著者
佐竹 唯 大谷 幸利 前田 勇
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2012年度精密工学会秋季大会
巻号頁・発行日
pp.479-480, 2012-09-01 (Released:2013-03-01)

近年,化石燃料の枯渇化が問題となっていて新たなエネルギー資源や変換技術が求められている.そこで新たなエネルギーとして光合成細菌を利用したバクテリア燃料電池が報告されている.本研究では,光合成細菌である紅色非硫黄細菌の利用を試みた.また,従来のバクテリア燃料電池よりも発電効率を向上させるため,細菌から直接電子を抽出できる電極を作成した.今回は,紅色非硫黄細菌からの発電を確認したので報告する.
著者
谷 季恵 松村 嘉之
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.3-4, 2016

消費者の多くがSNSを利用するようになった現在,商品の情報がSNS上で広く拡散するようになった.これにより,企業の予測を大幅に上回る売上を記録し,商品の安定供給設備が整うまでの期間,商品が販売停止になる事例が度々発生している.そこで本研究では,SNSの代表格であるTwitter上の情報拡散に着目するとともに,アンケート調査やテキストマイニングを用いて,商品の販売効果を推定するモデルの提案を行う.
著者
佐藤 隆太
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2016年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.473-474, 2016-03-01 (Released:2016-09-02)

同時2軸制御運動である円運動を行うと,各軸の運動方向が反転する象限切替え時に,摩擦の影響により象限突起と呼ばれる突起状の軌跡誤差が生じる.象限突起が発生することの事実は広く知られているが,その補正のためには現象を正しく理解することが重要である.ここでは,象限突起の発生メカニズムについて,摩擦特性と送り駆動系の外乱抑制特性との関係に基づいて説明するほか,象限突起の発生に影響を及ぼす因子について示す.
著者
田中 智之 木倉 丈 竹本 啓輝 垣内 弘章 安武 潔 大参 宏昌 阿部 淳子 酒井 伊都子 林 久貴 福原 成太
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, pp.469-470, 2017

PPFC(Plasma Polymerization Fluorocarbon)膜は、絶縁性・耐薬品性を有する撥水膜として様々な応用が期待されている。しかし、その原料ガスには、C<sub>4</sub>F<sub>8</sub>など高次の炭素を含有するフルオロカーボンガスが用いられることがもっぱらであり、PPFC膜の形成を廉価なCF<sub>4</sub>で実現できれば、コストメリットは大きい。そこで本研究ではCF<sub>4</sub>原料ガスからのPPFC膜の高速形成を目指し、高圧プラズマを用いたCVDの適用を試みた。PPFC膜の形成に寄与するパラメータを調査した結果を報告する。
著者
前 義治
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.55, no.12, pp.2123-2126, 1989-12-05 (Released:2009-10-08)
参考文献数
9
被引用文献数
2
著者
矢澤 英治
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.80, no.11, pp.980-984, 2014-11-05 (Released:2014-11-05)
参考文献数
8
著者
徳丸 正孝
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.82, no.1, pp.43-46, 2016-01-05 (Released:2016-01-05)
参考文献数
6
著者
佐藤 海二 前田 ギレルメ 橋詰 等 進士 忠彦
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.698-698, 2005

本論文は,コンパクトナノ加工機用に開発した超精密XY位置決めテーブルシステムの制御性能向上を目的に行ったコントローラの改良とその有効性について述べている.使用するアクチュエータは4個,目標値は位置,姿勢のみとし,外乱抑制特性の向上,行過ぎ量の抑制のためにXYθ3方向のコントローラを改良している.設計した制御系を用いて半径100nm,周期500Hz以下で円運動させたところ,軌跡誤差は11nm以下と良好な実験結果を示している.
著者
山信田 博紀 武田 秀俊 会田 英雄
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.293-294, 2014

局所的熱援用延性加工の実現を目指した本研究の第1報では、熱援用による延性加工量の増加について報告した。第2報では、高圧状態で存在するSiの高圧相にのみ吸収される波長のレーザーを熱源とした延性加工の検証を行った。工具直下にレーザーを集光可能な専用切削装置を開発し加工を行った結果、ヒーターでの熱援用加工と同様に延性加工量の増加が確認された。高圧相にレーザーが吸収され局所加熱が達成されたと考えられる。
著者
難波 義治 Beaucamp Anthony Charlton Phillip Grazianno Arthur
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.609-610, 2014

ガラスを熱軟化成形もしくは熱加圧成形によりX線望遠鏡用非球面基板を作成することを実現するには高精度で安価な非球面金型を必要とする。これを実現するためにダイヤモンドシートを弾性工具に張り付けて超精密に研削する方法(SAG)を発明した。この方法の研削現象および応用について述べる。この場合、炭化ケイ素を研削のみで表面粗さ1 nm Ra以下に仕上げることができ、しかも工具寿命が極めて長いことを示す。
著者
高木 英樹
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.63, no.4, pp.495-498, 1997-04-05 (Released:2009-06-30)
参考文献数
7
被引用文献数
1 1
著者
新田 慶治
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.56, no.10, pp.1814-1818, 1990 (Released:2009-06-30)
参考文献数
9
著者
小西 嘉典 服部 宏祐 橋本 学
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.84, no.4, pp.348-355, 2018-04-05 (Released:2018-04-05)
参考文献数
24
被引用文献数
1

In this paper, we propose a fast and robust 6D pose estimation of objects from a RGB-D image. Our proposed method consists of two components: PCOF-MOD (multimodal perspectively cumulated orientation feature) and balanced pose tree. PCOF-MOD is based on the orientation histograms of depth gradient and surface normal vectors, those are extracted on synthesized depth images using randomized 3D pose parameters and 3D CAD data of a target object. Therefore, the model templates of PCOF-MOD explicitly handle a certain range of 3D object pose. Additionally, a large number of templates are organized into a coarse-to-fine 3D pose tree in order to accelerate 6D pose estimation. Predefined polyhedra for viewpoint sampling are prepared for each level of an image pyramid and 3D object pose trees are built so that the number of child nodes of every parent node are almost equal in each pyramid level. In the experimental evaluation of 6D object pose estimation on publicly available RGB-D image dataset, our proposed method showed higher accuracy and comparable speed in comparison with state-of-the-art techniques.
著者
小島 拓也 鈴木 教和 社本 英二
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2011年度精密工学会秋季大会
巻号頁・発行日
pp.315-316, 2011 (Released:2012-03-05)

不等ピッチ/リードエンドミルは自励びびり振動の発生原因である再生効果を抑制し得るが,条件によっては効果的に自励びびり振動を抑制し得ないこともある.本研究では,Multi-Frequencyモデルを用いて,これらの工具を用いた場合の安定限界に対する半径方向切込みの影響について検討した.解析の結果,切込みが浅くモードカップリングが生じにくい条件で自励びびり振動を効果的に抑制し得ることを確認した.
著者
三添 朗宏 古川 正志 渡辺 美知子
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2007年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.455-456, 2007 (Released:2007-09-01)

近年物流システムでは設備を最適に制御するという要求は少なくなる傾向だが、人手での作業が円滑に行えるような作業支援をコンピュータにより行うという要求が多くなってきている。本研究では、多品種少量小物を扱う物流センターに於ける出荷梱包計画の立案に遺伝的アルゴリズム(GA)を適用し、効率的な計画を立案・提示することにより作業者の意思決定を支援するシステムを構築・実用化を行ったことを報告する。
著者
岩田 一明
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密機械 (ISSN:03743543)
巻号頁・発行日
vol.49, no.10, pp.1448-1449, 1983 (Released:2009-07-23)
被引用文献数
1 1
著者
堤 章洋 水谷 康弘 岩田 哲郎 大谷 幸利
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2010年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.837-838, 2010 (Released:2010-09-01)

近年,細胞のような反磁性物質の非接触駆動法が必要とされている.本研究では,永久磁石によりパッシブに磁気浮上させた反磁性物質を非接触光駆動させる.装置は,永久磁石と感温磁性体からなる簡易な構成とした.感温磁性体の温度を光により変化させることで,磁束分布が変化し反磁性物質が移動する.光駆動モデルを構築し駆動原理を数値解析および実験より確認したので報告する.