著者
藤田 英一
出版者
社団法人 日本金属学会
雑誌
日本金属学会会報 (ISSN:00214426)
巻号頁・発行日
vol.6, no.9, pp.647-656, 1967-09-30 (Released:2011-08-10)
参考文献数
23
被引用文献数
3 2
著者
大澤 純子 杉江 秀夫 福田 冬季子 伊藤 政孝 杉江 陽子 大関 武彦
出版者
一般社団法人 日本小児神経学会
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.37, no.5, pp.424-425, 2005-09-01 (Released:2011-12-12)
参考文献数
7

Manningらは自閉症児の第2指 (2D) と第4指 (4D) の長さの比 (2D/4D比) が低値であると報告したが, 本邦における報告はまだない. 今回我々の行った検討では, 本邦における自閉症児でも健常児と比べると2D/4D比は低値であった. 2D/4D比が低値となる要因としては, 胎児期に高濃度のtestosteroneに暴露されることと, 遺伝的要因としてアンドロゲン受容体遺伝子との関連が示唆されている. 2D/4D比は他の発達障害である注意欠陥/多動性障害児, 知的障害児では健常児と比べて有意差を認めなかった. 2D/4D比が一部の自閉症の身体所見の特徴のひとつとして利用できる可能性について症例数を増して検討する必要がある.

3 0 0 0 OA アクリル絵具

著者
荒木 豊
出版者
一般社団法人 色材協会
雑誌
色材協会誌 (ISSN:0010180X)
巻号頁・発行日
vol.75, no.11, pp.544-549, 2002-11-20 (Released:2012-11-20)
参考文献数
11
著者
田名部 雄一
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 (ISSN:09150900)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.161-173, 1990-09-30

食物忌避現象には、その社会におけるタブー(宗教的タブーも含む)によって表れているものと、その民族の体質(遺伝子による)によってその食物の消化・吸収・利用ができないために表れているものとがある。いずれの場合にも、ある食物に対する忌避現象は偶然に生じたものではなく、その根底に社会的な必要性があったことは無視することはできない。本論文では、この問題を、(1)肉食の完全な忌避、(2)牛肉食の忌避、(3)豚肉食の忌避、(4)犬(狗)肉食の忌避、(5)牛乳の利用に対する忌避、(6)飲酒に対する忌避に分けて記述した。

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1885年08月25日, 1885-08-25

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1911年05月20日, 1911-05-20

1 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1912年09月24日, 1912-09-24

4 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1928年08月25日, 1928-08-25
著者
尾佐竹 猛
出版者
東京帝国大学
巻号頁・発行日
1928

博士論文
著者
古庄 正
出版者
駒澤大学
雑誌
駒沢大学経済学論集 (ISSN:03899853)
巻号頁・発行日
vol.26, no.4, pp.1-95, 1995-03
著者
中別府 修
出版者
社団法人 可視化情報学会
雑誌
可視化情報学会誌 (ISSN:09164731)
巻号頁・発行日
vol.23, no.90, pp.151-156_1, 2003-07-01 (Released:2009-07-31)
参考文献数
20
被引用文献数
1
著者
宮尾登美子著
出版者
文芸春秋
巻号頁・発行日
1980
著者
堀江 陽介 森 高通
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
vol.83, no.849, pp.16-00579-16-00579, 2017 (Released:2017-05-25)
参考文献数
15

In a biochemical automatic analyzer, generally it is necessary to open the cap of the sample tube before the analysis. Users of the analyzer demand a closed tube sampling (CTS) function to reduce the workload and the infection risk. CTS is a sampling method in which the sharp tip of a nozzle goes through the rubber cap of a sample tube and aspirates a part of the liquid in the tube. One of the main challenges of this method is the development of a nozzle that has high durability (requires low insertion load) and produces few rubber chips when inserted through the rubber cap. This paper describes the study of the shape of the nozzle in order to reduce the insertion load and the production of rubber chips. It was found that the parameter that influences the insertion load most is the angle of the taper. Therefore, to reduce the load, it is necessary to reduce the taper angle. By using a nozzle with a tip diameter of 0.8 mm, base diameter of 1.6 mm, and taper length of 20 mm, it was possible to reduce the load required to insert the nozzle through a rubber cap to 34 N. It was also found that the parameter that most influences the production of chips is the cut angle of the nozzle. Rubber chip production could be avoided with the combination of an angle smaller than 28.5° at the nozzle chip for smooth insertion and an angle larger than 15.0° at the inside edge for preventing cutting rubber off. Finally, to validate the durability and effectiveness of this shape, the nozzle was subjected to a test in which it was inserted through a rubber plate 50,000 times. Results showed that there was almost no nozzle abrasion nor increase of insertion load, which demonstrates the durability and effectiveness of this new shape.
著者
村山 朝子
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
E-journal GEO (ISSN:18808107)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.415-424, 2016 (Released:2016-11-16)
参考文献数
19
被引用文献数
1 1

本稿では,地理学習において物語や小説などの文学作品を活用することの意義と視点について論じた.話の舞台となる地域の風土や文化,人々の気質を内包する文学作品は,学習者の地理的想像力を刺激し,地域についての豊かなイメージや認識をもたせる資料としての可能性を有する.特に世界を対象とする学習において有用である.また地理的想像力は地理教育が育むべき力の一つである.電子メディアの発達などに伴い断片的で一過性の情報が溢れる今日,文学作品を活用し地理的想像力を鍛えることが望まれる.
著者
阪上 弘彬
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
E-journal GEO (ISSN:18808107)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.401-414, 2016 (Released:2016-11-16)
参考文献数
20

本研究ではドイツ・ニーダーザクセン州ギムナジウムを事例に,ESD(持続可能な開発のための教育)の視点を入れた地理カリキュラムおよび学習の構造ならびに特質を明らかにするために,同州中等地理カリキュラム『コアカリキュラム』ならびに教科書TERRA Erdkundeを分析した.分析結果から,カリキュラムならびに教科書の特質として,学習プロセスに対応して持続可能性および持続可能な開発を反復して学ぶ構造となっていることと,持続可能性および持続可能な開発のもつ価値観を,所与のものとして学習を展開しない構造が明らかとなった.この分析により,日本の地理教育におけるESDの学習にとって,多様な学習プロセスを通じて,ESDの学習を繰り返し学ぶ地理カリキュラム作成,および持続可能な開発の起源あるいは概念を学ぶ機会を設定する必要があることを指摘した.
著者
下池 克哉
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
E-journal GEO (ISSN:18808107)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.390-400, 2016 (Released:2016-11-16)
参考文献数
45

動態的地誌学習の授業設計において,多くの社会科教員が単元を貫く問いの設定に困難を感じている.先行研究では,地域における中核事象を取り上げ,「なぜ,このような特徴がこの地域にみられるのか」という「なぜ疑問」のもと,中核事象を成り立たせている原因を追究させるというのが一般的な見解となっている.そこでは,中核事象を結果として位置づけて,単元を設計するという方法が取られることになる.しかし,平成20年版の中学校学習指導要領[社会]の中核とする内容に基づく中核事象には,自然環境や歴史的背景のように,結果として位置づけられないものがある.したがって,中核事象を結果として位置づけ,中核事象を成り立たせる原因を探究させるケースと,中核事象を原因として位置づけ,中核事象がもたらす結果を探究させるケースの2パターンに分けて,単元を貫く問いを設定する必要がある.