著者
戸谷 義明
出版者
愛知教育大学
雑誌
愛知教育大学研究報告. 自然科学編 (ISSN:18845169)
巻号頁・発行日
vol.63, pp.41-51, 2014-03-01

Confections are remarkably familiar and attractive not only for the preschool or primary school children, but also for adults. Karumeyaki (foam candy made from heated sugar syrup) is known as one of confections adopted from Portugal during the Azuchi-Momoyama period and since Japanized. In order to be realized the importance and usefulness of the subject “science” by the people, a reliable experimental method for “Making Karumeyaki” with high success probability was developed. A practice by using the method was performed in a cooking room at Nagoya-Nishi Life Learning Center. The procedures and the result of the practice were detailed in this report.

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著者
平松 友佳里
出版者
愛知教育大学
巻号頁・発行日
2013-03-14

平成24年度 卒業研究 概要
著者
梅田 恭子 山本 苑佳
出版者
愛知教育大学
雑誌
愛知教育大学教職キャリアセンター紀要 The journal of the Teaching Career Center (ISSN:24238929)
巻号頁・発行日
no.5, pp.107-112, 2020-03-09

本研究では、児童がプログラミングで作品を制作する設計段階において、どのように児童のアイディアを外化することがプログラミング的思考を育成する支援を行いやすいのかを、実践を通して検討している。具体的には、児童は設計シートを用いて、プログラミングをする前に、必要な動きを分けて考えたり、動きに対応した命令にしたり、それらを組合せたりすることを考える。本稿では、その中でも特に組合せ(順次・反復・分岐)に着目し、文章やフローチャートなどの表現の違いによって、設計シートや作品での組合せの正確な表現に違いがみられるかを検討することを目的とする。その結果、一部においてフローチャートを用いた方が設計シートの段階では正確に表現できていることは示唆されたが、作品では差は見られなかった。また、設計シートの表現の種類に関係なく、設計シートが正確に書けている群の方が、作品の完成度も高かった。これらの結果と実践を踏まえて考察を行った。
著者
筒井 清次郎
出版者
愛知教育大学
雑誌
愛知教育大学研究報告. 芸術・保健体育・家政・技術科学 (ISSN:03887367)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.29-36, 1990-02-20

The purpose of this study was to explore the best structure of practice variability in the motor learning. The task was to reproduct the angle. The number of training trials was 24. Test was composed to a criterion test ant two transfer tests. One of the transter tests was easire test than criterion test, and the other was more dificult test. The results were as follow: 1) In criterion test, practice variability group in all training trials was superior to others. 2 ) In easier transfer test, the orderly practice variability group was superior to constant practice group and non-orderly practice variability group. 3 ) In more difficult transfer test, the orderly practice variability group was not sunerior to others.
著者
生島 博之
出版者
愛知教育大学
雑誌
愛知教育大学教育実践総合センター紀要 (ISSN:13442597)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.291-298, 2001-03-30

本論文は,筆者が経験しか軽度の自閉的な児童2名に実施した遊戯治療の経過を報告したものである。小学校3年生男児Yは,遊戯治療の中で,自分が気にいった玩具を他児に使われないようにするために,「使用禁止」等の貼り紙をつくって貼る遊びに熱中したり,特異な思考様式や変わったジェスチャーを示した。また,突飛な感情表現も見られ,ゲーム遊びで負けかかると突然セラピストを殴ろうとした。幼稚園女児H子は,遊戯治療の中で,ママゴト遊びで玩具の食物をいつも口に入れたり,描画などにおいて固執傾向をしめしていたが,治療関係が確立するにつれて改善をみせた。また,イナイナイバァー的な遊びを経て,ゲップやオナラを楽しむようになったりした。これらの経過をふまえ,視線があいにくい自閉的な児童の内的世界などについて考察した。

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著者
小泉 直
出版者
愛知教育大学
雑誌
愛知教育大学研究報告. 人文・社会科学編 (ISSN:18845177)
巻号頁・発行日
vol.67, no.1, pp.1-9, 2018-03-01
著者
内藤 千晶
出版者
愛知教育大学
巻号頁・発行日
2016-03-23

平成27年度 卒業研究 概要
著者
神野 秀雄
出版者
愛知教育大学
雑誌
治療教育学研究 (ISSN:09104690)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.21-30, 2007-02

本論文は,ある高機能自閉症児(A君,言語性IQ:72)の情緒(感情)発達に伴う不安に関して検討したものである。A君が本センターに初来所したのは小1であり,小6まで週1回定期的に来所し療育を終了した。筆者は母親面接,学部生や院生がA君のプレイを担当した。A君はプレイ開始当初よりセラピストと野球や卓球などを好んでしており,人とのかかわりを求めていた。そして次第に情緒発達が促され,家庭や学校等で多様な不安感情を体験するようになった。これらの不安体験の背景として①聴覚過敏に由来する不安,②病気やケガに対する身体の安全に関する不安,③他者評価からもたらされる不安,④自閉性障害(情緒発達障害・認知障害)に由来する不安,以上の4つの不安の源泉が考えられた。そして4つの不安に対して①→回避・逃避,②→強迫観念・行為,③→努力,④→質問癖などによる適応機制を用いていた。そして高学年になるにつれて①②は次第に改善され,③④が課題となってきたが,一般的には,②が高機能自閉症の理解にとって最も重要な不安の起源ではないかと考察された。
著者
鈴木 文孝
出版者
愛知教育大学
雑誌
愛知教育大学研究報告. 人文科学・社会科学
巻号頁・発行日
vol.28, pp.146-134, 1979-03-01
著者
厨子 健一
出版者
愛知教育大学
雑誌
愛知教育大学教職キャリアセンター紀要 (ISSN:24240605)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.35-44, 2018-03-31

本研究はこれまでのわが国におけるSSW研究の動向を確認し,今後SSWが発展していくための課題を提示することを目的とする。論文タイトル284本を対象に,テキストマイニングの手法を用いて分析を行った。結果,頻出150語から,「スクールソーシャルワーク」「スクールソーシャルワーカー」「学校」「教育」「支援」「実践」が上位に挙げられた。共起ネットワークにおいては,主に【他専門職との関係】【SSWer が必要とされる領域】【SSW実践】にまつわるカテゴリーが抽出された。対応分析から,現在は,SSWの現状,効果,全国実態に目が向けられていることが明確となった。以上より,①SSWer の専門性をより焦点化した研究の必要性,②SSWerが必要とされるさまざまな領域におけるアプローチ法の提示,③教育委員会担当者による事業設計・運営の可視化,④実践する上での困難要因およびその対処方法の明確化,4点の課題を指摘した。