著者
富田 雄希 高島 健太郎 西本 一志
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. EC, エンタテインメントコンピューティング (ISSN:21888914)
巻号頁・発行日
vol.2019-EC-51, no.14, pp.1-7, 2019-02-15

地域活性化の施策として,多くのご当地アイドルが各地で活動している.ご当地アイドルが円滑な活動を続けるためには,新規ファンの獲得が必要不可欠である.しかし,既存ファンコミュニティによる熱狂的応援や独特のルールなどが,潜在ファンの参入障壁を形成してしまう.本研究ではこの障壁を軽減するため,役割体験学習論に基づき,古参ファンの体験を追体験するノベルゲームを構築し,その効果を他者理解と愛着の増加の観点で検討する.モデルケースとして,石川県西金沢の商店街を拠点に活動する西金沢少女団の既存ファンコミュニティから実体験を収集し,その実体験を織り込んだノベルゲーム BNO-Story を潜在ファンに楽しんでもらう.このゲームにより,古参ファンがなぜ熱狂的応援をするのかを理解できるか,アイドルへの愛着が増加するかを評価する. : Recently, many local idols play an active part in vitalizing local regions. In these activities, continuous acquirement of new fans is important. However, enthusiastic cheering and unique rules of the existing fan community form a barrier that prevents potential new fans from joining the fan community. In this research, in order to alleviate this barrier, we create a novel-game based on the role action learning methodology, which allows the potential new fans to vicariously experience the old fans' experiences, and examine whether it can effectively increase understanding and affection to the local idols as well as their old fans. As a model case, we collected actual experiences from the existing fan community of the Nishi-Kanazawa Shoujo-dan, which is a local idol group based in the shopping district of Nishi-Kanazawa, Ishikawa Prefecture. We implemented a novel-game named BNO-Story to which the collected episodes are incorporated. We conducted experiments in which we asked some subjects to play this game to evaluate whether the game is effective.
著者
第三高等学校 編
出版者
第三高等学校
巻号頁・発行日
vol.大正13年4月起大正14年3月止, 1926

1 0 0 0 OA 岡山県郡治誌

出版者
岡山県
巻号頁・発行日
vol.下巻, 1938

1 0 0 0 OA 国民年鑑

著者
国民新聞社 編
出版者
民友社出版部
巻号頁・発行日
vol.大正7年, 1917
著者
許 鳳浩 鈴木 信孝 榎本 俊樹 浦田 哲郎 須藤 慶太 宇住 晃治 上馬塲 和夫
出版者
日本補完代替医療学会
雑誌
日本補完代替医療学会誌 (ISSN:13487922)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.103-108, 2018-09-30 (Released:2018-10-12)
参考文献数
26

新規精米技術を用いた特殊無洗米であるプレナス金芽米(以下PL米)摂取の生活習慣病関連因子に及ぼす影響について検討した.対象は施設の入所者で,重篤な疾患を有しない者25名(男6,女19)とした.方法は,コントロール無洗米を2ヶ月間毎食摂取(対照群)させた後,PL米を4ヶ月間毎食摂取させ(試験群),合計6ヶ月間観察した.評価項目は,血圧,体脂肪率,HbA1cなどの生活習慣病関連因子とした.結果は,PL米の摂取により,収縮期血圧は有意に低下し (p=0.008),拡張期血圧は低下傾向を示した(p=0.079).体脂肪率は,PL米摂取により低下傾向を示した(p=0.064).HbA1c値は,PL米摂取により低下したが,有意な変化ではなかった(p=0.050).しかし,HbA1c値が摂取前で正常値以上の高値を示した者(n=5)を除外し,正常値範囲だった者(n=19)を層別解析したところ,PL米摂取により有意にHbA1c値は低下した(p=0.003).また,中医体質調査票(CCMQ-J ver.2.0)を用いた試験結果を層別解析したところ,健康度の高い者では,平和質が有意に向上し,気虚質,痰湿質,湿熱質や気鬱質が有意に改善した.以上より,PL米は生活習慣病の予防に役立つ可能性が示唆された.
著者
谷本 昌太 甫出 一将 川上 晃司
出版者
公益社団法人 日本食品科学工学会
雑誌
日本食品科学工学会誌 (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.58, no.11, pp.531-536, 2011-11-15 (Released:2011-12-31)
参考文献数
37

無洗米処理時の副産物であるアリューロン糠(NTWPおよびSJR)を有効利用する目的で,アリューロン糠の全アミノ酸組成,タンパク質濃縮物のタンパク組成および食品機能特性を米糠および白米のそれらと比較した.アミノ酸分析の結果,NTWPとSJRのアミノ酸組成に有意差は認められなかった.GABA含量は,SJRで米糠および白米と比べて有意に高い値を示した.タンパク質濃縮物のタンパク質含量は,白米,NTWP,米糠,SJRの順に多かった.SDS-PAGEの結果,NTWPおよびSJRのタンパク濃縮物は,米糠と白米のタンパク質濃縮物のそれらの中間的な泳動パターンを示した.NTWPのタンパク質濃縮物の起泡力および気泡安定性は米糠のタンパク質濃縮物と同様に白米およびSJRのタンパク質濃縮物と比べて有意に高い値を示した.タンパク質濃縮物の乳化力は,アリューロン糠,米糠,白米でほぼ同等の値を示し,有意差が認められなかった.タンパク質濃縮物の乳化安定性において,アリューロン糠は米糠と比べて有意に低く,白米と比べて高い値を示したが,有意差は認められなかった.以上の結果は,NTWPのタンパク質濃縮物は米糠または白米のタンパク質濃縮物と同等の食品機能特性を有し,SJRのタンパク質濃縮物は起泡性に劣るものの,米糠または白米のタンパク濃縮物と同等の乳化性を示すことが明らかとなった.

1 0 0 0 OA 民事判例研究

著者
橘井 雄太
出版者
北海道大学大学院法学研究科
雑誌
北大法学論集 (ISSN:03855953)
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.206-186, 2014-03-31
著者
丹羽 哲矢 布野 修司 モハン パント 山本 麻子 山田 協太
出版者
一般財団法人 住総研
雑誌
住宅総合研究財団研究論文集 (ISSN:18802702)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.189-200, 2006 (Released:2018-01-31)

本研究では,血縁婚姻関係を持たないもの同士を含む同居を行う住居を共住住居と定義し,事例調査により,その空間構成と利用形態を明らかにした。利用形態の特徴として,①個の空間より,共同で住む事により得られるものを重視する。②生活時間帯にずれにより共用部の適時利用が計られる。③経験者は人/場所を考えながら継続的に居住住居に住む場合がある。④居住者の他住居滞在や定期的に来訪する非同居者の存在があることが確認された。空間構成の特徴として,①個室の確保と同時に共用空間の快適性を求める。②最も広い空間を造り共用空間として利用する。③所有物のうち共用可能なものは共用空間に配置する傾向があることが示された。
著者
長島 朗子 高橋 裕公 浅沼 宏幸 鈴木 孝之 大橋 一樹 森 史江
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.60-65, 2018 (Released:2018-01-25)
参考文献数
6

歩行者保護において,これまで歩行者の体格差が傷害値に与える影響については研究がおこなわれてきたが,体型差についての研究はおこなわれていない.そこで,肥満体型モデルを作成し,同一身長の標準体型モデルとの比較により傷害値への影響を調べた.また,車体形状や歩行者の体重の影響についても検討した.

1 0 0 0 OA 鉱業法釈義

著者
阪本三郎 著
出版者
丸善
巻号頁・発行日
1914
著者
石原 享一
出版者
北海商科大学学術研究会
雑誌
北海商科大学論集 (ISSN:21863296)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.23-58, 2017-02

本稿の目的は、新疆ウイグル自治区の経済発展の要因とその構造について検討することにある。改革開放政策の下で新疆経済は35 年以上にわたり、年率10%前後の高度成長を続けてきた。政府の財政支援と経済政策、市場競争と資源開発、漢族とウイグル族その他の少数民族との共生、という3 つの要因はそれぞれの独自の原理に則って新疆の経済発展を促してきた。他方では、これら3 つの原理はそれぞれの内部に矛盾をかかえており、また互いに両立しがたいところもある。