著者
長谷川 徳之輔 大町 順二 吉永 茂
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.250, pp.42-43, 2000-02-25

「CMを活用することで工事費が2割ダウンした」といった記事を目にすることが多くなった。人間関係重視の我が国の精神風土も,徐々にではあるが透明性,合理性を重視する欧米型へ変化しているようだ。 CMが新しいビジネスとして成り立つためには,発注者が安心して利用できるための次の二つの条件の整備が不可欠と思われる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.611, pp.36-39, 2015-03-09

水素爆発した3号機原子炉建屋のがれき撤去と燃料取り出し用カバーの設置、撤去したがれきの運搬、発電所の海側トレンチ(配管用トンネル)の閉塞、凍土遮水壁の構築、海側遮水壁の建設──。 これらは、東京電力福島第一原子力発電所で鹿島が担う代表的な…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケ-ション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.284, pp.116-121, 1998-12-21

サーバーを大量導入した企業が直面する問題に,データのバックアップがある。その作業負荷を削減するのが,ネットワーク対応バックアップ・ソフトだ。設定したスケジュールに従って自動的にバックアップを実行する。製品の差異は,テープ装置を複数サーバーから共有する機能,使用中にバックアップ可能なデータベース・ソフト,稼働OSなどである。
著者
下田 健太郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.348, pp.82-83, 2004-03-26

秋田県鹿角市八幡平の地すべり災害復旧工事で体験した「生命の危機」,幼い長女の"家出"をきっかけにした「家族の危機」——。現在は仙台市で技術士事務所を営む桂利治さん(33歳)は,そうした二つの危機を契機に2000年の秋,当時勤めていたフジタを辞める決意を固めた。 その時点で桂さんは,夫人や社内の知人に,自分の思いを率直に打ち明けてみたという。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1364, pp.28-31, 2006-10-30

雨にも負けず、風にも負けず、この1年、東北の郵便局をひたすら渡り歩いてきた男がいる。 日本郵政公社の投資信託販売を支援する野村アセットマネジメント、峯崎哲雄(47歳)だ。訪問した郵便局がもうすぐ200に達する峯崎は今、少しだけ憂鬱な思いにとらわれている。長く厳しい冬がそこまで来ているからだ。 2005年冬、青森県五所川原市。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア : 医療・介護の経営情報 (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.294, pp.79-83, 2014-04

看護職向けのメンタルヘルスに関する研修などを行っている、(株)東京メンタルヘルス(東京都豊島区)所長の武藤清栄氏は、「職員が心身に不調を来すほど悩む時は、勤務環境や家庭の事情など複数の原因が重なっているケースが多い」と話す。医療・介護業は…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.419, pp.72-73, 2007-03-09

建設業界で働く人が「過労死」したり,仕事が原因で疾病にかかったりするケースが増えている。 厚生労働省が2006年5月に発表した2005年度の「脳血管疾患および虚血性心疾患等(『過労死』等事案)の労災補償状況」をみると,労災請求件数が869件,認定件数が330件。前年度に比べて請求件数が6%,認定件数が12%,それぞれ増えた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.881, pp.74-76, 1997-03-10

アップルコンピュータ日本法人での突然の「失脚」から1年半。自らベンチャー企業を設立し,復活戦に賭ける。携帯電話の法人向け再販売というニュービジネスを立ち上げる。「僕の仕事は,人を期待させ,結果を出すこと」——。緻密なビジネスプランで周囲を巻き込み,突き進む。1995年6月末のある夜,パイオニア社長(当時専務)の伊藤周男のもとに1本の電話がかかった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.193, pp.38-41, 2000-10

地方自治体や生産者団体などの地場産業振興策として、地酒や和菓子などの名産品、織物などの工芸品に地域の冠を施したネーミングを付け、「地域ブランド」として販売促進を図る手法がある。「喜多方ラーメン」などは、そのはしりといえる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1248, pp.40-42, 2004-06-28

2009年、減反政策が終了するこの年までに、戦後農業を支えてきたものが崩れ去る——。そう見られている。 農業の中核として働く販売農家は375万人。このうち、65歳以上の高齢者が55%にも達している(右グラフ参照)。この塊が、あと5年で70歳を超え、多くが引退すると見られる。 その時、後継者難は今以上に深刻な問題になる。子供の多くは農村を離れて就職している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ネットビジネス (ISSN:13450328)
巻号頁・発行日
no.77, pp.68-71, 2001-06-25

化粧品のネット販売市場が過熱している。昨年秋に資生堂とコーセーが子会社を通じてネット直販を開始したのに続き、2001年7月1日にはカネボウが参入する。市場の成熟と通販化粧品会社や並行輸入業者による参入を受けて、メーカーは新しい流通チャネルを模索し始めた。 大勢の女性客でにぎわう伊勢丹新宿店の1階(写真1)。
著者
千葉 景子
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1565, pp.121-123, 2010-11-08

1948年5月生まれ、62歳。中央大学法学部卒業。82年弁護士、86年参院に初当選。2009年9月、法務大臣就任。2010年6月、同再任も7月の参院選挙で落選。落選後は民間人として9月まで同職を務めた。10月、柳田稔法相が設置する第三者機関「検察の在り方検討会議」の座長に選任される。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.188, pp.19-21, 2000-05

インテリア雑貨メーカー、チョウドウ(埼玉県三芳町)の鮫島周蔵社長は、昨年一二月二九日、東京都北区にあるA社を訪れた。 鮫島社長は二日前にA社の専務から電話をもらい、A社のチョウドウに対する未払金六〇万円を受け取ることになっていた。しかし、訪ねてみると、A社はもぬけの殻だった。鮫島社長は結局、納入した商品をA社に持ち逃げされた格好になった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.286, pp.43-46, 2000-05-08

「お客様にとって,最初に対応する従業員の第一印象で店の評価が決まる。だから面接でも第一印象が大事」(馬酔木の鮫島社長)——。アルバイト選考の面接に関して,この意見に賛同する経営者は多いはずだ。では,「第一印象」で見るべきポイントを具体的に考えてみよう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1190, pp.9-11, 2003-05-05

そう聞いて会見場に集まった記者たちは、ある想定をしていた。その日の午後2時半から、富士通は2003年3月期決算を発表する予定になっている。そして、1000億円を超える連結最終赤字が発表される見通しだった。これで2期連続の巨額最終赤字となる。 社長の秋草直之が、業績悪化の責任を取って退任する——。 誰もがそう思っていた。 そして午後1時。
著者
Lawes Aidan
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.609, pp.88-90, 2004-09-20

システム運用を企業内外のユーザーへの「ITサービスの提供」ととらえ、そのプロセスの理想形を示すITIL(ITインフラストラクチャ・ライブラリ)が注目されている。だがITILの普及と標準化を推進する非営利団体、英itSMF(ITサービス・マネジメント・フォーラム)とitSMFインターナショナルのCEOであるローズ氏は、「ITILは効率的なITサービスを実現する手段にすぎない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1480, pp.50-53, 2009-03-02

「1枚の板から削り出したアルミ製のフレーム『ユニボディー』は、非常に大きなブレークスルー。非常に軽くて耐久性も高く、そして、何よりデザインが美しい」 米アップルの上級副社長で、マーケティングを統括するフィル・シラー。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.973, pp.22-25, 2012-04-10

住宅の建て主に人気の高い吹き抜け。しかし、その特徴を把握せずに設計すると、「冬寒くて夏暑い」不快な空間になりかねない。安定した温熱環境と、吹き抜けならではの開放感を両立させる方法は何か。 これまで温熱環境の面から問題が多いと指摘されてきた吹き抜け空間。近年、その問題点を定量的に把握するための研究調査が盛んになっている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.438, pp.43-50, 2011-04

他店の視察をするときには、様々なポイントがあります。繁盛店を視察するのであれば、欠点や悪いところを見つけても、あえて無視することが重要です。そして、良い点だけを見るようにします。 繁盛している秘密を探るのに、わざわざ欠点についてアレコレ分析する必要ありません。その繁盛店の良い点を最低30個は挙げてみましょう。
著者
Stephens Suzanne
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.832, pp.18-23, 2006-09-25

スイスのジュネーブに近い準工業地域、プラレワットにあるヴァシュロン・コンスタンタンの本社および時計工房は、スイス生まれの建築家、バーナード・チュミ氏の設計による。建物は光沢のある有孔鋼板に覆われ、ピアジェやロレックス、パテック・フィリップなどのライバルメーカーがひしめき合う街の中で、浮かび上がっているように見える。