著者
秋葉 和温
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.69, no.6, pp.557-561, 2015-06

長崎市: (1) 九州支場長として鹿児島に赴任してすぐ,長崎県担当の九州地区獣医師大会で研究業績発表会が長崎市で開かれた。私は支場長として,昭和58年10月11日~13日まで長崎市に出張し,県の指定していた長崎グランドホテルに2泊し,獣医畜産学会助言者として講評した。鹿児島空港→長崎空港→リムジンに乗り1時間位で長崎市内に着いた。終了後,グラバー邸を訪れた。シーボルトの鳴滝塾について県の職員の方に聞いたが,ご存知なかったので,訪れることができなかった。帰りは汽車を利用した。(2) 平成12年は日蘭交流400周年に当たるので,長崎,平戸などで記念特別展が開かれていた。畜産の研究,69巻5号の宇和島,卯之町,松山市の項に記載したように,司馬遼太郎の著書,「坂の上の雲」,「花神」そして「胡蝶の夢」など,こんなにも面白くて,参考になる読み物があったのだろうかと,感激と興奮に包まれながら,それぞれ一気に読んだものである。松山では「坂の上の雲」の正岡子規,夏目漱石,秋山好古,秋山真之などについて,現地を訪ね,資料の収集を試みた。
著者
菊川 明
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.63, no.1, pp.141-146, 2009-01

鹿児島県立農業大学校は、鹿児島県の南西部、薩摩半島西部の日置市吹上町と南さつま市金峰町の町境に位置し、東は霊峰「金峰山」、西は日本三大砂丘の吹上浜に囲まれた風光明媚な場所にあります。当地域には、早期水稲、かごしまブランドのかぼちゃ、砂丘らっきょう、キンカンの栽培のほか畜産では肉用牛、酪農などがある農業地帯です。農業大学校の歴史は古く、その前身は戦前昭和16年4月に設置された県立農民道場までさかのぼります。終戦後は海外引き揚げ者の開拓入植に対する訓練施設、海外移住または国内開拓を志す青年を対象にした講習施設、農業後継者の養成施設、畜産・園芸を専門に研修する高等営農研修所などを経て、昭和53年4月に県立農業大学校として創立されました。平成15年4月には県内5カ所に分散配置されていた5学部6学科を2学部7学科に再編し、現在地に移転開校しました。あわせて、農業機械研修施設や農村婦人の家等を再編統合し、研修部を設置しています。平成18年4月には農業関係試験場と農業大学校を再編統合し、技術の開発と担い手の育成を総合的に推進する「農業開発総合センター」として再オープンしました。平成19年7月には専修学校化しています。本校の教育は、その歴史からも推測されるように、現場の課題を解決するプロジェクト学習を基本とした実技と理論の総合的な教育を柱の一つとしており、校訓も「自立」「実践」「協調」となっています。
著者
秋葉 和温
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.67, no.7, pp.775-780, 2013-07

私は媒介者検索のため,7月22日に久保田さんの家の離れにお邪魔した。幸いにも,久保田さんの離れを井野専務夫妻が借りておられて,私を泊めて下さるというのである。有り難いことであった。しかも,この離れの裏にはバタリー鶏舎があったので,この離れに血液塗抹や染色用具,携帯顕微鏡,接種用ヒナなどを置き,裏の鶏舎で作業して,その処理を,この離れの部屋の座り机の上ですることができたので,大変好都合であった。お邪魔して最初は,裏の鶏舎に入り,まず糞の状態を見る。緑色をした便を見つけたら,顔を上げて鶏冠の状態を見るのである。鶏冠が白っぽくなっていれば,その鶏は貧血しているのである。このようにして緑色便と貧血の見られる鶏を数羽,探し出して,血液塗抹をとった。離れに帰ってメタノール固定し,ギムザ染色をして顕微鏡で検査して,II期とV期の原虫が同時に見られるような鶏を選び出したのである。V期の原虫のみしか見られない鶏では,すぐ消失してしまうかもしれない,II期とV期の原虫が同時に見られるような鶏はV期の,すなわちガメトサイトの出始めであることを示していて,ニワトリヌカカに吸血させるのに好都合であったからである。
著者
砂田 美和 石橋 晃
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.67, no.11, pp.1117-1122, 2013-11

糖質(saccharides 炭水化物 carbohydrates Cn(H2O)m)は炭素の水和物の意味であるが,名前が示すような炭素の水和物というより本来は糖質というべきものである。現在ではこの糖質の他,誘導体やそれらの縮合物も含めて炭水化物または糖質と総称される。化学的には炭水化物=糖質であるが,日本の食品成分表では食品重量から,タンパク質,脂質,灰分と水分の量を差し引いた値を糖質の量,さらにここから食物繊維を差し引いた値を糖質の量としている。飼料の一般成分分析でも同様で,水分,粗タンパク質(CP),粗脂肪,粗繊維,粗灰分の分析値を差し引いた値を主に糖質からなる可溶無窒素 nitrogen free extract (NFE)の量としている。ここでは,糖質から繊維を除いたものを糖質とした。自然界にある糖質の種類,役割や構造も低分子量の単糖から複雑な多糖類まで範囲は広い。食品や飼料ではエネルギー源の他に,糖質の特性としてグルコース(ブドウ糖),スクロース(砂糖)のような単糖や二糖は素材に甘味を持たせる重要な素材である。一方,多糖類は形状を構成し,粘性やこしなどのテクスチャーを付与する機能などの様々な役割を担っている。
著者
藤田 葵 熊倉 克元 太田 能之 石橋 晃
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.69, no.2, pp.141-144, 2015-02

水の固体は氷,液体は水,気体は水蒸気,天から降る水は雨,飲用にするものを飲料水,海にある水は海水,地下にある水は地下水,用途により農業用水,工業用水,上水,下水,不純物をほとんど含まないものは純水と呼び分けられる。飲用水は井戸水,水道水,さらに特定の地下水には温泉水,鉱泉水,湧水,井戸水,水源から採水された地下水を沈殿,濾過,加熱を施した水がナチュラルウォーター,その中で,手を加えない自然の状態でミネラルが溶け込んでいる鉱水,鉱泉水をナチュラルミネラルウォーター,原水は前者と同じで,ろ過および加熱殺菌以外に複数の原水の混合,ミネラル分の調整,オゾン殺菌,紫外線殺菌を施した水をミネラルウォーター,原水は純水,蒸留水,河川の表流水,水道水を処理方法の限定なしの水をボトルドウォーターと呼び分けている。
著者
鈴木 達行
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.60, no.5, pp.545-548, 2006-05
著者
河田 幸視 KAWATA Yukichika
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究
巻号頁・発行日
vol.65, no.7, pp.747-753, 2011
著者
冨田 健太郎
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.66, no.12, pp.1239-1247, 2012-12

前報でも記した事項であるが,ラテンアメリカの大地の大半は広大な草原地帯であり,一般的に野草類による粗放な放牧が実践されている。この粗放放牧における一番の問題点は,過剰放牧によって牧草地の疲弊が進行し,やがて牧畜経営が不可能となってしまう。そうなると,天然林の伐採・焼却を含めて,新規牧草地を求めていく。このことが環境破壊を生み,新規開墾地も地力を失ってしまい,さらに新たな新天地を求めるという悪循環が繰り返される。これを食い止めることが,持続可能な生産システムの一つであり,既存の牧草地の肥沃度の維持・向上に努めることが肝要である。前報では,イネ科牧草ブラキアリア(Brachiaria humidicola)における6回にわたった各処理区別の乾物収量ならびに養分吸収量結果を一気に報告した。処理区においては,窒素肥料源として化学窒素の他,牛糞堆肥,牛糞堆肥+化学窒素の他,マメ科野草類も共存させ,このことがブラキアリアやマメ科野草の生産性や再生力を評価することが本試験の目的である。
著者
永西 修 山崎 信 朝井 洋
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.62, no.7, pp.785-791, 2008-07

飼料学。排泄物の処理と低減。反芻動物、家禽、馬、動物園動物。畜産経営での集約化や規模拡大、生産レベルの向上に伴い、糞尿中に排泄される栄養成分が環境負荷の原因として重要視されている。糞尿中には大気、水質、土壌などの環境に負荷を与えるN、P、Kなどが含まれている。畜産経営により生じる環境負荷を軽減するためには、環境へ流入する糞尿由来の成分量を正確に把握するとともに、糞尿中に排泄される成分量に影響を与える要因を解析し、排泄量の低減法を解明する必要がある。また、バイオエタノールによる穀物市場価格の高騰が生じており、畜産経営を圧迫している。飼料栄養成分の家畜での利用性向上は、環境問題の低減ばかりではなく、飼料コスト低減の面でも大きな効果が期待できる。
著者
秋葉 和温
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.67, no.6, pp.673-678, 2013-06

1957年(昭和32年)のロイコチトゾーンの感染鶏の病性鑑定は山梨の住吉種畜場の例で終わった。この年は感染鶏の見られる養鶏場で,ライトトラップを使用して吸血昆虫を採取して乳剤とし,健康鶏に接種した。これは,その中には,きっと媒介者がいるであろう,媒介者がおれば,その中にはスポロゾイトを持っているものも,きっといるであろう,したがって,採取した昆虫の乳剤を接種すれば感染するであろうと考えたからである。しかし,1羽の感染鶏もえられなかったのである。どうしてであろうか。ウイルス学では感染耐過した動物の血清の中には中和抗体と称せられるものが存在する。この抗体はウイルスと結合し,中和するので,感染が防止される。これと同じような現象が起きているのであろうか。すなわち,ロイコチトゾーンの感染鶏群には,すでに感染耐過した個体もいるわけで,このような耐過鶏の血液を吸ったニワトリヌカカとスポロゾイトを持ったニワトリヌカカ,このヌカカは見た目では未吸血ヌカカと判定されるが,これと区別することなく,一緒に乳剤としたため,スポロゾイトが存在していたとしても,耐過鶏の血液を吸ったものの中の抗体によって中和されたようになって,感染力を失ったため,感染しなかったのではなかろうかと考えたのである。
著者
神谷 康雄 松本 武司 上原 有恒 小宮山 博
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.65, no.8, pp.859-869, 2011-08

中央政府から牧民レベルにまで踏み込んだ今回のゾド緊急調査の結果を要約すれば次のとおりである。ゾド被害が大きくなった要困は、①家畜頭数が急激に増加していた状況で2009年夏のガンで草地がダメージを受け、飼料が不足していたこと、②12月~2月まで異常な寒さが続き、さらに、これに追い打ちをかけるように4月に大雪が降ったこと、③政府は、ガンの状況をみて、乾草、補助飼料の準備の指令を出したが、政府の予算不足と家畜相場の下落による家畜の販売不振で牧民に資金が無く十分分な準備が出来なかったこと、④ウブルハンガイ県を例に取れば、オトル用地の確保、放牧地の緊急移動の計画は作成したが、ソムから牧民への的確な指令が行き届かなかったこと、⑤新規参入や若い層の牧民が増え、ゾドやガンに備える技量が不足していたことの5点に集約できる。ゾドの被害の主要因は寒冷など異常気象によるところが大きいが、その被害規模は、放牧地の適切な利用・管理による家畜の飼料の確保によってかなりの部分を軽減することができるであろう。現在、こうした自然災害を少しでも軽減し、モンゴル国の牧畜業の持続的発展を図るため、モンゴル国政府一丸となって対策に取り組んでいる。具体的な例としては、2010年5月に国会で承認された「モンゴル家畜国家プログラム」があげられる。これは、牧蓄業の市場経済の中における競争力を改善し、家畜の健康を図り、家畜の質を向上し、気候等のリスクを乗り越えられる牧畜業にすること、資産物の生産から販売の流通の流れを明確にすること等を内容とした畜産政策プログラムである。このプログラムの推進の柱は、①獣医や畜産技術者の行政サーどス能力向上を図ること、②国際市場でも競争力のある畜産物製品の生産・開発をすること、③牧畜業の主要な従事者である牧民を育成し、放牧地マネージメント能力の向上を図ることなどとなっている。
著者
藤田 優 名倉 義夫 武井 直樹
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.60, no.8, pp.871-876, 2006-08
著者
ヴイルヘルム ヴィントホルスト ハンス 杉山 道雄 大島 俊三
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.63, no.12, pp.1162-1168, 2009-12

輸出と貿易流通における動向分析。過去数十年において、USAは、大量なブロイラー肉の輸出量で、世界をリードする国であった。しかしながら、この状況は、ブラジルがUSAを追い越した。2004年に変わってしまった。それ以降、ブラジルの輸出業は単にその地位を維持できたのみならず、輸出量においてUSAの競争者との差をますます広げてきた。2007年、ブラジルはUSAよりも670,000tも多く輸出した。2008年には850,000tも多く輸出すると予測されている。このような展開にもかかわらず、ブラジルの家禽肉生産の部門別や地域別の様態に関する詳細な研究がほとんどないのは意外である。本報告はこのギャップを埋めようとするものである。
著者
冨田 健太郎
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.64, no.11, pp.1137-1143, 2010-11

中米・力リブ諸国におけるマメ科牧草アラキスの活用事例。コスタリカにおけるアラキス+ブラキアリア間混作の効果および乳牛圃場でのアラキス確立について。コスタリカは、パナマのサバンナ地帯、コロンビアのジャノス東方平原およびブラジルのセラード地帯のように、広大な草原地帯を有しているのとは違って、中央山脈の高地において主にアラキスの研究が実践されている。前記した広大な平原地帯では肉牛の肉生産性を高めることが主目的であるが、ここコスタリカでは乳生産が主目的である。いずれにしても、タンパク生産が重要な課題であることは共通事項である。アラキスの有効性は理解できても、肝心な事項は牧草地においてこれを確立させることであろう。このことは、牧畜に関する技術協力に従事する者にとっても必須事項であり、多くの経験者の声を聞くこと、そして理解することが重要であると筆者は考えている。もちろん、良いことばかりではなく、そこには、他のイネ科植物や雑草類の侵入によるアラキスの妨害も存在するということで、無視できない要因である。本稿では、その一事例と同時にアラキス確立に関する有益な方法を紹介する。
著者
Windhorst Hans Wilhelm 杉山 道雄 大島 俊三
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.325-329, 2009-03

・2002年と2007年の間にEUの鶏卵生産は7.4百万tから7.2百万t、すなわち2.5%減少した。・この間に世界の鶏卵生産が急速に増加したので、世界生産量に占めるEUの生産量は12.4%から10.6%に減少した。・分析対象期間を通じて自給率はかなり安定していた。・2002年と2007年の間において鶏卵生産の上位7カ国の生産割合は72.8%から73.5%に増加した。・EU加盟国は優位な世界鶏卵貿易国であり、そのシェアは約60%である。・EUにおいてオランダとスペインが先進鶏卵輸出国である。フランスとドイツは最大の鶏卵輸入国である。・オランダは鶏卵製品の優位な輸出国であり、鶏卵製品の輸入に関してはドイツが一位である。・鶏卵生産および貿易の将来は、伝染性の強い鳥疾病の制御、飼料価格の動向および通常のケージ飼育の禁止の影響に依存している。
著者
柏原 孝夫
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.623-628, 2008-05

途上国で社会的存在意義の高まる熱帯動物資源。南米は21世紀の農業を支配する。南米産業の特色として全面積の1/4以上が牧野で占められ、家畜の80%以上は畜牛である。熱帯(亜熱帯)林に恵まれた南米は、21世紀において途上国全体の1/2の畜肉を賄うであろうと予測されている。柏原は家畜繁殖改善計画チームリーダー(JICA・高官専門家)としてパラグアイ駐在時に、南米の畜牛が放牧に適した体型であると知った。米国では数種のインド牛(ゼブ牛)を交配してブラーマンを開発し、体質強健、耐暑性、ダニ熱耐性、1日増体量にもすぐれた品種を作ったが、パラグアイではネロール(インド牛オンゴール種のブラジル名)の方が飼養頭数が多い。これは皮膚の弛緩が少ない(腹垂がない)方が、放牧によるダニ等の体表被害が少ないため、ブラーマンより広く普及していると考えられる。共進会において、ネロールの方がブラーマンよりも高値で取引されていることからも人気の程が分かる。当時、日本のプロジェクトとして「受精卵移植」が南米で有名であったが、ETで生まれたアンガスがブラジルでも注目されていた。
著者
ハンス ウイルヘルム・ウインフォルシュト 杉山 道雄 鷲見 孝子
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.62, no.6, pp.642-646, 2008-06

世界の牛肉、豚肉などの食肉生産が2020年にむけて先進諸国から発展途上国へと立地変動するということをホフマンなどと唱えて世界畜産会議でCompetitiveness of East Asian Livestock Productionと題して発表した。鶏肉の2016年への展望については本誌4月号で紹介しているが豚肉について紹介したい。豚肉の世界食肉生産の中に占める割合は過去10年以上にわたって38%以上でかなり安定している。けれども地域環境動態の観点から分析を進めてみよう。第1は世界における豚肉生産の地域動向と第2は豚肉貿易の地域別動向の変化を分析し、その上で第3はこれからの10年後の2014年にそれら豚肉生産と貿易がどのように変化するかを分析してみよう。
著者
秋葉 和温
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.63, no.10, pp.1037-1044, 2009-10

鶏のロイコチトゾーン症と小倉喜佐次郎獣医学博士との関係、そして知り得た日本統治下の台湾の獣医畜産事情。劉書彦:台湾総督府における農業研究体制に「適地化」展開過程-台北帝国大学理農学部を中心に-、東京:お茶の水女子大学大学院博士論文、甲447号。これはお茶の水女子大学の大学院生の学位授与・受賞歴の中の11番目に掲載されている。この文献は2005年9月15日、次の文献は2005年3月24日となっていて、順番が異なるのではと思われるが、後者の文献に、前者の文献が引用されていることから、この順番に配置することにしたのです。