著者

金光 正次 河原村 忠男 北 和男 平 保 山口 晋吾 橋本 信夫 則武 徳雄 渡辺 進

出版者

日本衛生学会

雑誌

日本衛生学雑誌 (ISSN:00215082)

巻号頁・発行日

vol.13, no.3, pp.398-405, 1958-08-01 (Released:2009-02-17)

参考文献数

49

著者

荒又 美陽 大城 直樹 山口 晋 小泉 諒 杉山 和明

出版者

公益社団法人 日本地理学会

雑誌

E-journal GEO (ISSN:18808107)

巻号頁・発行日

vol.13, no.1, pp.273-295, 2018 (Released:2018-05-31)

参考文献数

34

被引用文献数

3

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東京は2020年にオリンピック・パラリンピック競技大会を開催することとなった.同メガイベントの招致は,1964年には高度成長を促進させたのに対し,今回はグローバル化に伴う脱工業化に合わせた都市改造となる可能性がある.本論文は,その流れを検討するために,1988年ソウル,1998年長野,2012年ロンドンのオリンピック大会の都市・地域開発,また伊勢志摩サミット開催地のセキュリティ面での対策とそれぞれの現在までのインパクトを,現地調査及び資料に基づいて分析するものである.明らかになったのは以下の点である.ソウルと長野の開発は,一方は経済成長,他方は財政状況悪化の象徴として扱われているが,いずれも現在まで残る都市基盤や地域産業の基礎を提供した.またロンドンは社会的剥奪の大きい地の再開発という一つの型を作り出したことに特徴があり,伊勢志摩では過剰な警備がその後の観光資源となるという意外な結果を生み出している.

著者

山口晋一 編

出版者

運輸日報社

巻号頁・発行日

vol.前編, 1910

著者

山口 晋

出版者

一般社団法人 人文地理学会

雑誌

人文地理 (ISSN:00187216)

巻号頁・発行日

vol.60, no.4, pp.279-300, 2008 (Released:2018-01-06)

参考文献数

87

被引用文献数

2 2

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In this study, I clarify the conflict between the practices of artists who are active on the urban streets and the control by the Tokyo Metropolitan Government in the Heaven Artist Program. Specifically, I attempt to show a part of the control in the urban space by empirically describing the awareness and reactions of artists with regard to this control by the government. I will address the “Heaven Artist Program,” which is the street artist license system and part of the cultural policy of the Tokyo Metropolitan Government, to explain the relationship between the practices of artists and the control by the government in the Heaven Artist Program. The method of the study involves analyzing narratives from interviews of Heaven Artists and the staff of the Heaven Artist office in the Tokyo Metropolitan Government. In the following text, I present the findings that emerged in this study.First, with regard to the control of the Tokyo Metropolitan Government, recruitment and auditions of Heaven Artists are held every year. I understand the need for artists obtaining a license, because they are constantly applying for them. However, Heaven Artists who have obtained a license are subject to various rules. The places at which a large number of Heaven Artists are active are the Tokyo Metropolitan Museum and Ueno Park. However, for 60% of all the activity facilities and sites, the usage rate is less than 10%. The field manager exercises strict control, based on rules, over the activities of the Heaven Artists.Moreover, the practices of Heaven Artists in the light of such control results in the artists interpreting the rules broadly and escaping the control of the government while pretending to obey it. This behavior of Heaven Artists depends on their dissatisfaction with regard to the strict rules and control of the Heaven Artist office. However, although Heaven Artists have voiced such dissatisfaction, they have not jointly demanded program improvements from the Heaven Artist office. This is because Heaven Artists utilize not only this program but also other activity opportunities. Thus, Heaven Artists not only choose this program but also use other activity opportunities to a large extent. In the case of this choice, income becomes an important factor. As artists, income from creating art is their bread and butter and a direct evaluation of their talents. Furthermore, they revalidate themselves as artists by the amount that they earn. Heaven Artists take advantage of other activity opportunities in addition to this program. Further, they frequent spaces controlled by the Heaven Artist office while evading the regulation of this program.

著者

山口晋一 編

出版者

山口晋一

巻号頁・発行日

vol.第1回後編, 1911

著者

小泉 諒 杉山 和明 荒又 美陽 山口 晋

出版者

公益社団法人 日本地理学会

雑誌

E-journal GEO (ISSN:18808107)

巻号頁・発行日

vol.16, no.2, pp.232-261, 2021 (Released:2021-08-03)

参考文献数

58

被引用文献数

3

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本稿は,2018年の平昌冬季五輪で浮き彫りとなった五輪招致と南北関係,セキュリティ,環境問題,そして跡地や競技施設の利用にかかわる論点を,ボイコフの「祝賀資本主義」の議論を踏まえ検討した.平昌の五輪招致活動は3度にわたったが,会場計画を含めて,その時々の国内および国際的な政治状況に大きく左右されてきた.国家的なセキュリタイゼーションは平昌でも見られ,東京五輪の関係者による視察が行われたことから,レガシーとして引き継がれる点も多いと考えられる.また平昌冬季五輪開催において国際的な批判の対象となった環境問題は自然林の伐採であり,46年前の札幌冬季五輪と比較しても環境負荷には改善が見られない.長野では大会後の利用困難が見通されていたにもかかわらず競技施設の建設が進められ,平昌もまた同様の事態となった.

著者

山口 晋

出版者

公益社団法人 日本地理学会

雑誌

日本地理学会発表要旨集

巻号頁・発行日

vol.2018, 2018

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本研究では,日本最大規模といわれるフリー野外音楽フェスティバルである「上田ジョイント」の盛衰について検討する。上田ジョイントには巨大な音楽資本が参入せず,地域住民や企業が上田ジョイントを強くサポートするため,地域コミュニティとの動態が把握できる。より詳しくは,上田ジョイントの盛衰について,主催者と地域コミュニティとの関係から明らかにする。特に,主催者の意図が上田ジョイントを取り巻く,地域コミュニティのアクターとどのように一致するのか,一致しないのかについて提示する。最後に,上田ジョイントの制度化と主催者の音楽活動からの卒業の観点から,地方都市における音楽文化の困難と可能性について知見を示したい。

著者

山口晋平 著

出版者

法学書院

巻号頁・発行日

1952

著者

山口 晋 Susumu YAMAGUCHI 社会学部地域社会学科講師

雑誌

目白大学人文学研究 = Mejiro journal of humanities (ISSN:13495186)

巻号頁・発行日

vol.(12), pp.105-117, 2016

著者

山口 晋一 白坂 成功

出版者

安全工学会

雑誌

安全工学 (ISSN:05704480)

巻号頁・発行日

vol.58, no.2, pp.124-132, 2019

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<p>システム開発の要件定義工程において,STAMP/STPA の適用により得られる損失シナリオから導出したコンポーネント安全制約を,開発へ直ちにフィードバックすることは,開発早期でより安全性の高いシステムを構築する上で重要である.本論文では,STAMP/STPA での解析対象となるコントロールアクションから抽出した非安全なコントロールアクションに優先順位をつけて解析を実施する手法を示した.非安全なコントロールアクションは,システムハザードに至り,そのハザードは損失を引き起こす.そのトレーサビリティを利用して,非安全なコントロールアクションに関連づくハザードの影響度から,安全解析の優先順位をつける.システム全体を構成する各要素に対して,本論文で提案する手法でSTAMP/STPA を適用し,優先順位の高い非安全なコントロールアクションから順次,解析する.その結果として得られた,損失シナリオから導出したコンポーネント安全制約を要件定義工程へ逐次的にフィードバックする.それにより,開発早期でのより安全性の高いシステム開発を目指した.そして,放射線治療装置へ適用することで,STAMP/STPA の実施における非安全なコントロールアクションへの安全解析の優先順位づけに対する課題の解決手法を提示することができた.</p>

著者

高崎 義人 野間 弘康 杉山 紀子 佐々木 研一 井出 愛周 高木 多加志 矢島 安朝 山 満 山口 晋一 秋元 善次 藤波 淳 大塚 聡 藤川 真紀 山根 源之

雑誌

齒科學報 (ISSN:00373710)

巻号頁・発行日

vol.97, no.6, pp.655-663, 1997-06-30

参考文献数

27

被引用文献数

5

著者

山村 卓也 陣内 祐二 瀬田 真一 根本 賢 野田 真一郎 猪飼 英隆 大越 修 山田 恭司 山口 晋

出版者

一般社団法人日本外科学会

雑誌

日本外科学会雑誌 (ISSN:03014894)

巻号頁・発行日

vol.103, 2002-03-10

著者

山口 晋

出版者

目白大学

雑誌

若手研究(B)

巻号頁・発行日

2011

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本研究では,①地方都市の若者文化,とりわけ音楽文化と地域社会との関係,②大都市周辺地域における若者の転出入行動を場所感覚の観点から探求した。①については,フリーの野外音楽フェスティバルでは,日本最大規模の「上田ジョイント」の盛衰について,「上田ジョイント」の制度化と,オーガナイザーの「サブカルチャーからの卒業」をキー概念に分析した。②については,埼玉県戸田市における,転出入者の行動を調査票調査から明らかにした。その際には,転出入行動が顕著であったのが若年層であり,転出入先が戸田市に隣接する市に多いことが明らかになった。

著者

舘下 八州志 王 俊利 長野 香 平野 智之 宮波 勇樹 生田 哲也 片岡 豊隆 菊池 善明 山口 晋平 安藤 崇志 田井 香織 松本 良輔 藤田 繁 山根 千種 山本 亮 神田 さおり 釘宮 克尚 木村 忠之 大地 朋和 山本 雄一 長濱 嘉彦 萩本 賢哉 若林 整 田川 幸雄 塚本 雅則 岩元 勇人 齋藤 正樹 門村 新吾 長島 直樹

出版者

一般社団法人電子情報通信学会

雑誌

電子情報通信学会技術研究報告. SDM, シリコン材料・デバイス (ISSN:09135685)

巻号頁・発行日

vol.106, no.504, pp.5-8, 2007-01-19

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ダマシンゲート構造を有するMetal/High-kゲートスタックとeSiGe S/Dを用いた歪みSiチャネルを組み合わせたMOSFETの試作にはじめて成功した。ゲート電極材料には、nFET用にHfSix、pFET用にTiNを採用した。その結果、Vd=1 V, Ioff=100nA/um, Tinv=1.6nmで、nFET: 1050uA/um、pFET: 710uA/umの特性が(100)基板上で得られた。さらに(110)基板上のpFETのインテグレーションにも成功し、830uA/umの特性が得られた。これらの特性は0.03A/cm^2以下の低ゲートリークの条件下で実現した。