著者
村木 俊之 山本 博雅
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.78, no.9, pp.740-743, 2012-09-05 (Released:2013-03-05)
参考文献数
6
被引用文献数
1 1
著者
萩田 陽司 中本 剛
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2009年度精密工学会秋季大会
巻号頁・発行日
pp.365-366, 2009 (Released:2010-02-25)

サファイアは高硬度であるため,その加工は困難である.本報告では,サファイアで鉄系材料とガラスをそれぞれ切削し,そのときのサファイアの摩耗を利用し加工を行った.鉄系材料による加工では,サファイアの除去量は大きいが,仕上げ面粗さも大きい.ガラスによる加工では,除去量は小さいが,仕上げ面粗さも小さい結果が得られた.そこで,鉄系材料によりサファイアに粗加工を行い,その後,ガラスで仕上げ加工を行った.
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.73, no.1, pp.72-77, 2007 (Released:2009-06-03)
参考文献数
1
著者
社本 英二
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.80, no.5, pp.457-460, 2014-05-05 (Released:2014-05-05)
参考文献数
7
被引用文献数
2 5
著者
田辺 実 伊藤 嵩帆 石井 聡一朗
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, pp.117-118, 2017

鋼材は機械材料のうちで,最もよく使用されているが,種類も多く外見上は区別がつきにくく,誤使用された場合は,人命に関わる大事故につながりかねない.CBNホイール研削が多く用いられる今日,JISによる一般砥石研削の火花試験法だけでは鋼種の判別がしにくいため,CBNホイール研削による鋼種鑑別の可能性を提案する.
著者
林 亮 飯島 大典 森 隆治 大谷 忠
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2006年度精密工学会秋季大会
巻号頁・発行日
pp.223-224, 2006 (Released:2007-03-04)

関節内のはく離骨折の治療には金属製のスクリューは患者の関節に重大な障害を与えるため使用することができず,有効な治療法はないのが現状であった.患者の骨折治療において最も安全かつ有効な材料は患者自身の骨であり,患者自身の骨を用いて骨折部を固定するスクリューを手術室内にて加工することで,最も安全かつ患者への負担の少ない治療が可能になる.本講演では,関節内骨折を治療するための骨製スクリューを手術室内で加工する骨加工マイクロ工作機械とそのシステムの開発について報告する.
著者
坂本 延寛 鈴木 育男 山本 雅人 渡辺 美知子 古川 正志
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2009年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.539-540, 2009 (Released:2009-08-25)

Vehicle Routing Problem(VRP)とは,複数の車両が配送拠点から配送先の顧客に商品等を配送する際,制約条件を満たす範囲内で与えられた評価関数を最小とする経路を探索する問題である.本研究では,TSPの解法として有効である局所クラスタリング組織化法を用いたVRPの解法を提案する.そして,他の解法との比較のため数値計算実験を行ない,提案手法の有効性を示す.
著者
石井 誉 赤井 亮文 川南 修一 春日 博 大森 整
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, pp.393-394, 2017

LEDの普及により基材であるサファイアウェハの生産キャパアップおよび大型化が期待されている。そこで近年研究の進む固定砥粒での研削・研磨をサファイア加工へ適用することを試みた。今回、インフィード研削にELIDを応用することで、Υ8″サファイアウェハを加工する際の研削効率および表面粗さの改善が見られた。また砥石の種類を選定することにより、粗研削での研削効率や微細研削での表面粗さの更なる改善が見られた。
著者
大塚 小太郎 森 善一
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.745-746, 2016

本研究では,ヒューマノイドの硬平地での移動効率の向上を目標とし,ブレイブボードを道具として使用する脚型ロボットの開発を目指す.
著者
荒川 亮 櫻田 陽 森 英季 長縄 明大 渋谷 嗣 大日方 五郎
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2014年度精密工学会秋季大会
巻号頁・発行日
pp.173-174, 2014-09-01 (Released:2015-03-01)

超音波を発生させる機構のうち,数十kHz程度の低周波数から強力な超音波を得られる振動子としてランジュバン型振動子が知られている.ランジュバン型振動子はその特性から,霧化技術やソナーといった高帯域の振動が求められる分野で広く用いられている.本研究では,ランジュバン型振動子における単振動の超音波駆動源として,円環型圧電素子について電気的・機械的に評価し,振動特性の改善に関する検討を行なった.
著者
箱石 開 小野里 雅彦 田中 文基
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2017年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.31-32, 2017-03-01 (Released:2017-09-01)

災害発生時は,住民の現在位置や道路の閉塞など,災害発生前に想定していた事前情報と異なる状況となる場合が多く,その差異により避難行動は様々な影響を受ける.中でも,災害時要援護者の避難支援においては,要援護者・支援者の現在位置や支援の可否等の点で差異が発生することが多く,これによる支援効率の低下や支援者の被災リスクの増加が懸念される.この差異をシミュレータ上で再現することで,避難行動への影響を評価し,考察する.
著者
竹岡 郁 小森 雅晴 久保 愛三 狩谷 悠史 伊藤 雄大 八田 健一郎 竹内 博之 吉住 恵一
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2005, pp.461-462, 2005

歯車等の軸状機械部品はそのマイクロオーダーの形状が性能に大きく影響するため,厳しい品質管理が必要となる.原子間力プローブ式形状測定機は従来のCMMより高精度な測定を実現できる可能性があり,これまで非球面レンズ等の表面形状測定に用いられてきた.しかし,原子間力プローブ式形状測定法は上部からの表面形状測定であるため,軸状機械部品のように軸を基準としてその形状誤差が評価されるものに適用するためには,それに対応した測定アルゴリズムが必要となる.本研究では,原子間力プローブ式形状測定機による軸状機械部品の測定·評価法を提案する.また,この測定法に付随する誤差要因とその影響を明らかにする.
著者
長田 岳人 金子 新 諸貫 信行
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2008年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.819-820, 2008 (Released:2008-09-03)

分析システム等において微小液滴の輸送が求められている.そこで,本研究では親水および疎水材料の組み合わせによる濡れ性の勾配によって液滴を動かすことに着目した.液滴は疎水的な部分から親水的な部分に移動した.パターンのピッチが移動速度などに影響を及ぼすことが明らかになった.さらに,濡れ性の勾配を持つ基板上の液滴を他の基板と重ね合わせることにより,移動量および移動のタイミングを制御できることが示唆された.
著者
大塚 二郎 吉田 昌史 野崎 考志 十朱 寧
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.827-828, 2013

昔から同種金属同士の摺動は避けるべきとして「ともがね」と言われた。しかし、この現象を知らずに、機械を設計・製作し、失敗する例が見受けられる。ここでは、ボールねじ、リニアガイド、締結用ねじなどのともがねについて述べ、その対策を示す。
著者
和泉 洋輝 格内 敏
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.477-478, 2012

ソフトコンタクトレンズ(SCL)の「見え方の質」の向上に関して,本報告ではSCLの波面収差におよぼす温度の影響を調べた.始めにコモンパスの点回折干渉計を用いて,液中のSCLの温度変化が波面に及ぼす影響を調べ,次に有限要素解析によって種々の使用環境温度におけるレンズひずみについて考察した.