著者
小和田 哲男
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.177, pp.74-77, 1999-06

戦国時代は、いつ敵に攻められるかわからないということもあって、軍勢がたやすく通れないように、道は狭く、しかも曲がりくねったままで、川には橋を架けないのがあたりまえだった。川は、領内および城を守るための天然の堀と認識されていたからである。 中には、城下町の入口付近にわざと屈曲を設けて、容易に城に近づけないような工夫をしている武将もいた。
著者
遠藤 健治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.712, pp.140-143, 2014-01

図1は、自動車に使う照明用LEDモジュールです。高輝度の白色LED素子を複数配置し、光が周囲に拡散するようにしてあります。ヘッドライトやポジションランプ(スモールランプ)、ルームランプ、ブレーキランプなどの光源に使えるように、ありとあらゆる形状の…
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.346, pp.25-27, 2013-07

人口500万人強の小国で、経済成長率は1・3%(2012年)。成長力だけを見ると、ASEANの中で見劣りするシンガポールだが、物販・サービス業を中心に様々な企業が、今なお世界中から続々と集まってくる。 理由は域内で飛び抜けて高所得者が多いうえ、法人税率も低…
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.922, pp.52-55, 2010-03-22

環境共生を前面に打ち出す民間の集合住宅はまだ少ない。2009年5月に完成した東京都杉並区の賃貸マンション「トレステージ浜田山」は、通風を促す配置計画や、外断熱などの基本性能の確保に、積極的に取り組んだケースだ。 昨年秋、最上階の3階住戸に入居した住まい手は、「見学したのは真夏の8月だったが、室内の風通しがよく、暑さが気にならなかった」と感想を語る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ドラッグインフォメーションpremium
巻号頁・発行日
no.109, pp.57-59, 2006-11-10

かゆみは一年を通して表れる症状だが、それらを引き起こす原因は季節によって異なる。夏は蚊やブヨなどが発生しやすく、虫刺されによるかゆみは年齢や性別に関係なく発症する。 虫刺され用剤の売り上げは、最高気温が20℃を超す5月の中旬から伸び始め、9月ごろまで好調が続く。ピークを迎えるのは7〜8月だ。
著者
大和田 裕
出版者
日経BP社
雑誌
日経systems (ISSN:18811620)
巻号頁・発行日
no.231, pp.48-53, 2012-07

大和田 裕 情報処理推進機構(IPA) 技術本部 ソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC) エンタプライズ系プロジェクト 研究員 高い品質や新技術へのチャレンジを求められるが、予算も工期もギリギリで余裕はない。そんな難しいプロジェクトが増えるに伴い、プロジェクトマネジャー/プロジェクトリーダー(以下プロマネ)には、緻密なマネジメントが求められてい…
著者
益川 敏英 堀場 雅夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1481, pp.104-109, 2009-03-09

堀場 ノーベル物理学賞、おめでとうございます。少し不思議に思ったのですが、なぜ35年前の研究が今頃受賞することになったんですか。 益川 確かに理論は1970年代にできました。ですが、素粒子論は実証科学ですから、理論を確かめるにはまず、「トップクォーク」という物質を見つけ、さらに、それがしかるべき振る舞いをすることを確認しなければいけない。
著者
鳥山 正博 有吉 昌康
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.9, no.2, pp.32-35, 2000-03

とりやま まさひろ氏:国際基督教大学教養学部卒、米ノースウエスタン大学ケロッグ校MBA。現在、あらゆる分野のマーケティング・イノベーションに関するプロジェクトを手がける。m-toriyama@nri.co.jpありよし まさやす氏:一橋大学商学部卒、米ノースウエスタン大学ケロッグ校MBA。ワン・トゥー・ワン・マーケティング、CRM、eビジネスのビジネスモデル構築などが専門。
著者
木村 駿
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.897, pp.22-27, 2009-04-13

幾重にも連続する開口部を通して、光や中庭の木々だけでなく、同じ建物内のテナントの息遣い、さらにはその先に広がる山並みまでもが、室内に飛び込んでくる。 UID一級建築士事務所代表の前田圭介氏が広島県福山市で手掛けたオフィスビルは、南北の間口が約10m、東西の奥行きが約45mの「うなぎの寝床」のような敷地に建つ。敷地は西側で前面道路に接している。建物は東側に寄せた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.8, no.8, pp.50-57, 1999-09

「7月24日は土用の丑(うし)。Aスーパーではウナギの蒲焼きのタレの横にビールを並べて成功した前例がある。今年も是非試そう」。「B商店街ではTVコマーシャルと連動させて当社のキャンペーンレディに浴衣を着せたら予想以上に売り上げが伸びた。同様の計画を持つ支社はぜひ検討されたし」。「C社の発泡酒の新製品は滑り出しが好調で我が社の製品は押され気味。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.687, pp.8-17, 2001-03-05

屋という概念のない建築——。仙台市が建設した図書館やギャラリー,シアターなどの複合施設「せんだいメディアテーク」は,こんなユニークな特徴をもつ。 設計者の伊東豊雄氏は「部屋をつくると,そこに特定の機能が与えられてしまう」と話す。使い方が固定されると,創造的な行為が妨げられるというのだ。メディアテークのデザインは明快だ。
著者
加来 耕三
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.189, pp.82-85, 2000-06

一見いっけん、不釣合な長崎県の佐世保市にも、佐世保商人はいた。が、彼らは唐突に出現している。 むろん、それ以前から佐世保の地はあったものの、この漢音の地名は「差布さしほ」、「佐志方さしほ」などとも表記されており、かならずしもさせぼではなかった。 おそらく、中世社会においてさせぼの一族は、全国どこにでもある名もなき土豪の一派であったに違いない。
著者
皆木 和義
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.259, pp.118-121, 2006-04

幸之助の表情が急に厳しくなり、山本を透徹とうてつした視線でとらえた。徐おもむろに言葉を吐いた。 「山本はん……。あなたのご主張やご提案、ご商売に対するご熱意には、常々わしも頭が下がる思いでおます。日ごろから深く敬服いたしてもおります。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.253, pp.46-50, 2000-04-14

建設後12年たっている神戸市の高松汚水幹線。内部は防食塗装がはがれ,コンクリートが傷みはじめている。そこで,劣化したコンクリートを除去し,防菌コンクリートを吹き付ける補修工事を実施した。下水道の管きょに防菌コンクリートを使用するのは全国初だ。40N/mm2という固いコンクリートを効果的にはつることが最大の課題だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1610, pp.96-98, 2011-10-03

忙しくて運動する時間がない。せめて日常生活の中で、効率的にエクササイズができれば──。 このニーズに応えて売れている運動靴がある。「トーニングシューズ」だ。履いて歩くだけで、体形の引き締めや姿勢改善が期待できると言われ、横ばいが続く運動靴市場の中で、数少ない急成長商品となっている。 「トーニング(toning)」とは、体の筋肉やバランスを整えるという意味。
著者
竹中 郁夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経メディカル (ISSN:03851699)
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.120-122, 2005-04

■相談メモ 以前、相談させていただいた患者との問題が長引いています。診断後に急性増悪した患者で、「初診時に見逃した」とクレームを言っていた患者ですが、2カ月に1度くらい謝罪と慰謝料を求めてやって来ます。私自身は責任がないと思っていますが、穏便に済ますためにも、謝ってしまった方がいいのでしょうか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.569, pp.12-21, 2011-06-01

電力危機に備える策は、停電してもなんとか業務を継続できるようにする停電対策と、停電が発生しないよう社会に協力する観点での節電対策に分けられる。以下では、事例を交えながら、サーバー関連、ネットワーク関連、端末関連の3領域での停電対策および停電策を解説する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1729, pp.26-35, 2014-02-17

この工場脇のベンチは、岩田製作所にとって社員が気軽に交流できる大切な場所だった。昼休みや休憩時間、工場やオフィスで働く社員たちがこのベンチに集まる。そこで交わされる何気ない会話は、岩田製作所の成長に大きな役割を果たしてきた。
著者
原 武雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.248, pp.120-122, 2005-05

2001年10月13日、土曜日。洋菓子のヒロタで店長を務める高木ひとみ(現エリアマネージャー)は、自宅で荷造りをしていた。翌日、新潟の実家へ、結婚の報告に帰る予定だった。日曜と月曜は休暇を取っていた。 そこへ、電話が掛かってきた。 「明日なんだけど、やっぱり出勤してもらえないだろうか?」 上司からだった。高木が無理だと断ると、上司はこう続けた。
著者
ぴろり、
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.427, pp.94-95, 2007-07-13

兵庫県淡路市と神戸市を結ぶ明石海峡大橋の見学会,「明石海峡大橋ブリッジワールド」に行ってきた。 「明石海峡大橋ブリッジワールド」とは,明石海峡大橋の管理通路と管理エレベーターを通って,橋を支えている主塔のてっぺん,海面上の高さ約300mまで上る見学ツアーだ。