著者
岩根 秀直 松崎 拓也 穴井 宏和 新井 紀子
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

数式処理は浮動小数点計算を用いる数値計算とは異なり 計算機上で誤差の生じない代数計算を実現する. 数式処理により入試数学問題を正確に解くことが実現できる. 本稿では, 入試問題の解法のための数式処理手法の紹介と 言語処理との接合における定式化や計算量などの課題について述べる.
著者
高橋 英之 寺田 和憲 上出 寛子
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.29, 2015

その実在の議論とは別に,我々がかみさまを知覚する際に,他者やエージェントを知覚するのと同様な神経回路を用いていることが近年示唆されている.我々は,宗教,そして神は古代から人が作り上げてきた最も成功したHAIの一つであるという仮説を提起し,その誕生と機能について,宗教の歴史や形態と既存のHAI研究との比較を行いながら議論を行いたい.
著者
岡 駿一郎 山根 承子 松村 真宏
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

本研究は仕掛けによる食生活の改善を目指す。まず、生協食堂年間利用定期券(ミールカード)のデータを用いて大学生の食生活の実態を把握した。その結果、カードの利用限度額ちょうどで商品を購入する傾向があることがわかった。この傾向を利用し、「目につきやすい場所に南瓜の小鉢を置く」という簡易な仕掛けを設置した。実験の結果、この仕掛けはより健康的な食選択に誘導する効果をもつことが明らかになった。
著者
小出 明弘 斉藤 和巳 長屋 隆之 伊藤 健二
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

大規模なネットワークを粗視化することにより、情報拡散過程を可視化する手法を提案する。具体的には、Twitterのmentionネットワーク等の大規模なネットワークを、ネットワーク内の中心的なユーザに着目して粗視化し、現実の情報拡散現象を可視化する。また、ICモデルやLTモデルを利用した人口の拡散データを作成し、現実の拡散現象に見られる特徴を明らかにすると共に、本提案手法の有効性を検討する。
著者
榊 剛史 松尾 豊
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.24, 2010

近年、マイクロブログサービスであるTwitterが脚光を浴びており、ビジネス・研究分野において、様々な分析やサービスが発表されている。本論文ではTwitterのリスト機能に注目する。リスト機能は、ユーザーを整理するための機能であるが、同時にユーザーへのソーシャルブックマーク(SBM)と捉えることができる。既存のSBM分析の手法を適用することで、Twitterユーザーの属性抽出や特徴語抽出を行う。

6 0 0 0 OA 仕掛学の試み

著者
松村 真宏
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

「仕掛学」は、人の意識や行動を変えるための「仕掛け」とその「効果」を体系的に明らかにすることを目指す研究テーマである。現在のところ、心理学、アフォーダンス、カプトロジー、ナッジなど、仕掛学に関連する先行研究を収集・整理・分類することで、仕掛学の骨子となる概念を探っている段階である。本発表では、著者がこれまでに収集した仕掛けの事例および整理・分類した結果について報告する。
著者
山本 大祐 山崎 洋一 多田隈 建二郎
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

ロボットによる生活空間でのさりげないすれ違いを実現するため、全方向移動体の行動表示に色および矢印を用いたColor Panel Omni-Winkerを提案する。提案法では小型モニタ上のカラー矢印指示により移動方向(8方向)及び速度(3段階)を表現する。①現在の行動、および②次の行動の2種類の表出に対する認識実験を行い、従来の表出との比較検討を行う。
著者
鈴木 健
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.23, 2009

伝播投資貨幣(Propagational Investment Currency SYstem:PICSY)は、価値が伝播する貨幣システムである。売り手は現物出資の投資家となるため、すべてが投資の貨幣といってもよい。取引関係の行列から固有ベクトルを求め、その値を個々人が社会に与えた貢献度と解釈し、購買力を与える。Google PageRankの貨幣版ともいえるこのモデルについて紹介する。
著者
大渕 友暉 山崎 俊彦 相澤 清晴 鳥海 哲史 林 幹久
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

定性的にしか語られなかった不動産物件の快適度の定量化を目指す. 温度, 湿度, 明るさ, におい, 振動, 騒音, 物件の前の人通りを快適度の要因として定義し, それらをまとめてかつリアルタイムに計測できるIoTセンサを実装した. 実際にあるマンション物件で計測を行い, 高層階と低層階の日当たりや窓のある部屋と窓のない部屋の室温の違いなど, 同じ建物でも部屋ごとで快適度に違いがあることを示した.
著者
植田 康孝
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

人工知能の進化により私たちの価値観や生き方が変わる。日本人は勤勉を尊ぶ価値観を根付かせて来たが、アニメ「おそ松さん」は6人兄弟が遊んで暮らす脱労働化生活を送る。「おそ松さん」的ライフスタイルとは、政府がベーシック・インカムを支給して物質的欲望を満たした場合、文化、芸術、旅行など「コト」についての関心を増やすことである。賃金が支払われるだけの労働を行う生き方に代わり、個性を大切にする生き方となる。
著者
江渡 浩一郎 沢田 洋平
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.25, 2011

我々は、多数のデータを利用者が登録・編集可能にする集合知データベース「Wedata」を構築・運用している。ユーザはWebサイトの構造情報などのデータを抽出・登録し、日々変化する情報を統一的な手法で操作可能となる。現在125種類、総数41,000件以上のデータが登録されており、2010年12月に2427万件のアクセスを得ている。本論文では、Wedataの構築・運用及び利用状況についてまとめる。
著者
高畑 圭祐 星野 崇宏 柳 博俊 渋谷 友磯子
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

既存のレコメンデーションシステムの問題点として、消費者に既知の情報を提示してしまうことや情報収集行動での閲覧内容と実際に購入したい内容が同一ではないことを無視した学習と提示を行う可能性があることにある。本研究では統計的機械学習のモデルに行動経済学的な知見を導入することでこの問題を回避するレコメンデーションシステムを開発し、中古車自動車情報提供サイトの大規模データに適用した解析例を報告する。
著者
荒川 直哉 山川 宏 市瀬 龍太郎
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.28, 2014

汎用人工知能とは,個別の課題に対して設計されるのではなく,さまざまなスキルを習得しうるように設計されるという意味で「汎用な」人工知能だといえる.人工知能の元来の目標の一つはヒトのような汎用性を持つ知能を実現することであった.近年,ロボットや機械学習など関連する技術の発展により汎用人工知能への関心が再び高まってきている.この発表では汎用人工知能へのさまざまなアプローチについて概観する.
著者
江間 有沙 長倉 克枝 田中 和哉 藤田 卓仙 工藤 郁子
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

「技術が発達することでどういう社会になるか」ではなく「どういう社会を作りたいか」を考えるとき、倫理的、法的、社会的課題(ELSI)は一つの切り口となる。また、AIやロボットが普及する分野・時期、雇用や働き方への影響なども重要な論点である。本報告では、異分野・異業種の人たちからなるワークショップでの議論をもとに、人と人工知能・ロボットを取り巻く社会における論点と課題を整理・紹介する。
著者
伊藤 愼介 村井 翔 北虎 叡人 松村 真宏
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

本稿では、大阪大学の待兼山に自生している竹林を阪大坂のブランディングに利用する試みとして行ったイベント「流しそうめん@阪大坂」について報告する。地域住民と一緒に竹林に入って竹の伐採、搬出、加工を行って約30メートルの流しそうめん台を阪大坂に設置し、そこに地元商店街が用意したそうめんを流した。地元商店街と地域住民と阪大生との交流、竹林の維持管理、阪大坂の有効活用が達成され、竹林の再価値化を実現した。
著者
平野 雄一 鳥海 不二夫 高野 雅典 和田 計也 福田 一郎
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

オンラインでの交流は便利である一方で、特に未成年を初めとしてネットいじめや性犯罪の被害に合う等の事件に発展するリスクがある。そのため、ユーザーが未成年者かどうかを推定する技術は未成年者をリスクから守るためには必要不可欠である。そこで、本研究では、年齢が分からないチャットデータから年齢層を推定し、年齢情報から未成年者と他世代の交流を分析し、特に大人との交流に危険性が高いことを示した。