著者
松田 朝陽 青沼 仁志 浪花 啓右 金子 俊一
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.646-647, 2018

<p>アギトアリはトラップ・ジョーと呼ばれる大顎を持ち,動物界最速で閉じることができる.近年,大顎を駆動させるための組織は分かってきているが,超高速運動生成のためのメカニズムについては未だ解明に至っていない.本研究ではアギトアリの大顎の機構解明を主目的とする.動画像計測を軸とし多角的アプローチにより目的達成を目指す.</p>
著者
北古賀 義之
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.58, no.8, pp.1284-1286, 1992-08-05 (Released:2009-10-08)
被引用文献数
1
著者
鈴木 廉 森口 昌樹 今井 桂子
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2017年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.583-584, 2017-03-01 (Released:2017-09-01)

本研究では,二つの線画を,それぞれ異なる視点位置ごとにワイヤーを用いて実現するワイヤーアートの生成を行う.二つの線画と二つの視点位置を入力,ワイヤーフレームを出力とする.出力となるワイヤーフレームは連結であり,そのワイヤーフレームを直交投影法を用いて,平面上へと射影したものは入力線画に一致する.そのようなワイヤーフレームが常に存在することを示した.また最大辺長および最小辺長のワイヤーフレームを計算し,比較した.
著者
辻 聡美 佐藤 信夫 矢野 和男
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.83, no.12, pp.1109-1116, 2017-12-05 (Released:2017-12-05)
参考文献数
18
被引用文献数
1

Companies require new human resource management approach which brings out each worker's strength. In this paper we propose integrated approach for “measurement based management” which based on statistical analysis of body motion data by wearable sensors of workers. Feature of the proposed approach is including a process that workers interpret the result by themselves and encouraging change of behavior at work. The result of applying the proposed method for actual organization, it is confirmed that workers successfully obtained their interpretation, consensus formation and validation of work measures. This confirmed that the proposed method is effective for office workers to improve their work style proactively and continuously.
著者
中田 翔 石田 茜 佐藤 駿 田中 優貴 鈴木 聡 Pradeep Abeygunawardhana 西山 成 和田 健司 石丸 伊知郎
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.65-66, 2014

我々は,無限遠補正結像光学系の光学的フーリエ変換面に,直方体と傾斜プリズムによる透過型位相シフターを挿入した,波面分割型空間的位相シフト干渉法を提案している.これは,スマートフォンなどの結像光学系に,薄い傾斜ガラス板を挿入するだけで,ワンショット(1画像)で1ライン上のフーリエ分光イメージングが可能になる.近赤外領域の分光断層イメージングにより,皮膚などの生体膜表面や内部の成分計測を目指している.
著者
大倉 和博 野村 冬星 保田 俊行 松村 嘉之
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.1067-1068, 2014

スワームロボティックスシステム(SRS)は比較的均質な多数のエージェントを用いて局所的な知覚から群行動の創発を目的とする研究分野である.本稿では,分散AIの分野で古くから研究に用いられている追跡問題に対し進化型SRSを用い,トーラス状の連続空間をフィールドとして複数台のプレデターがプレイを取り囲んで捕捉する群れ行動の進化的獲得を試みる.
著者
大塚 小太郎 森 善一
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2016年度精密工学会秋季大会
巻号頁・発行日
pp.745-746, 2016-08-20 (Released:2017-02-20)

本研究では,ヒューマノイドの硬平地での移動効率の向上を目標とし,ブレイブボードを道具として使用する脚型ロボットの開発を目指す.
著者
谷 泰弘 澤山 翔 山口 幸男 佐藤 康治
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.503-504, 2008

研削砥石をユーザニーズに合わせて製造されているために多種少量生産となっている。これを効率よく生産するテイラーメイドマニュファクチャリングに関して検討を行っている。まずは結合度を最終工程で変化させることに関して試みた。
著者
大井 恭 畝田 道雄 石川 憲一
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2018年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.953-954, 2018-03-01 (Released:2018-09-01)

本研究では,新作日本刀の評価・設計法の提案と実証を目的として,日本刀の「美」を具現化する刀匠や刀剣研師の深層意識を可視化することによって,新作日本刀の評価に起因する要素の抽出を試みる.さらに,現代刀の審査・展覧会における評価結果を統計的・数理解析的に分析することを通じて,高い評価が得られた現代刀をベースに新作日本刀の形状設計を試みた.ここでは,これらの検討によって得られた結果を報告する.
著者
栗田 恒雄 Arroyo Arriola Marco Polo 服部 光郎
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.828, 2005

多品種少量生産品である金型の粗~仕上げ加工自動化を目指し,放電加工後の梨地面及び加工影響層除去を電解ラッピングで行う放電·電解ラッピング複合加工法を提案した.加工用電極,加工液(水)を共有することで電極取付誤差のない高精度加工を短時間に行うことができる.新規加工技術である電解ラッピングによって焼き入れ鋼穴表面を鏡面加工することが可能となった.
著者
米原 大介 古賀 毅
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2012年度精密工学会秋季大会
巻号頁・発行日
pp.239-240, 2012-09-01 (Released:2013-03-01)

本研究では,軽量化の工夫を生物に学び,設計初期段階における発想を支援する手法の構築を試みる.そのために,自重に対する抵抗や,飛翔・移動などの機能を実現するために,生物が培ってきた軽量化・高剛性の実現などの事例を調査し,演繹的・帰納的なアプローチで,設計における発想や改良の過程を支援する.ノートPCの天板設計を対象に提案した設計手法を適用し,従来案に比べて軽量高剛性の解を獲得できることを確認した.
著者
倉沢 一男
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密機械 (ISSN:03743543)
巻号頁・発行日
vol.51, no.4, pp.730-737, 1985-04-05 (Released:2010-02-16)
参考文献数
7
被引用文献数
1 1
著者
松尾 浩司 前田 俊二 飯塚 正美 安野 拓也 西村 晃紀
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2017年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.69-70, 2017-03-01 (Released:2017-09-01)

昨今、刃物による傷害事件が後を絶たないため、刃物個々の威力を評価し、事件解決の手がかりの一つにすることを目的とする。本研究では刃物(洋包丁、三徳包丁)を被験物に突き刺し、被験物に刃物を突き刺すときの速度、変位、断面積、体積の時間推移とそれぞれの関係を調べた。測定方法は画像解析技術の一つである特徴点抽出を用いた。本報告では上記関係に基づき、刃物の威力を定量化した結果を述べる。
著者
金子 順一 堀尾 健一郎
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.831-832, 2009

本研究は工作機械の旋回軸加速度を陽に設定可能な知的工具姿勢計画法の実現を目的とする。本報では、M-Map上の各点における工具加工面間の相対姿勢の分布を可視化し、この情報をもとにM-Mapの透明度を設定してCAVE内部の視線透過に反映させる新しい旋回軸指令値候補の計画法について述べる。提案手法により良好な面性状をもたらす相対姿勢の維持と、干渉回避および旋回軸の急激な動作の回避が共に実現可能となった。
著者
及川 秋夫
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.58, no.8, pp.1278-1280, 1992-08-05 (Released:2009-10-08)
参考文献数
2
著者
山本 恵司 羽場 真一 磯部 晶
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.731-732, 2010

研磨レートは研磨パッドの使用に伴い低下する。硬質発泡ウレタンパッドの場合、表面と内部の構造が一様でありダイヤモンドドレスにより回復出来る。しかしナップパッドでは開口径等が変わるためこのような処理はなされない。したがってナップパッドには研磨レートが低下しにくい特性を付与しておくことが望ましい。そこでナップパッドにおける研磨レートの低下メカニズムの検討を行った。
著者
高橋 渉 野村 光由 桝田 正美 柴田 隆行 村上 良彦 堀内 宰
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2011年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.329-330, 2011 (Released:2011-09-01)

微小径エンドミルを用いた微細加工では,工具が折損し易いため,1刃あたりの送りを小さくせざるを得ない.このため,ごく僅小の工具回転振れがあっても,切り屑生成への影響を無視できないと考えられる.本研究では,φ100μmの微小径エンドミルを用いて,種々の工具回転振れにおける切り屑生成挙動および加工形状精度への影響について実験検討したので、その結果について報告する.
著者
蛯名 雄太郎 前崎 智博 周 立波 清水 淳 小貫 哲平 尾嶌 裕隆 乾 正知
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.84, no.7, pp.640-645, 2018-07-05 (Released:2018-07-05)
参考文献数
16

The grinding wheel is comprised by three elements; abrasive grain, bonding material and pore, which are specified by five factors; type of abrasive grain, grain size, type of bonding material, grade of hardness and abrasive grain volume percentage. Regarding the abrasive grain, it is well known that shape and number of cutting edge significantly effects grinding performance such as surface roughness, grinding force and grinding wheel life. In general, abrasive grain size is determined by mean diameter of abrasive grain. However, the abrasive grains in a grinding wheel are randomly scraggly in size and shape. There is no particular aspect to regulate the grain size variation in JIS (Japanese Industrial Standards). This paper investigates the effect of grain size variation on the ground surface topography by actual grinding on silicon wafers and analysis based on grinding simulation. The results reveal that the standard deviation of grain size is a very important index to characterize the grinding performance of a wheel. Smaller standard deviation leads to larger density of effective cutting-edge under the same volume percentage of abrasive grain contained in the wheel. This fact significantly contributes to not only achieve a better surface roughness and more uniform surface integrity, but also shorten the finishing time.