著者
森田正馬著
出版者
人文書院
巻号頁・発行日
1935

1 0 0 0 迷信と妄想

著者
森田正馬著
出版者
白揚社
巻号頁・発行日
1983
著者
森田正馬著
出版者
人文書院
巻号頁・発行日
1935

1 0 0 0 戀愛の心理

著者
森田正馬著
出版者
日本精神医学会
巻号頁・発行日
1924
著者
森田正馬
出版者
日本変態心理学会
巻号頁・発行日
0000
著者
森田正馬著
出版者
白揚社
巻号頁・発行日
1953

1 0 0 0 生の慾望

著者
森田正馬著
出版者
人文書院
巻号頁・発行日
1934
著者
森信 暁雄
出版者
一般社団法人 日本臨床リウマチ学会
雑誌
臨床リウマチ (ISSN:09148760)
巻号頁・発行日
vol.22, no.4, pp.367-371, 2010-12-30 (Released:2016-02-26)
参考文献数
10
被引用文献数
1

生物学的製剤はRA患者の寿命を延ばすことができる時代となった.一方で,生物学的製剤の副作用には患者の死亡につながるものもあるが,本邦での市販後調査によると,その原因は,感染症と間質性肺炎で半数を超える.欧米のレジストリー研究によると,生物学的製剤は感染症リスクをあげる.発症時には迅速な対応と,日和見感染による肺炎,敗血症を考慮しなければならない.特に注意すべき肺炎がニューモシスチス肺炎であり,死亡例も散見される.発熱,呼吸困難,スリガラス影をみた際に,ニューモシスチス肺炎を必ず鑑別に上げなくてはならない.今後ST合剤による予防も考えるべきである.結核は生物学的製剤に投与下では比較的おこりやすい.ツベルクリン反応2+陽性以上の患者では,INHによる予防投与を行わないと高率に結核を発症する可能性がある.実際,結核発症者の多くではINH予防投与が行われていなかった.このような感染症の発症には,一般に,高齢,肺疾患の合併,ステロイド投与などがリスクとなるので,そのようなケースでは慎重な経過の観察が望まれる.感染症による死亡を防ぐことにより,生物学的製剤の有用性がさらに高まるものと思われる.
著者
森 宜人
出版者
社会経済史学会
雑誌
社会経済史学 (ISSN:00380113)
巻号頁・発行日
vol.71, no.2, pp.175-196, 2005-07-25 (Released:2017-06-09)
参考文献数
79

This article shows the socio-economic dynamism of urban electrification--the diffusion of electricity as necessary energy in urban life--with a case study of Frankfurt during the Weimar period. Before World War I, electric lights were a luxury so that less than 10% of households used them. But the situation changed in the 1920s. In the period of relative stability, electricity for lighting shifted from being a luxury to becoming necessary energy. This was due to a new rate system intended to benefit small-scale consumers. Besides the adoption of a new rate system, advertisement also played an important role. A case in point was the 'Lichtfest' (Light Festival) held in 1927 to boost the illumination of show windows. It contributed not only to spreading the use of electric lights but to innovating illumination techniques in general. With the spread of electric lights in urban life, a completely electrified life came to be considered as an ideal. However, such a lifestyle was just a utopia, adopted only experimentally in newly developed suburban residential areas. The gap between ideal and reality was not owing to the negative attitude of consumers toward the new lifestyle, but to the electricity rates, which were still too high for daily use of electrical appliances.
著者
竹内 倫子 澤田 ななみ 鷲尾 憲文 澤田 弘一 江國 大輔 森田 学
出版者
一般社団法人 日本老年歯科医学会
雑誌
老年歯科医学 (ISSN:09143866)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.64-75, 2022-09-30 (Released:2022-10-26)
参考文献数
48

わが国では認知症高齢者が急増しているが,認知症に対する有効な治療法はまだ確立されていない。そのため,認知症の発症を予防する手段を模索することが望まれる。本研究の目的は,地域在住高齢者を対象に口腔機能およびソーシャル・キャピタル(SC)と認知機能低下の関係を調査することである。2018年5月~8月に,農村地域在住の高齢者を対象に,世帯,学歴,基本チェックリスト,農村SC,舌圧,オーラルディアドコキネシス(ODK),現在歯数,主観的口腔機能を調査した。認知機能は基本チェックリストの項目より評価した。主観的認知機能低下を従属変数とした二項ロジスティック回帰分析を行った。また,主観的認知機能の低下に与える要因間の関係を検討するために共分散構造分析を行った。分析対象者は73人(男性24人,女性49人,平均年齢80.0±10.6歳)であった。二項ロジスティック回帰分析の結果,主観的認知機能低下と有意な関連がみられたのは,うつ病の可能性(オッズ比6.392,95%信頼区間 1.208~33.821),ODK/ta/(オッズ比0.663,95%信頼区間 0.457~0.962),農村SC(オッズ比0.927,95%信頼区間 0.859~0.999)であった。共分散構造分析の結果,「年齢が高いほどODK/ta/値が低く,うつ病の可能性がある」「ODK/ta/値が高く,うつ病の可能性がなく,農村SC値が高いほど,主観的認知機能低下がない」という関係がみられた。 結論として,農村地域の高齢者を対象に主観的認知機能低下に関連する要因を調査した結果,SC,うつ病の可能性および舌の巧緻性が関連していた。
著者
中溝 智也 多田 憲正 宇田川 智宏 菊池 絵梨子 亀井 宏一 森 崇寧 蘇原 映誠 松岡 健太郎 白井 謙太朗 渡辺 章充
出版者
一般社団法人 日本小児腎臓病学会
雑誌
日本小児腎臓病学会雑誌 (ISSN:09152245)
巻号頁・発行日
pp.cr.2022.0206, (Released:2022-10-26)
参考文献数
34

Galloway-Mowat症候群(GAMOS)は小頭症を伴う精神発達遅滞とステロイド抵抗性ネフローゼ症候群(SRNS)などの腎症を呈する疾患である.GAMOSにおける腎症は,治療抵抗性のため生命予後を規定する.今回シクロスポリン(CsA)で長期間の寛解を維持しているGAMOSの1例を報告する.1歳健診で精神発達遅滞,小頭症を指摘された.2歳時に蛋白尿を認め,5歳時にSRNSの基準を満たし,腎生検で巣状分節性糸球体硬化症を認めた.以上よりGAMOSと診断した.SRNSに対してCsAを導入したところ尿蛋白は減少し,7歳時に不完全寛解した.寛解維持した後にCsAの中止を試みたところ蛋白尿が増悪したため,CsAが尿蛋白減少に寄与していると判断した.腎毒性軽減のため8歳時から1日1回の投与へ変更し,14歳時の腎生検で明らかな腎毒性は認めなかった.CsAの単回投与は腎毒性を抑制し,GAMOS腎症のような遺伝性SRNSの予後改善に有効な可能性がある.
著者
三森 功士
出版者
日本大腸肛門病学会
雑誌
日本大腸肛門病学会雑誌 (ISSN:00471801)
巻号頁・発行日
vol.75, no.10, pp.449-452, 2022 (Released:2022-10-28)
参考文献数
11

がんゲノム医療により分子標的薬に合致した患者群は生存期間が延長した.しかしその恩恵を享受できる症例は未だに少ない.ごく最近,ミスマッチ修復酵素異常を有する直腸がん12例に対してPD1阻害剤を投与したところComplete Responseが100%という衝撃的な報告がなされたことをまず紹介する.一般に大腸がんはAPC/βcateninなどWNTシグナル経路,KRASを擁するEGFR/PI3Kシグナル経路,Notchシグナル経路そしてTGFβシグナル経路におけるゲノム変異が重要であり,これらを標的とした創薬において世界中で鎬が削られている.また核内転写因子に対する阻害剤の開発は難しいとされておりWnt/βcatenin TCF複合体に対しては未だに有効な化合物はない.本稿では免疫療法を含め大腸がん治療標的となる遺伝子変異を改めて確認すると同時に治療薬に関する最新情報の一部を紹介する.