の人と話をする良い機会になる」,「一人では運動できなくても皆で運動するとやる気が出て続けることができる」などの意見もあった.<BR>【考察・まとめ】軽費老人ホームに入所し続けるには,起居動作,移動動作,食事動作,更衣動作,整容動作,トイレ動作,入浴動作,コミュニケーションの自立が必要最低条件とされている.機能訓練教室の参加者は皆このことを承知しており,ADL自立の重要性を認識している.一日三度の食事は施設内の食堂で提供されるため,生活関連動作である炊事は自立していなくても入所は可能であり,広義のADLとされる洗濯,買物,掃除等に関してはヘルパーを利用することも可能である.施設内は段差も少なく,移動しやすく設計されてはいるものの,施設内を移動できる歩行能力(歩行補助具の使用を含む)が要求される.軽費老人ホームでは,毎月さまざまな「○○教室」と称する活動が行われているが,これらは華道,茶道,書道,というsedentaryなものが多いため,入所者の現在のADL能力を維持・向上させ,さらに運動を習慣付ける必要がある.現在の「機能訓練教室」を続けるにあたり,「きっかけ」,「継続」,「効果」の3要素が必要であると考える.そのためには,理学療法士の観点による環境設定,表現力,説明力などが今後さらに求められてくるものと思われる.今後も楽しく,わかりやすく,入所高齢者に無理のないADLおよび健康維持のために運動を習慣づけるような「機能訓練」を推し進めていきたい.
著者
小山 満 Mitsuru Koyama
出版者
創価大学シルクロード研究センター
雑誌
シルクロード研究 (ISSN:13455931)
巻号頁・発行日
no.10, pp.1-11, 2017-02-28

There are two current theories of the study for the bronze mirror dated the fifth year of Jian-wu. The one is the year 339 of Hou-zhao, the other is the year 498 of Nan-qi. The latter theory was convinced. The reason was pointed out about the letters Song-guo and Jin-hou described on the mirror. They were understood as the name of nations of China. However, Song-guo means the old Song county and Jin-hou shows a prefectural government in the history book "Jin-shu". Therefore, I understand that they do not become the grounds that show the year 498 of Nan-qi. As for the image of the mirror back, an inner ward is divided into three steps. The upper section is the scene of heavenly music. The middle section is the immortals of China. The right side is Xi-wang-mu and the left side is Dong-wang-fu. The lower section is described the King Huang-di and Lao-zi. The outside of the mirror is a scene of ascension. The image of the mirror both sides are related with the book "Bao-pu-zi" written by Ge-hong. The book was written 317 A.D. So we know the mirror should be produced in the near time. On the styles, there are already the same patterns from the Age of 3rd century, so I assume this mirror should not be the year 498 but should be the year 339 A.D.