著者
平井 郁子
雑誌
大妻女子大学家政系研究紀要
巻号頁・発行日
vol.47, pp.121-126, 2011-03-03
著者
若宮 由美 Yumi WAKAMIYA
出版者
埼玉学園大学
雑誌
埼玉学園大学紀要. 人間学部篇 = Bulletin of Saitama Gakuen University. Faculty of Humanities (ISSN:13470515)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.231-243, 2010-12-01

In 1892 Austrian Princess Pauline von Metternich organized "the Internaional Exhibition of Music and Theatre" in Prater(Vienna). For this exhibition she asked Johann Strauss junior a waltz. He promised her to offer the waltz "Seid umschlungen Millionen", op.443. Later the Princess asked Strauss to compose a ballet for the Exhibition too. Strauss, however,refused her request. The ballet was the "Donaunixe", which first performed on 13th July. It is not clear why the director of the Austrian Court Ballet, Josef Bayer composed this exihibition ballet. As the result of analysis Bayer used the motifs of 40 works by Johann Strauss jonior and "Radetzky March" by Johann Strauss senior in the ballet "Donaunixe".
著者
佐久間 洋司 石黒 浩 大阪大学
雑誌
人工知能
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, 2017-03-01
著者
成田 健太郎
出版者
埼玉大学教養学部
雑誌
埼玉大学紀要. 教養学部 = Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts (ISSN:1349824X)
巻号頁・発行日
vol.54, no.2, pp.111-130, 2019

This paper is the second part of an annotated English translation of the section “Calligraphy 書” of the Taiping yulan 太平御覽.
著者
野村 秀明 Hideaki NOMURA 神戸常盤大学教育イノベーション機構(保健科学部医療検査学科)
雑誌
神戸常盤大学紀要 = Bulletin of Kobe Tokiwa University (ISSN:21884781)
巻号頁・発行日
no.9, pp.1-12, 2016-03-31

ヒトは決して単一な生命体ではなく、無数の細菌群と共存しており、それらは特徴ある常在菌叢を形成している。特に消化管内には、100兆個の細菌が常在し、重量は約1.5kg、細菌の総DNA量は宿主の100倍にも上る。これらの消化管内の細菌は他の微生物と共に腸内フローラを形成し、宿主と静的な平衡状態を保っていると考えられてきた。しかし近年、腸内細菌のDNA解析が進み、その再評価が行われるにつれ、宿主との関連性において、むしろ動的ともいえる作用を有し、腸内細菌に起因すると考えられる疾患は、消化器疾患にとどまらず、代謝疾患、免疫疾患、悪性疾患、さらには精神疾患にまで及ぶ証拠が次々と明らかにされつつある。腸内細菌は宿主の腸管内に共存し、ほとんど宿主の身体的、さらには精神的状態までにも影響を及ぼしている。本稿では、最近の腸内細菌研究を疾患との関連性について概説し、新しい治療応用(プロバイオテックスや糞便移植法)についても紹介する。
著者
稲葉 通将 大畠 菜央実 高橋 健一 鳥海 不二夫
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.57, no.11, pp.2392-2402, 2016-11-15

本研究では,人狼ゲームにおけるプレイヤの発話内容を表現するタグを設計し,それらのタグを人狼BBSにおけるプレイヤの発話に付与し分析を行った.分析では,襲撃対象,および処刑対象の決定にプレイヤごとの発話の傾向がどのように影響するのか,また,ゲーム全体のコミュニケーションの傾向とゲームの勝敗の関係について調査した.分析の結果,人間側,人狼側の各プレイヤが自陣営の勝利のために効果的なコミュニケーション戦略,および特定のコミュニケーションとプレイヤの行動の関係が明らかとなった.
著者
坪井 聡 上原 里程 Tsogzolbaatar Enkh-Oyun 小谷 和彦 青山 泰子 中村 好一
出版者
自治医科大学
雑誌
自治医科大学紀要 = Jichi Medical University Journal (ISSN:1881252X)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.63-69, 2013-03

目的 東日本大震災後の栃木県における自殺の動向を明らかにする。方法 2008年1月から2011年6月までの間に栃木県内で発生したすべての自殺者のデータ(警察データ)と,警察庁が公表している自殺統計を用いて記述疫学研究を行った。結果 2008-2010年の総自殺者数は栃木県で1,795人,全国で96,784人であり,2011年上半期では栃木県で281人,全国で15,906人であった。2011年上半期における栃木県の月別自殺率3月から5月にかけて増加していた。栃木県では,4月は45-64歳と65歳以上の男女で身体の病気の悩みによる自殺が多く,5月は20-44歳と45-64歳の男,20-44歳の女でうつ病の悩みによる自殺が多かった。結論 東日本大震災の後,全国と同様に栃木県においても自殺率の増加がみられた。被災地の周辺地域においても地域資源を活用した自殺予防を早期に開始するべきなのかもしれない。