著者
本田 昌也
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.241, pp.38-40, 2004-10

茨城県のホームセンター、ジョイフル本田の本田会長は日本で最も旬が長い起業家の一人。マスコミにはめったに登場しないという、知られざる超一流経営者の"長寿"の秘訣とは?——会長に初めて本誌にご登場頂いたのは86年7月号。その後、ジョイフル本田は2003年6月期まで連続で増収増益を続けていると聞きます。
著者
永井 学
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.277, pp.108-111, 2007-10

揚げたてコロッケを売る店として一躍有名に。「コロッケで地球を救う」をテーマにアフリカ・ケニアへの出店などでも話題を集めた。しかし、勢いに乗った甘い出店戦略があだとなり、売り上げ不振で脱退するFC店が相次ぐ。最後は、多額の債務を焦げ付かせて自己破産した。取材・文◎永井 学(編集部)「今年に入って、本部の経営が厳しいという話は聞いていた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.240, pp.38-43, 2004-09

「昨年の4月、社長だった夫が急死して、一時は廃業も考えました。でも、夫婦で会社を切り盛りしていた頃に築いた"人脈"という宝があったんです。社外のデザイナーさん、協力工場の技術者さん、腕利きの職人さん。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.281, pp.94-103, 2008-02

飲食業でランキングのトップに立ったのは、元横綱若乃花、花田勝氏が経営するドリームアーク(東京都港区)。ちゃんこ料理の「Chanko Dining 若」30店のほか、うどん店などを展開する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.272, pp.29-31, 2007-05

自分の名前を社長が覚えてくれていたら、誰だってうれしい。仕事ぶりが認められ、ほめられたら、なおさら満足は高まる。六花亭製菓はこの原則を忠実に実行し、社員のさらなる頑張りを引き出している。写真◎池内陽一六花亭製菓に学ぶ、社員満足を高める3カ条 1 社員の顔と名前を一致させるまずはとにかく覚える。
著者
二宮 清純
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.230, pp.30-33, 2003-11

今さら何の注釈もいるまい。8年前に単身米国に渡って以来、五つの球団を渡り歩いてきた日本人メジャーリーガーの"草分け"。日米通算で3000奪三振を挙げた、ロサンゼルス・ドジャースのエース。 野茂の凄さは、「変わらない」ことにある。彼の武器は、直球と鋭く落ちるフォークボール。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.203, pp.54-56, 2001-08

島駅から車で約三〇分の距離にある広島県海田町。マツダの下請け企業が軒を連ねる幹線道路に挟まれた一角に、まるで部品倉庫のような素っ気ない外観の建物がある。米穀卸、カツヤ(勝矢博社長)の本社だ。同社を初めて訪れた人は、外観とは裏腹の"熱烈歓迎"ぶりに、みな一様に驚きの表情を見せる。例えば、中村秀樹さんという人がカツヤを訪れたとしよう。
著者
皆木 和義
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.268, pp.102-105, 2007-01

【前回までのあらすじ】武蔵野国の農家に生まれた渋澤榮一は、明治政府の下、大蔵省高官に取り立てられ、日本の近代化を目指す改革に奔走する。だが、政府内で薩摩、長州の派閥対立が深刻化する中で、各省庁の予算争奪戦が激化、財政の均衡を無視した要求が相次ぎ、榮一は落胆させられる。明治六年、榮一はとうとう大蔵省を去った。
著者
関 満博
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.219, pp.66-68, 2002-12

数年前、仙台で開催されたある会議で同席した坂本賢二氏(一九五三年生まれ)のことが気になっていた。同氏は、ハーバード大学から戻ってきて、秋田県の雄和町で「坂本バイオ」というバイオベンチャーを経営している。山間部にある秋田空港から、東北の農村の良さを感じさせる集落をいくつか通り抜け、同社にたどり着いた。
著者
篠田 義彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.231, pp.126-129, 2003-12

昭和40年代から50年代にかけて、日本の流通業界は歴史上、かつて経験したことのない高揚期を迎えていた。沸騰期と言えるかもしれない。 入道雲が沸き立つようにチェーン店が台頭し、「先に版図を広げた方が勝ち」の気分が横溢した時代だった。チェーン業界を中心に、流通業界の地図は塗り代わり塗り代わりして、マスコミは「流通戦国時代」とはやし立てた。
著者
篠田 義彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.230, pp.108-111, 2003-11

伊藤雅俊が物心ついた時、家業は煮豆屋だった。今の武蔵小山商店街(東京・目黒区)である。煮豆屋という業種は既に姿を消したが、近いものを挙げれば、作り売りの惣菜店になろうか。 前夜遅くまで掛かって仕込みをし、朝早く起き出して、煮豆をはじめ各種のおかず類を作る。労をいとっていたのでは成り立たない小さな商いである。
著者
紀野 一義
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.236, pp.92-94, 2004-05

"人を使う"というのは大変難しいことですね。私の友人にも経営者が大勢おりますが、社員のことなどで相談されることが度々あります。 お釈迦様が在家の弟子達に対して、一つひとつの事例に即して話された経典に『法句経ほっくきょう』があります。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.228, pp.62-65, 2003-09

優秀な人材の獲得は企業にとって最重要課題であり、また、その人材をいかに定着させられるかが、経営の健全化に欠かせない。 この二つの条件を独自のリクルート方法で実現した会社がある。東京都中央区日本橋に本社を構える人材派遣会社、エスプールだ。 同社は、企業の販促活動、物流部門の現場作業などの業務請け負いを主力に、一九九九年の創業以来、業績を急拡大中。
著者
石黒 千賀子 江川 祐司 久保 俊介
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.197, pp.24-35, 2001-02

販売数量が減少するだけでなく、販売単価までが底なし沼のごとく下落していく「単価下落経済」。九〇年代に定着したこの傾向は、今後も続く公算が強い。 これまでの延長戦上で漫然と経費削減をしたり、値下げをしたところで、やがて経営体力を磨り減らして自滅するだけだ。それは、昨年からの不況型倒産の急増ぶりにも示されている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.277, pp.45-57, 2007-10

空欄に共通して入る言葉を選んでください。「決まった住居を持たず、( )などを泊まり歩いて暮らす( )難民が、新しい貧困層として注目を集めている」 漫画喫茶 ネットカフェ カプセルホテル メイドカフェQ57a〜cは固有名詞です。それぞれの内容を示す語を、1〜3から選んでください。a:ユーチューブ
著者
高田 明 荻島 央江
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.275, pp.78-82, 2007-08

自ら通販番組に出演し司会を務め、年間1000億円を稼ぎ出すジャパネットたかたの高田社長。"通販業界のカリスマ"のセールストークは、なぜ顧客の心をつかめるのか。本人のインタビューとともに、高田流「伝える力」の秘密を解剖する。※ ※ ※テレビで商品説明するときですか? 全く緊張しません。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.213, pp.54-56, 2002-06

特許技術を駆使した独自の省エネ手法で、社員二八人と小規模ながらも業界の先端を走る。京都港区にある「せんぽ東京高輪病院」の地下機械室。空調用の冷温水ポンプや蒸気ボイラー、院内各所への電力供給を制御する分電盤などがところ狭しと並ぶ。作業服を着た二人の技師が部屋の中を動き回り、ポンプの回転数や各機器の電力消費量などを調べ、チェックシートの空欄を埋めていく。
著者
佐保 圭
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.260, pp.19-25, 2006-05

「トラック野郎」から東証一部上場企業の社長へ。親分肌の経営者は時代の荒波にもまれ、自らのコスト管理の甘さを悟った。「清水の次郎長」的な人情味と厳しいコスト意識が両立した会社、それが走り続けた大須賀の到着地だった。静岡県浜松市市内のハマキョウレックスの本社に隣接する物流センターの倉庫の前で、一人の女性が声を張り上げていた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.204, pp.68-70, 2001-09

「不採算店舗を六〜七店閉鎖すれば事業の継続は可能です」。七月一三日、居酒屋「北乃一丁きたのいっちょう」をチェーン展開するエィ・ディ・シィ(東京都新宿区)の菅谷成社長は、約二〇〇人の債権者を前に訴えた。 しかし、説明を聞いた出席者の一人は「あいまいな話やその場しのぎの言い逃れが多かった」と不満を漏らす。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.254, pp.36-41, 2005-11

単純な算数を使い、1カ月で黒字化を達成したノセ精機(滋賀県東近江市、野瀬要太郎社長)の例を見てみよう。 同社は、はんだ付けで高い技術を持つ下請け企業。99年、「唯一の発注主」から、突然の"離別勧告"を受けた。 月間売上高は、ピーク時の1500万円から100万円に転落。営業努力(41ページ参照)で売上高は700万円にまで持ち直したものの、赤字が続いた。