著者
高橋 徳幸 藤井 雅治 有井 清益 吉野 勝美
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, no.2, 1997-03-06

電解重合法を用いて導電性高分子を重合した時, 重合条件によって導電性高分子がフラクタル成長をする。このフラクタル成長は制御可能で, かつ2つの枝分かれ導電性高分子は接続もできることを見出した。多くの枝分かれ導電性高分子を接続し, ネットワークも作製可能であること, さらにパスに重みを付けることが可能であることも見出し, ニューロン型導電性高分子のデバイスを提唱した。パスの導電率を第3電極を用いてを制御してきたが, 流れる電流パルスに依存した導電率をパスの重みにすることがデバイス実現には必要である。今回パルス信号をネットワーク間に流すとともに第3電極にも印加するようにしてパスに学習効果を持たせることができたので報告する。
著者
下東 勝博
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2008, pp."SS-6", 2008-03-05

半導体の生産拠点が集積し、日本の半導体生産の約30%を担う九州において、半導体設計の重要性が認識され、福岡、北九州地域を中心にシステムLSI設計開発拠点を目指す産学官連携による研究開発型クラスタの形成が進んでいる。更に福岡に於いては、近隣東アジア(韓国、上海を経て香港、シンガポールに至る地域)との連携を目指した「シリコンシーベルト構想」が起案され、「シリコンシーベルトサミット」会議を中心に活動が進められてきた。半導体業界もこれに対応し、特にSTARCでは大学との共同研究、システムLSI設計講座、設計者教育、並びに「シリコンシーベルトサミット」への後援等を中心に積極的に支援を行ってきた。「シリコンシーベルト構想」は昨年で5年を経過し、基礎作りの段階から実質的成長期に入ったとの認識である。本稿では、新たな段階を迎えた「シリコンシーベルト構想」に対する半導体業界の期待を述べる。特に半導体R&Dのエコシステムの観点より議論することにしたい。
著者
小川 康 藤原 修
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.1, 1995-03-27

静電気放電(electrostatic discharge:ESD)とは電荷蓄積に基づく花火放電を指す.これから発生する電磁パルスは,マイクロ波帯に及ぶ広帯域の周波数スペクトルを含み,情報処理装置やディジタル機器に不測の誤動作や破壊を引き起こす.特に,帯電体同士の衝突・接触で生ずる間接ESDは直接的なそれよりも機器システムに及ぼす影響は深刻であり,しかも低電圧ESDほうが高電圧ESDよりも大きなダメージを与えるという.この種の特異現象は点火プラグのそれに酷似しており,両者には類似の機構の存在を思わせる.この観点から筆者らのグループでは,プラグギャップの電流解析法を間接ESDに応用することで発生電磁界を解析し,放射界強度が特定ギャップで最大に達することで発生電磁界を解析し,放射界強度が特定ギャップで最大に達することを数値的に誘導した.本文では,間接ESDモデルとして球対球電極を用い,同電極間の花火放電によるディジタル機器の誤差動作頻度を実測することで上述の特異現象を実験的に示す.また,この場合の機構が前報告の理論から定量的に説明できることも示す.
著者
富永 哲欣 倉本 昇一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, no.1, 1997-03-06

電子機器を雷サージから防護するためには, その時間応答を含めた回路解析が必要である. 回路解析用としてSPICE(Simulation Program with Integrated Circut Emphasis)があり汎用性に優れたソフトウェアであるが, 時間領域の解析を行うためには, アレスタ等を含む電子機器のモデル化が重要である. 本報告では, SPICEを用いた解析法の妥当性を確認するために, 雷防護回路として良く知られているバイパスアレスタ回路のモデル化を行い, その応答をSPICEを用いて解析し, 実際の応答と比較した.
著者
吉沢 滋 中條 秀彦 秋庭 直樹 辻村 健一 長島 均 丸藤 貴史 木下 裕一郎 黒木 佳史 種市 修浩 千葉 豊治 坪井 則昭
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.2, 1995-03-27
被引用文献数
4

デジタル磁気記録読出し波形を数ビット(bと略)毎に切出し、ニューラルネット(NNと略)に学習、認識させるニューロ弁別(この様に略)はNNの学習能力により、干渉波形を学習させる事で高密度弁別が可能となり、NNの未学習入力も認識する汎化能力により、記録密度変動にも強い特徴を持つ。この二つの特徴とその実現可能性はシミュレーションですでに示した。また、この方法は従来の1b波形中の1点の振幅或は位相で判断するのではなく、数bの波形全体で判断するいわば波形弁別なので、高周波正弦波雑音や、幅の狭いパルス雑音に強い特徴的な雑音弁別特性をも持つ。ニューロ弁別の学習は高密度波形と低密度波形の二つを学習させると、NNの汎化能力により、その中間及び、付近の範囲外も認識できる。しかし、高密度学習波形の記録密度、振幅の選び方は難しく、弁別限界(どこまで高密度波形を弁別できるか)に大きく影響する。アナログニューロ弁別で学習波形の振幅と密度を組合せた学習法を試み、従来を上回る弁別限界が得られたので、報告する。
著者
新上 和正 北川 美宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1999, no.2, 1999-03-08
被引用文献数
2

前回の講演でデータグラム型のネットワークで最大のパフォーマンス(遅延時間とスループット)を持つ理想的ルーチングを真似ることでルーチングアルゴリズムAMRを創りました。AMRは[ic_1]AMRは分散的である、[ic_2]AMRはOSPFと同じ程度に簡単である、という条件の下で、あるノードにあるパケットを隣接するノードq'にe^<-βQ^<q'd>_<ospf>>(ホップ数を減少する), e^<-β[Q^<q'd>_<ospf>+νdist_Γ(s,d)]>(ホップ数を保存する), 0(以外)に比例する確率で送り出しました。Q^<q'd>_<ospf>はOSPFの遅延コストでキュー長とサービス時間の和を最少にする通信経路(ルート)です。dist_Γ(s,d)]は発信ノード(s)と到着ノード(d)の間のホップ数です。そして、(M/M/1キューイングモデルを想定して)AMRの外部パラメータであるβとνは平均パケット遅延時間(D)をトポロジー(Γ)と入力トラヒック強度(λ)に以下のよう決めました:(1)Γとλに依存してDを最少にする、(2)Γだけに依存してDを最少にする、(3)Γとλに依存しないでDを最少にする。