著者
工藤 栄亮 安達 文幸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.461, pp.103-107, 2003-11-15
被引用文献数
10

移動通信の世界では超高速データ伝送の要求が高まっている.データ伝送レートを高速化しつつ送信電力を低減するために,筆者らはバーチャルセルラシステムを提案している.分散配置された多数の無線ポートから構成されるバーチャルセルでは,移動端末の近傍の無線ポートで受信された信号はマルチホップ通信により無線ポート間を中断され,ネットワークと接続されている中央無線ポートへと転送される.このようなマルチホップバーチャルセルラシステムでは効率的なチャネル割当てが必要である.本論文では,チャネル棲み分け法を適用した自律分散型チャネル割当て法を提案している.全ての無線ポートへのマルチホップ通信経路を構築した後にチャネル割当てを行う.全ての無線ポートは各チャネルの優先度関数を記載したチャネルテーブルを具備し,送信する無線ポートが主導して優先度関数にしたがてチャネルを選択する.本論文では,チャネル割当ての失敗率を計算機シミュレーションにより求め,失敗率が最大許容ホップ数にほとんど依存しないことを示す.
著者
長山 宗美
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.53, no.5, pp.275-280, 1990-03-30
被引用文献数
2 5

冒険遊び場(羽根木プレイパーク)にて聞き取り調査を行ったところ,他の遊び場(よく遊ぶ場所は公園や家の中)との相違点は自然性と独自の手作り遊具であると感じていること,そこでの遊びで好きなことは,めまい感覚を体験できる手作り遊具での遊びであること,距離が近いほど頻繁に訪れやすいこと,自身の意志で頻繁に訪れる人ほど遊具以外のおもしろさに気がつくようになり,特にその傾向は男子,高学年にあること,が明らかになった。
著者
有川 秀之
出版者
社団法人日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会号
巻号頁・発行日
no.53, 2002-08-30

科学的研究の成果をどのように実践現場へ生かすのか、理論と実践の隔絶が指摘されるようになってから久しいが、この問題はスポーツ科学の独自性を主張するためには避けて通ることのできないものです。このシンポジウムでは、実践現場のコーチの立場からどのような研究成果が望まれるのか、それぞれの実践的立場から論じていただき、研究者、指導者、選手にとって共有できる科学的研究成果とは何かを議論することが目的です。本間先生にはシンクロナイズド・スイミングの現場から、結城先生にはスピードスケートのコーチングの立場から、また菅野先生には、サッカーのフィジカルトレーニングを通してどのように科学的研究成果を活用し、今後望まれる研究成果とは何かをお話いただきます。コーディネーターには、陸上競技短距離部門のコーチである有川先生にお願いします。