著者
高橋 晶
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.897-910, 2020-06-15

抄録 新型コロナウイルスCOVID-19が世界中で猛威を振るっている。日本でも感染対応に大きく揺れている。 感染症とメンタルヘルスの歴史は古く,人類の歴史でもある。COVID-19対応で精神医療者に求められているものは,感染した患者へのサポート,対応している医療者へのサポート,一般市民への対応,スティグマ対応,各自の医療機関のメンタルヘルス対応のシステム構築,精神疾患を持つ患者の感染陽性例の外来・入院対応,医療者自身のケアとラインケアなど多岐にわたっている。喫緊の課題として日本の医療崩壊の危険性が大きな問題になっている。このウイルスの特殊性に伴う感染制御の難しさがあり,精神科病院での外来,入院に関して細かい配慮が必要である。また高いストレス下の医療者を支援することで,結果的に地域を間接的に支援することに繋がる支援者支援が重要である。 今回は新型コロナウイルス感染症に伴う精神,心理,公衆衛生・産業衛生的課題と対応について述べたい。
著者
三木 美代子
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.26, 1954-02-15

みな樣方のお勤めになられる病院の内に,ストレプトマイシンの使用後の空びんを,大切に保存なされる所もあるかは存じませんが,数多い所では,無益にお捨てになる所もあると存じます。当院もその一例にもれません。 その無益に捨てますストマイの空びんを,一寸拾い上げてみて頂きたいのでございます。そう大して時間はかゝりません。空びんの口に挾みを入れてゴム栓をはずしてはがしたゴム栓を,私は血沈用のゴムの代用品に使いました。皆樣方の内には,すでにお気付きでそのようにお使いの所もおありでしようが,もしお知りにならない方は,どうぞ一度試して下さいませ。
著者
加藤 庸子
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.760-764, 2020-06-15

私が医師となり、諸先輩方や後輩、患者様らと接していくなかで学ばせていただいたこと、それは「どの人もrespect(尊敬・尊重)しながら、どの人からも学ぶものを得て、自身の成長につなげる」ことでした。毎日、小さな目標を持ち、それを目指して日々頑張る。このことが、結果的には大きな夢の実現につながると信じています。 私のキャリアの概略を、表1に示した。
著者
上田 剛士
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.750-752, 2020-06-15

患者さんからのふとした質問に答えられないことはないでしょうか? 素朴な疑問ほど回答が難しいものはないですが、新たな気づきをもたらす良問も多いのではないでしょうか? 本連載では素朴な疑問に、文献的根拠を提示しながらお答えします!
著者
小森 香 小森 正博 菅沼 成文
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.451-455, 2020-05-10

●妊婦への言葉の暴力は,胎児への虐待である. ●パートナーからの暴言の頻度が増えると,暴言を受けていなかった母親から生まれた新生児と比べて,新生児聴覚スクリーニング検査の要再検(リファー)率が1.44倍高くなる. ●暴言による聴覚神経のダメージは避けることのできるものである.
著者
渡部 欣忍 新井 通浩 竹中 信之 松下 隆
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.993-996, 2013-10-25

大規模コホート研究を含む臨床研究の結果では,低出力超音波パルス(LIPUS)照射による遷延癒合・偽関節の治癒率は67~90%と報告されている.しかし,①偽関節が萎縮型である,②骨折部に不安定性がある,③主骨片間の間げきが8~9mm以上である,という特徴をもつ遷延癒合・偽関節にはLIPUSの効果が低い.これに該当する遷延癒合・偽関節に対しては,LIPUSは偽関節手術後の補助療法として使用するのがよいと考えている. 現行の健康保険制度では,骨切り術や骨延長術に対してはLIPUSを術直後から使用することができない.ランダム化比較臨床試験の結果では,LIPUS照射により延長仮骨の成熟が促進されることが証明されている.骨延長術の術後早期からLIPUSが保険適用されることを期待する.
著者
槇島 誠
出版者
金原一郎記念医学医療振興財団
巻号頁・発行日
pp.478-479, 2011-10-15

核内受容体はDNA結合領域とリガンド結合領域を有する転写因子型の受容体であり,ヒトにおいて48種類の存在が知られている。核内受容体は,1)ステロイドホルモン受容体,2)ホモ二量体型オーファン受容体,3)retinoid X receptor(RXR)ヘテロ二量体型受容体,4)単量体型またはその他の受容体の4種類に大きく分類できる。ビタミンD受容体(VDR)はオキシステロール受容体liver X receptor,胆汁酸受容体farnesoid X receptor,生体異物受容体pregnane X receptorと同じく,RXRヘテロ二量体型受容体である。生体内で最も重要なVDRリガンドは,1α,25-ジヒドロキシビタミンD3(1,25(OH)2D3)である1)。コレステロール生合成系の中間代謝産物である7-デヒドロコレステロールが,紫外線の作用によりプレビタミンD3を経てビタミンD3に変換される。そして,肝臓での25水酸化,腎臓での1α水酸化を経て活性型の1,25(OH)2D3になる。食物由来のビタミンD3やビタミンD2も同様の水酸化反応を受ける。1,25(OH)2D3はVDRに作用することで骨・カルシウム代謝をはじめとして,炎症・免疫,心血管機能,細胞の増殖・分化,胆汁酸代謝など様々な生体機能を調節する。また,VDRとpregnane X receptorなどの近縁の核内受容体との類似性に着目した研究により,二次胆汁酸であるリトコール酸がVDRのリガンドであることが明らかにされた1)。肝臓においてコレステロールを原料にコール酸やケノデオキシコール酸などの一次胆汁酸が合成される。消化管に分泌された一次胆汁酸の一部は,腸内細菌によりデオキシコール酸やリトコール酸などの二次胆汁酸に変換される。1,25(OH)2D3やリトコール酸によって活性化したVDRは,生体異物代謝系を誘導して胆汁酸代謝に影響を与える。VDRは骨・カルシウム代謝疾患のほか,悪性新生物,感染症・自己免疫炎症性疾患,心臓血管系疾患などの疾患においても有望な分子標的とされており,多くの合成リガンドが開発されている。種々のリガンドのVDR作用の研究により,VDRの活性化機構が解明されつつある。

1 0 0 0 TMA法

著者
前田 平生
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.194, 1997-06-15

核酸増幅法の1つであるTMA(transcription mediated amplification)法は,1細胞に1個のDNAの遺伝子よりも数千コピー存在するリボソームRNAの遺伝子をターゲットにすることにより,感度を必要とする感染症などの検出系において開発,実用化されたRNA増幅法である.現在では,このTMA法は,DNA依存性DNA合成酵素活性を持つ逆転写酵素とRNAポリメラーゼを利用することにより,DNAをターゲットとしたRNA増幅法として改良が加えられ,HLAクラスⅡ遺伝子のタイピングに応用されている.白血球より抽出したDNAは相補的水素結合で二本鎖を形成しているが,熱変性により一本鎖DNAにする.次に温度を下げ,プロモータープライマーとアニーリング後,DNA依存性DNA合成酵素活性を持つ逆転写酵素を加え,プライマー伸長反応による二本鎖DNAを合成する.再び熱変性を行い,温度を下げ,第2プライマーのアニーリング後,さらに逆転写酵素とRNAポリメラーゼにより第1プライマーの配列が導入された二本鎖DNAが産生され,この二本鎖DNAを鋳型にしてRNAポリメラーゼが働き,最終産物として相補的な一本鎖RNAが多量に合成される.
著者
鈴木 基広 永野 柾巨 泰江 輝雄 福島 明 佐藤 功一 小勝 薫 三浦 妙太
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.1103-1106, 1985-09-25

坐骨神経に発生した巨大な孤立性神経鞘腫の一例を経験したので報告した.症例は48歳男性.約10年前,左大腿後面に無自覚性の小結節を生じ,漸次増大した.来院時,腫瘤は24cm×25cm,弾性硬で圧痛があった.術前検査により悪性新生物を考えて手術を行った.腫瘤は大腿二頭筋の深部に存在し,被膜に包まれ,坐骨神経本幹に連続していた.大きさは19cm×13cm×12cm,重さ1,852gと巨大な腫瘍であった.割面は充実性で,肉眼的には黄白色で一部に出血巣が認められた.病理組織はAntoni A型とAntoni B型の混合型の神経鞘腫であった.坐骨神経に発生する腫瘍には悪性のものが多く,神経鞘腫で,本症例のごとく巨大なものは,今日まで報告がなされていない.症例は術後5年間の経過観察をするも,再発の徴候なく,元気に社会生活を送っている.
著者
亀山 美知子
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.13-16, 1995-01-25

日本の近代において,ナイチンゲールとジャンヌ・ダルクほど称揚された女性は少ない.とりわけ,ナイチンゲールについては,明治の初頭に紹介され始め,現代に至っても一定の評価を受け続けている.それは女性の事業家であり,政治手腕を発揮した女性であり,何よりも「博愛」の象徴としての看護に携わった女性としてであろう. だが,フェミニズムの立場からフロレンス・ナイチンゲールの足跡を評価する論文等は,日本において比較的少ない.本稿では,ナイチンゲールをフェミニズムの観点で,再評価しようと思う.
著者
宮坂 勝之
出版者
メディカル・サイエンス・インターナショナル
巻号頁・発行日
pp.569, 2020-06-01

パルスオキシメータの発明者である青柳卓雄博士(日本光電工業 青柳研究室室長)が,2020年4月18日にご逝去されました。怜悧な84歳であり,数か月前にパルスオキシメータの理論の確立と実証,そして精度の向上への不撓の決意を伺ったばかりの私は惜別の念に堪えません。麻酔科での応用から,日常生活の安全にまで及ぶその発明の恩恵は,人類の歴史に残る偉大な業績です。 患者モニター機器の開発にかかわる医療者や科学者の国際団体であり,IEEE*1 Medal for Innovations in Healthcare Technologyの受賞(2015年)に大きな役割を果たしたIAMPOV*2の関係者から,一斉にノーベル賞目前であった青柳博士の逝去を残念がる声が寄せられ,博士が世界に与えた貢献の大きさが偲ばれます*3。
著者
藤沼 康樹
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.453-456, 2002-05-15

◆ポイント◆ 1)継続性とは,単に長期にわたって繰り返し診察すること(longitudinal continuity)ではなく,患者が担当医を自分の健康にとって重要なリソースだと認識していること(personal continuity)を含む. 2)真に継続性のあるケアを展開するためには,単なる慢性疾患管理にとどまらない,人生に寄り添い支援するという,家庭医らしい診療姿勢が必要である.
著者
川合 謙介
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.331-346, 2011-04-01

はじめに 迷走神経刺激療法(vagus nerve stimulation:VNS)は,てんかんに対する非薬剤治療の1つであり,抗てんかん薬に抵抗する難治性てんかん発作を減少,軽減する緩和的治療である。植込型の電気刺激装置により,左迷走神経を間歇的かつ慢性的に刺激する(Fig.1)。難治性てんかんに対する緩和的な電気刺激療法としては最初に臨床応用されたもので,欧米へ導入されてからおよそ15年が経過した。難治性てんかん発作に対する抑制効果は根治的ではないものの,無作為化二重盲検試験で確認された信頼度の高いものであり1,2),1999年の米国神経学会指針でクラス1エビデンス認定を受けている3)。欧米では,既に長らく薬剤抵抗性で開頭手術の適応もない難治性てんかん発作に対する緩和的治療の重要な選択肢となっている4)。 したがってVNSは,必ずしも新しい治療と呼ぶにはふさわしくないのだが,日本でも2010年1月に薬事承認,7月に保険適応が得られ,ようやく臨床場面での通常使用が可能となった。本稿では,わが国でのこのようなタイミングを踏まえて,VNSの歴史,関連する解剖および生理学的知識,作用機序,治療適応と臨床効果,安全性と副作用,実際に治療を行う場合の注意点などについて概説する。
著者
中村 由香里 平方 良輔 外園 幸司 山崎 徹 宮城 友豪
出版者
金原出版
巻号頁・発行日
pp.337-340, 2018-03-10

hemosuccus pancreaticusは,膵管を経由したVater乳頭からの消化管出血で,胆道出血と区別するためにSandblomにより1970年に提唱された1)。原因として慢性膵炎を基礎に形成された膵仮性嚢胞や仮性動脈瘤からの出血が多い。重篤な病態ではあるが,間歇的な出血のため,しばしば上部内視鏡検査で十二指腸乳頭からの出血が認められない。そのような症例に造影CTを施行したところ,脾仮性動脈瘤からの造影剤の血管外漏出が主膵管を経由して十二指腸に注ぐのが描出された,世界初と思われるhemosuccus pancreaticusの症例を経験したので報告する。
著者
増田 亜希子
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.771-775, 2013-09-01

はじめに 形質細胞はBリンパ球がさらに分化した細胞であり,免疫グロブリン〔IgG(immunoglobulin G),IgA(immunoglobulin A),IgD(immunoglobulin D),IgE(immunoglobulin E)〕を産生する.形質細胞が単クローン性に増殖したのが形質細胞腫瘍であり,多発性骨髄腫(multiple myeloma,MM),意義不明の単クローン性γグロブリン血症(monoclonal gammopathy of undetermined significance,MGUS),原発性アミロイドーシス〔AL(amyloid light chain)アミロイドーシス〕などが含まれる(表1)1,2). 免疫グロブリン遊離L鎖κ/λ比(free light chain κ/λ ratio,rFLC)はネフェロメトリー法によって血清中の遊離κ鎖およびλ鎖を測定し,κ/λ比を算出する検査であり,2011年9月に保険収載された.MMなどの形質細胞腫瘍の場合,遊離κ鎖もしくはλ鎖のどちらか一方が増加するため,κ/λ鎖比が大きく変化する.一方,感染症や自己免疫疾患などの場合,κ/λ鎖比はほとんど変化せず基準値内に収まる.rFLC測定は,従来から用いられている免疫固定法(immunofixation electrophoresis,IFE)に比べて高感度のM蛋白検出法であり,形質細胞腫瘍の診断,予後予測,治療効果判定などに用いられる.特に,非分泌型骨髄腫(non-secretory myeloma)や軽鎖型骨髄腫〔Bence Jones蛋白(Bence Jones protein,BJP)型骨髄腫〕の診断に有用である. 本稿では,遊離軽鎖(free light chain,FLC)検査の測定原理や臨床的意義について概説する.
著者
加藤 聡
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.136-141, 2007-10-30

白内障 1.病態,疫学 糖尿病下で高血糖状態が続くと,血液房水柵を通って房水中のグルコース濃度が上昇し,水晶体内にも自由に移行する。糖尿病状態では,本来の解糖系が働かずポリオール代謝系が使用され,グルコースの多くはソルビトールに変化し,水晶体内でソルビトールが増加する。水晶体膜は生体膜としてソルビトールの通過を阻止する一方,ソルビトールは水と親和性が高いので細胞外の水分を細胞内に引き込む。そのため,水晶体細胞が浮腫に陥り,細胞自体が膨化し,水晶体線維を中心とした構造は破壊され,白濁すると考えられている(浸透圧説)。浸透圧説が白内障の成因に関与することは疑いがないが,それだけでは説明がつかないところもあり,他の因子も白内障の成因に加味されていると考えられる。 糖尿病に合併する白内障には,真性糖尿病白内障と仮性糖尿病白内障がある。真性糖尿病白内障は,40歳以下の1型糖尿病患者にみられ,両眼性で急速な進行を呈する。一方,仮性糖尿病白内障は,老人性白内障との鑑別が難しいため頻度の報告についてはばらつきが大きく17.4~89.0%1~4)とされているが,明らかに糖尿病による白内障は25%程度,糖尿病患者に白内障が合併しているものが67%程度と報告されている4)。
著者
大谷 和之 中井 修 黒佐 義郎 進藤 重雄 安部 理寛 北原 建彰 山浦 伊裟吉
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.413-418, 1997-04-25

抄録:脊椎手術後の髄液漏の自然経過を明らかにする目的で,術後7日以上漏出が続いた14例,偽性髄膜瘤を形成した9例,胸腔内に髄液が貯留した8例の合計31例を調査した.発生率は脊椎手術1408例中2.2%で,平均漏出日数は19.4日(7日~57日)であった.全例が硬膜修復やくも膜下ドレナージを要することなく治癒した.偽性髄膜瘤や胸腔内貯留も数カ月以内に自然吸収された.感染は2例あり,1例は髄膜炎,1例は表在感染であった.長期化する髄液漏はすべて頚胸部での発症例であり,腰仙部で7日以上漏出が続いた症例はなかった.前方手術後の髄液漏は後方のものと比べ早期に閉鎖し偽性髄膜瘤を形成する傾向があった.治癒過程において漏出部とクモ膜下腔との圧の差が大きな役割を果たすためと考えられる.術後髄液漏は自然治癒傾向があり特に処置を施さなくとも問題となることは少ないが,その病態と治癒機序を考慮し体位による治療を行えば漏出期間の短縮が可能であろう.
著者
島本 綾 芦澤 和人
出版者
学研メディカル秀潤社
巻号頁・発行日
pp.384-392, 2019-03-25

すりガラス影は,薄層CTにおける淡い吸収値上昇の所見を指す.病理学的には,主に肺胞隔壁の肥厚と肺胞腔の不完全な充満を反映している.すりガラス影を呈する疾患は多岐にわたり,画像のみでの鑑別が困難な場合が少なくない.CT halo signやcrazy-paving appearanceなどの特徴的な所見による疾患の絞り込みや,各疾患の臨床病理学的特徴にも精通することが必要である.
著者
野溝 崇史 和足 孝之
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.501-502, 2020-03-10

患者 85歳,女性主訴 嘔気/食思不振,頻尿
著者
和田 圭壮
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.196-201, 2020-03-25

はじめに 私は、福岡教育大学(以下、本学)の美術教育ユニットで、書写・書道教育学を専門として教えています。本学では、「板書指導」という授業を開講しています。この授業は、小学校教員養成向けの授業で、90分15回の授業のうち、書写・書道の教員が手書き文字の良さを知るための講義やチョークによる美しく整った文字の書き方の実技を7回行っています。残りの8回で国語・算数・理科・社会・道徳の板書計画を、それぞれの専門の教員に指導していただいています。教員6名によるリレー式の授業となっています。