出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1549, pp.84-87, 2010-07-12

6月19日夜。東京都新宿区の映画館「バルト9」は3D(3次元)視聴用のメガネをかけた観客で埋め尽くされた。観客の目当ては人気映画「アバター」でも「アリス・イン・ワンダーランド」でもない。サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、日本代表が決勝トーナメント進出を賭けて優勝候補オランダと対決するゲームの3D生中継「パブリックビューイング」を楽しむのが目的だ。
著者
東 稔哉 高柳 正盛
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.416, pp.42-44, 2009-09

1960年千葉県生まれ。中央大学理工学部卒業後、学生時代からアルバイトをしていた中小飲食店に就職。在職中の10年間で、様々な業態の開発、店舗運営に携わる。93年独立、東京・浅草に串揚げ店「串えもん」を開く。その後、海鮮居酒屋「魚屋源兵衛」、「すし屋の源さん」「築地食堂源ちゃん」など、立て続けに繁盛店を手がける。
著者
津久井 要 山本 晴義
出版者
日経BP社
雑誌
日経メディカル (ISSN:03851699)
巻号頁・発行日
no.384, pp.133-136, 1999-11

近年,分裂病やうつ病の軽症化が指摘されるようになって久しい。1966年に軽症うつ病を本邦で最初に指摘した平沢1)は,その特徴を,受診時における症状の前景には身体症状(身体的愁訴)がみられ,うつ病特有の精神症状は背後に隠れている場合が多い入院治療を必要とするほどは重症化せず,外来治療に終始する病前性格としてはメランコリー親和型性格が多い(メランコリー親和型…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.655, pp.114-117, 1999-12-13

愛知万博の会場計画づくりが急がれている。2000年6月の博覧会国際事務局(BIE)総会で登録するために,年明けにも骨格を固める必要があるからだ。ただ,企画調整会議内部からさえ,跡地利用計画とテーマの「自然の叡知」との矛盾が指摘されている。11月に来日したBIE議長からも厳しい注文がついた。揺れる会場計画に,黒川紀章氏も私案を発表。
著者
松沢 成文
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.325, pp.12-14, 2011-10

松下政経塾で、野田佳彦さんが第1期生で、私は第3期生。短い期間だったが、一緒に松下幸之助塾長の講話を聞いたり、寮で生活を送ったりした。 私の印象では、野田さんは目立つ方ではなかった。地味だけれども、仕事は着実にこなす。例えば、講演者に対して真っ先に手を上げて自分の持論を披露して質問するようなことはしない。常に3〜4番手で発言する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.480, pp.18-19, 2009-09-25

衆院選で圧勝した民主党は新政権の正式な発足を待たずに、マニフェスト(政権公約)に掲げた「税金のムダづかいと天下りの根絶」に向けて動き出した。まず、自公連立政権の下で5月末に成立した一般会計の補正予算13兆9256億円のうち、未執行分の執行を原則として全面停止する方針を9月3日に決めた。 補正予算には、複数年度にわたって執行するために46種類の基金を創設している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.616, pp.38-41, 2015-05-01

NTTドコモの「ドコモメール」は、サーバーにためられる膨大なメールデータを支える仕組みに、オープンソースソフトウエアの分散型ストレージ「OpenStack Swift」を採用している。ミッションクリティカルなキャリアメールへの適用に当たって、同社は様々な工夫を施…
著者
三池 崇史 安保 有希子
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.90-94, 2012-03

人気コミックを映画化した「クローズZERO」(2007年公開、興行収入25億円)、往年のアニメが「まさかの実写化」と話題をさらった「ヤッターマン」(2009年公開、興行収入31・4億円)、そして「十三人の刺客」(2010年公開、興行収入16億円)と、次々にヒットを飛ばす三池崇史監督。Vシネマ監督として注目を浴びたが、手がけるジャンルはホラーもコメディーもと幅広い。
著者
長嶋 茂雄 井上 裕 杉山 俊幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1123, pp.94-102, 2002-01-07

そこには、背番号3のユニホームから、仕立てのいいグレーの背広に着替えた長嶋茂雄がいた。まずは、時代とともに育った職業野球人「長嶋」を語りながら、変革期を迎える日本の野球界を、静かに、丁寧に話し始めた。 我々も、ロッカールームあたりで話すんですよ。早く、安定した安心できる世の中にならんかなって。景気は良くないし、おまけにテロまで起こる。
著者
小浜 耕己
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.189, pp.106-111, 2009-01

プロジェクトを成功に導くために,プロジェクト・マネージャ(PM)が「目的・目標」にこだわるのは当然のことです。でも…。今回は,目的・目標に徹底的にこだわるPM,西川晃さんのドキュメントを追ってみましょう*1。SCENE1「これが標準的な手順です」 島村恵美は,祈るような気持ちで西川の顔を見守った。西川さん,大事な商談をぶち壊すようなことはしないで。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.383, pp.81-83, 2003-02-03

政府が鳴り物入りで打ち出した企業向け大型投資減税「IT投資促進税制」がスタートした。IT(情報通信技術)年間投資額の10%分の税金を"キャッシュバック"する画期的な内容だ。恩恵を大きく受けるのは,黒字の大企業。好調企業をさらに活性化して景気を引き上げようという,政府のシナリオが透けて見える。「セコムのソフトウエア投資は年間約100億円で,納税額も数百億円規模。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1466, pp.74-78, 2008-11-17

10月中旬、「東京ディズニーランド」は平日にもかかわらず多くの人であふれ返っていた。ハロウィーン期間限定のパレードが始まると、シンデレラ城前の広場は足の踏み場もなくなるほど人が集まってくる。 ただ、これだけたくさんの人がいても、シンデレラ城の周辺が既にクリスマスイベント用に改修され始めていることに気づく人はごくわずかだろう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経network (ISSN:1345482X)
巻号頁・発行日
no.38, pp.59-61, 2003-06

クラッカがメールの送信者をなりすますことは,意外と簡単にできてしまう(図5-1)。受信メールには,送信元や返信先,中継してきたサーバー名などの情報がヘッダー部分に残る。しかし,熟練したクラッカは,ニセのヘッダーをそれらしく作って送りつける。こうなると,受信者が見分けるのは,ほとんど不可能になる。
著者
松尾 和也
出版者
日経BP社
雑誌
日経ホームビルダー (ISSN:1344901X)
巻号頁・発行日
no.206, pp.75-77, 2016-08

講師/松尾和也(松尾設計室) 工務店の中には、夏の「オーバーヒート」を理由に高断熱化を躊躇する意見がある。パッシブハウスに詳しい松尾和也さんは、こうした意見を払拭すべく、洞窟を例にオーバーヒートの原因と防止策を分かりやすく解説する。(本誌)…
著者
羽根 拓也 福島 智
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.7, no.26, pp.112-117, 2008-12-02

9歳で視覚を、18歳で聴覚を失い、隣にいる家族とさえ意思を伝え合うことができなくなった。絶望の淵に沈んだが、母親が「指点字」という、指を点字タイプライターのキーに見立ててコミュニケーションを取る方法を考案したことが転機となった。 再び意思疎通が可能になり、強く生きようと決めた。盲ろう者として初めて大学に進み、障害者教育を学んだ。大学院を経て研究者の道へ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1672, pp.36-40, 2012-12-24

三菱レイヨン中央技術研究所機能材料研究グループ研究員の小西史子さんは興奮気味に振り返る。小西さんは2012年11月17日から6日間、ベトナム・ホーチミン市で開かれた「ミッションコンプリート研修」に参加した。文字通り、現地で具体的なミッション(使命)を与えられ、決められた時間内に結果を出すという実践型研修だ。 座学や海外視察の研修などに比べ、徹底度が違う。
著者
吉崎 航 今井 拓司
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1156, pp.97-101, 2015-06

ソフトバンク子会社のアスラテックで人型ロボットを動かすためのソフトウエア「V-Sido(ブシドー) OS」を開発する吉崎氏は、日本政府の「ロボット革命実現会議」の委員に20歳代で選ばれた俊英だ。同氏が描くロボット社会の将来像と、その実現へ向けた取り組み…
著者
村上 龍 小林 収
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1053, pp.82-85, 2000-08-07

問 同世代だということもあって、村上龍さんのお仕事にはずっと関心を持ってきました。ここ数年は経済に非常に着目されていますね。経済小説というと、多くは作者のサラリーマン時代の体験を踏まえた会社の内幕話ですが、村上さんの作品は違う。もっと広い世界を舞台にして、その中で経済というツールをうまく使っておられる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.253, pp.49-53, 2010-11

国の手厚い庇護(ひご)の下、わが国のがん治療のトップに君臨してきた国立がん研究センターに今、改革の嵐が吹き荒れている。陣頭指揮を執るのは、外部から乗り込んできた新理事長の嘉山孝正氏だ。ぬるま湯的で不合理な体質に次々とメスを入れ、着実に成果を上げている。(本文中敬称略) 「毎日が『アンビリーバブル!』と叫びたくなることの連続だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1242, pp.96-98, 2004-05-17

社長の打ったゴルフボールをホールインワンにするため、社員がグリーンを動かして右往左往する。「会社に恵まれなかったら…オー人事オー人事」というナレーションに応えるように、あきれ果てた部下の1人が携帯電話で助けを求めると、出てきた女性が一言、「はいスタッフサービスです」…。 こんな奇妙で一種の諧謔に満ちたテレビCMを目にした人は多いだろう。