出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1661, pp.92-95, 2012-10-08

「さすがに、この冬はつき合い切れない。我々は我々の商売をする」。大手百貨店の幹部はこう打ち明ける。 今夏、百貨店業界で大きな波紋を呼んだバーゲンの「後ろ倒し」。三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長が口火を切り、夏のバーゲン開始時期を遅らせる取り組みが始まった。 大西社長の狙いは、百貨店業界とアパレル業界の正常化にあった。
著者
土井 利忠 浅見 直樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.871, pp.184-186, 2004-04-12

「AIBO」の生みの親であるソニーの土井利忠氏が,新たなプロジェクトに挑もうとしている。近く,その拠点となる「ライフ・ダイナミクス研究所」(仮称)を設立する。脳科学などの知見を取り入れながら,これまでの枠組みを超えた知識処理モデルの構築を目指す。その成果はロボットにとどまらず,あらゆるエレクトロニクス機器への適用を視野に入れている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.926, pp.100-103, 2006-05-22

本誌は,1996年7月1日号で「記録密度の限界迫るハード・ディスク装置」を掲載した(左の写真)。長手記録方式は10Gビット/(インチ)2辺りで限界にぶつかる。この壁を克服する有力な技術として垂直記録方式が浮上する,と主張している。 2000年4月10日,朝から雪がちらつくカナダ東部の街トロントのRoyal York Hotel。ここで,垂直記録方式の反撃ののろしが上がる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1090, pp.35-38, 2001-05-07

このごろ人に渡す名刺には、何の肩書もない。週に1度、月曜日にだけ、都内・新大手町ビルにある野村総合研究所に出てくる。経験豊富な秘書こそ1人ついているけれど、自室があるわけではない。大きめの応接室をその日だけ、自分用に使っているようだ。 株式の買い上げ計画が再び議論され、相場てこ入れ策が云々される中、田淵にはどんな思いが去来したか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経Windows 2000 (ISSN:13452835)
巻号頁・発行日
no.35, pp.144-147, 2000-02

PCサーバーのハードウエア障害の中でハードディスクの故障は,決して無視できるものではない。ユーザーに障害の経験を聞くアンケートでも,常に上位にランクされる項目だ。一方ハードディスクが故障してディスク上のデータを失うことになれば,業務に与えるダメージは非常に大きい。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1013, pp.84-88, 1999-10-25

9月に台湾で発生した大地震は、1995年の阪神・淡路大震災以来、日本の社会に改めて地震の恐ろしさを見せつけた。近代建築物が倒壊し、死者は2000人を超えた。台湾中部大地震は、南北に走る断層がずれたために起こった。内陸直下型地震と呼ばれ、阪神大震災と同じ型の地震だ。 深刻な被害をもたらす地震がいつ、どこで起きるか。日本では様々な地震予知が研究されてきた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経バイオビジネス (ISSN:13464426)
巻号頁・発行日
no.15, pp.63-65, 2002-08

まず、UNIXのコマンドを実行するウインドウを開くため、下の図Aのように、Macintosh HD→Applecations→Utilities→Terminalの順番でターミナルを起動する。このターミナルで、以後の操作を行う。
著者
佐々木 伸
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1170, pp.127-130, 2002-12-09

米映画のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」を巡っては、今年の夏以降いくつもの不祥事が表面化しました。 そのため、USJの運営会社であるユー・エス・ジェイ社長だった阪田晃社長が辞任し、代わりに私が10月23日付で社長となりました。従って、私の使命は、一にも二にも失墜してしまったUSJに対するお客様の信頼を回復することだと思っています。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1093, pp.el8-11, 2001-05-28

3月の開業以来、大賑わいを見せる大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)。JR桜島線ユニバーサルシティ駅からUSJの入り口に向かう途中に、ショッピングゾーン「ユニバーサル・シティウォーク大阪」が広がる。その支配人が中島利雄だ。2000年5月までダイエー社員だった。「沈みかかった船から逃げ出したなんて言う人もいますけど、そうではないんですわ」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1561, pp.56-60, 2010-10-11

NTTから分社独立して以来、22年連続での増収及び営業黒字を確保してきたNTTデータ。3年前には連結売上高が1兆円を超えた会社が今、悲壮な覚悟を秘めて改革に挑んでいる。テーマは、社員教育。「人材強化は世界で戦うための最低限の義務であり生命線」と山下徹社長は言い切る。 NTTデータには、海外市場に目を向けざるを得ない事情がある。1つは収益構造の変化だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.203, pp.94-96, 2001-08

不況が続く中で、新規事業に活路を求める企業が増えている。だが、本業の"病状"が悪化してからの一か八かの賭けは、ほとんどの場合、いたずらに"死期"を早めるだけの結果を招く。アイデアマンとして名を馳せたそうめんメーカーの社長は、経営危機の渦中でひらめいた新事業にのめり込み、無謀な投資で会社に致命的な打撃を与えてしまった。 「塩ラーメンと生ビール。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1445, pp.38-41, 2008-06-16

ユニリーバやハイネケンなどの国際企業を擁するオランダは、農産物の輸出額が米国に次いで世界2位という食の大国だ。 ただ、食料自給率は58%(2003年)と先進国の中で下位(26ページのグラフ)。加えて食料生産を巡っては日本以上にハンディを抱える。国土は狭く、九州と同程度しかない。畜産の命綱とも言える穀物の自給率は24%。低いと言われる日本を3ポイント下回る。
著者
谷田 千里 荻島 央江
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.313, pp.84-89, 2010-10

次男だったし、私の場合、昔から父との折り合いが悪かったんですよ。しょっちゅう些細なことでけんかをして、口論になる。父が争いの最後に言う「おれが食わしてやっているんだから、口答えするな」という捨てぜりふが悔しくて。高校のころには「早く家を出たい」とばかり考えていました。 タニタは、ヘルスメーターのトップメーカー。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.673, pp.82-91, 2000-08-21

函館市内から車で約20分。公立はこだて未来大学は,市街地を挟んで函館湾と函館山を望む,小高い丘の上に,この4月開学した。 校舎は16万6000m2の敷地のほぼ中央に位置する1棟形式。南側の全面開口に面した吹抜け空間には,「スタジオ」と呼ばれる学習スペースがひな壇状に配されている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.803, pp.8-14, 2005-08-22

平行に並ぶ8枚のメッシュ状の格子壁が建物を支える。格子壁はスチールフラットバーの垂直材と斜材で構成され、平行四辺形の格子部分には三角形のスチールパネルやガラスブロックがはめ込まれている。ところどころ向こうが透けて見え、三角形が幾重にも連なる様子は壮観だ──。今年3月に竣工した公立はこだて未来大学研究棟に格子壁を用いた狙いを、設計者の山本理顕氏はこう説明する。
著者
中川 美帆
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.472, pp.62-67, 2009-05-22

近年、急浮上した問題の一つが、地球温暖化に伴ういわゆるゲリラ豪雨の多発だ。短時間で局所的に大量に降るゲリラ豪雨は、河川の水位を急上昇させる。しかし、日本の河川すべてを改修する財源も時間の余裕もない。 そこで、降雨の予測精度を高める技術の開発が進んでいる。水位上昇はもはや避けられないものとして、住民に適切な避難を促すことで危険を回避する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.645, pp.49-51, 1999-07-26

昨年9月の台風で周囲の木が倒れかかり庇が全層に渡って折れた国宝・室生寺五重塔では,その修理が始まっている。被害の大きな五重と四重を解体し,それ以下の各重も,破損した部材を取り替える。難関となるのは心柱付近まで差し込んだ隅木。上重の柱が載っているからだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.861, pp.88-90, 1996-10-14

イントラネット技術の要,ファイアウオールの先駆者。マイクロソフト,ソフトバンク,NTTなど大企業と提携。何事にも前向きな姿勢と,先を読む先見性が事業成功のカギ。飾らず人間味あふれる性格で,周囲から慕われる。分社化と新技術の普及を通じ,社会貢献を追求していく。「さあ,走ろう」──。営団地下鉄丸ノ内線の新高円寺駅。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1164, pp.134-136, 2002-10-28

1958年、東京・池袋の繁華街にオープンした「大戸屋食堂」。ここの定食で胃袋を満たした無数の学生やサラリーマンの誰一人として、どこにでもありそうなこの定食屋が外食業界の中でも注目を集める企業に変貌を遂げるとは想像すらしなかったろう。 ただ1人、今の姿を思い描き続けてきた人物がいる。
著者
松島 克守
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.475, pp.170-172, 1999-08-02

8月1日,東京大学教授に就任した松島克守氏は,「日本は米国との経済戦争に大敗した。戦後復興にはビジネスと情報技術(IT)の両方が分かる人材が欠かせない」と語る。日本アイ・ビー・エムやコンサルティング会社での経験を生かし,工学系の大学院生にビジネスや企業情報システムを教えていく。