出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.464, pp.56-58, 2009-01-23

熊本県の蒲島郁夫知事は2008年、球磨川水系にある既設のダムと新たなダム計画の存廃に対して、全く異なる結論を打ち出した。 国土交通省が事業主体となって進めている川辺川ダム計画については、ダムによらない治水対策を追求すべきだとして、計画の白紙撤回を求めた。一方で、撤去が決まっていた県営荒瀬ダムは、存続の意向を示した。
著者
中村 英彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.20, no.6, pp.8-11, 2011-07

インターネット専業のソニー銀行は2011年6月にサービス開始から10年を迎える。この間、約86万人の顧客を獲得し、開業から5年目には黒字転換を果たした。「日経金融機関ランキング」では直近4年間連続で、顧客満足度が総合第1位になるなど高評価を集めてきた。金融商品の品ぞろえや、店舗レイアウトに相当する画面の操作性を絶えず強化してきたことが評価の要因だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1349, pp.120-122, 2006-07-10

火曜日から土曜日の早朝3時、文化放送の長寿ラジオ番組「走れ! 歌謡曲」が始まる。ハンドルを握りながら、懐かしいヒット曲や演歌に耳を傾けられると、長距離トラックの運転手らに根強い人気がある。実は、1968年の番組開始から38年にわたりこの番組を1社で提供し続けてきたのが、大中型トラックで国内最大手の日野自動車だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1846, pp.64-68, 2016-06-20

「ようやくギプスが外れ、戦える環境が整ってきた。会社を再起動して、創業時からやりたかったことをやろう」。今年2月末、日本通信の福田尚久社長は本社フロアに社員を集めこう語った。
著者
高田 学也
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.581, pp.66-75, 2009-07-13

子供の誕生、夏休みの旅行、友人の結婚式─。イベントごとに撮りためてあるたくさんのデジカメ写真を、「フォトムービー」でもっと楽しんでみてはいかがだろう。BGM付きの映像作品に仕立てることが、今では簡単にできてしまうのだ。DVDに収めて大画面テレビで楽しむのもいい。所用時間は、写真整理の片手間で十分。ぜひ試してみてほしい。
出版者
日経BP社
雑誌
日経automotive technology (ISSN:18819362)
巻号頁・発行日
no.33, pp.46-51, 2012-11

2012年9月にドイツVolkswagen社(VW)は7世代目となる新型「Golf」の詳細を公開した(図1)。その大きな特徴は燃費を最大23%向上させていることで、エンジンの改良と並んでそのための原動力となっているのが、最大100kgにも及ぶ車体の軽量化だ。
著者
日経ものづくり
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.603, pp.99-104, 2004-12
被引用文献数
1

「原価削減がうまくいかずに,開発において手戻りを起こす企業が増えている」と語るのは,製造業向けに特化してコンサルティングを手掛けるネクステック(本社東京)社長の山田太郎氏。製品企画時に目標売価を決め,それを基に目標原価を設定するが,近年の競争の厳しさから,目標原価はレベルの高いものとなる。
著者
池上 彰 岩井 克人
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1624, pp.12-15, 2012-01-16

池上 ギリシャ政府の"粉飾決算"に端を発するユーロ危機は、イタリア、スペインへ飛び火し、政変ドミノまで引き起こしました。経済力の異なる国々を1つの通貨でまとめる「ユーロ構想」そのものが、失敗だったようにも思えてきます。岩井 ユーロは、通貨統合を成功させるための条件を満たしていません。それは、共通通貨の下で労働力が自由に移動することです。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1044, pp.134-137, 2010-11-29

新しい幹部が着任し,「SYNCを正式に製品化する」という決定が下ったことで,米Ford Motor Co.の開発チームの士気は一気に高まった。SYNCは柔軟性の高い車載情報システム向けのプラットフォームであり,これを用いれば旧態依然の開発体制から抜け出せるためだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア21 (ISSN:13463799)
巻号頁・発行日
no.203, pp.75-77, 2006-09

JR松山駅から車で5分ほどの幹線道路沿いに、建物全体が地面から浮かび上がった印象を受ける施設がある。今年1月に医療法人松山ハートセンターがオープンした「よつば循環器科クリニック」だ。同院は、心臓カテーテル治療や生活習慣病予防を特色としたクリニックである。 同院は、松山市民病院の循環器科に勤務していた阿部充伯氏と藤枝裕之氏が共同で開設した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1107, pp.32-35, 2001-09-10

土木関係者の間で「平成の戦艦大和」「平成の万里の長城」と揶揄されるプロジェクトがある。日本道路公団が建設を進めている第二東名・名神高速道路(総延長504km)のことだ。 現在の東名・名神高速の渋滞緩和を目的に、並行してもう1路線を開設する計画だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1222, pp.40-43, 2003-12-22

足利銀行が特別危機管理銀行になり、いよいよ問題銀行の処理は地域金融機関にまで広がる気配を見せている。2005年4月からのペイオフ(預金などの払戻保証額を元本1000万円とその利息までとする措置)完全解禁を控え、金融庁も対応策に躍起だ。 来年の通常国会に提出が予想される新法案では、公的資金の「予防注入」が実現する見込みだ。
著者
松村 厚久 高柳 正盛
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.408, pp.50-52, 2009-02

1967年高知県生まれ。日本大学理工学部卒業後、日拓エンタープライズ入社。ディスコのマネージャーとして働く。96年独立し、エイアンドワイビューティサプライを設立。低予算で開業できると目をつけた日焼けサロンを4店経営する。2001年東京・銀座に「ヴァンパイアカフェ」をオープンさせ、飲食業に進出。02年ダイヤモンドダイニングに商号変更。
著者
芦部 洋子
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.406, pp.72-75, 2008-12

1951年、京都・円山の料亭「菊乃井」二代目の長男として生まれる。立命館大学産業社会学部卒業後、名古屋の料亭「か茂免」で修業。76年、京都・木屋町にカウンター割烹店を出す。89年、木屋町店を「露庵 菊乃井」として新装開店。93年社長就任。2004年、東京に「赤坂 菊乃井」開店。他企業の顧問、新店プロデュース、商品開発も数多く手がける。著書多数。
著者
谷口 りえ
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.906, pp.90-93, 2009-08-10

インド大使館とインド文化センターは、東京都千代田区の桜の名所の一つ「千鳥ヶ淵」の遊歩道沿いに建つ。設計は公開コンペで選ばれたプランツアソシエイツが手掛けた。都内6つに分散するインド大使館関連施設の改修や新築を同時に計画した。 豊かな自然環境を建物内部に取り込むことがプランニングのポイントになった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1191, pp.96-98, 2003-05-12

「税制も構造改革の大きな柱だ。増税より無駄な歳出の見直しでやるので、特別な増税は考えていない」 ──2001年12月6日 報道各社との会見で まずは下の表を見ていただきたい。昨年3月29日、経済財政諮問会議の会合に、会議の議員でもある平沼赳夫経済産業相が提出した資料だ。 法人税実効税率——。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1700, pp.37-39, 2013-07-22

スマホメーカーにとって、対応しなければならない通信方式がネズミ算的に増えていることになる。4Gのみならず、従来の2Gや3Gにも引き続き対応する必要があるためだ。 地域で違う周波数帯に対応するためには、受信信号を切り替える「スイッチ」、特定周波数の…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.732, pp.78-82, 2009-06-10

「営業の頑張りで4兆円割れを防げ」。NECの全営業担当者に大号令がかかっている。赤字転落した業績の黒字化は必達事項だが、一方で売り上げの減少傾向に歯止めをかけることも急務。今後のNECの成長を支える柱となる営業改革は実を結び、売り上げと利益の二兎を追うことはできるのか。 痛恨の極み─。
著者
ぴろり、
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.430, pp.102-103, 2007-08-24

首都高速道路の3号渋谷線と中央環状新宿線,中央環状品川線をつなぐ大橋ジャンクション(東京都目黒区)の建設現場に行ってきた。 首都高速道路は,なぜ私の琴線に触れる建造物ばかり造るのだろう。中央環状新宿線(本誌2007年5月25日号で紹介)の内部はまるでピラミッドの石室のようだったし,この大橋ジャンクションはローマのコロッセウムのようだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.959, pp.31-33, 1998-09-28

「東レの連結売上高1兆877億円というのはいかにも小さい。もっと大きな会社にしたい」——。平井社長は拡大路線を固持している。 そのため、同社では積極的な設備投資を続けている。1997年度の連結設備投資額は1447億円、借り入れを増やさずに設備投資額を実施できる目安であるキャッシュフローの880億円を大幅に超えている。