著者
畑 安次
出版者
金沢大学法学部
雑誌
金沢法学 (ISSN:0451324X)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.1-28, 2008-03
著者
奥村 勇斗
出版者
慶應義塾経済学会
雑誌
三田学会雑誌 (ISSN:00266760)
巻号頁・発行日
vol.106, no.1, pp.69-94, 2013-04

1930年代に日本の哲学はその思索の中心対象を歴史・社会に据えるものへと変貌を遂げる。だが, その変貌の間, 不在とされる哲学に代わり第一次世界大戦後の現代世界を論じていたのが「文明批評」と呼ばれる言論であった。本稿では, この事実を確認することで戦間・戦時期の思想史の一面を明らかにするとともに, 世界の一体化の不可避性への認識が東洋と西洋の二項対立を招く, という両者に共通する機制を解明する。In the 1930s, philosophy in Japan managed to transform into a discipline that took history and society as central targets of inquiry. However, during this transformation, instead of focusing on an absent philosophy, a speech called "Criticism of Civilization" highlighted debates in the contemporary world following the First World War. This study, while clarifying an aspect of history of thought during and between the war period by confirming related facts, elucidates the mechanisms common to both East and West as an awareness toward the inevitability of world unification, inviting a dichotomy between both parties.小特集 : 澤瀉久敬『医学概論』とその歴史的コンテクスト
著者
伊東 信雄
出版者
東北史学会
雑誌
歴史 (ISSN:03869172)
巻号頁・発行日
no.2, pp.21-26, 1950-11
著者
伊東 信雄
出版者
吉川弘文館
雑誌
日本歴史 (ISSN:03869164)
巻号頁・発行日
no.22, pp.26-27, 1950-01
著者
伊東 信雄
出版者
日本考古学会
雑誌
考古学雑誌 (ISSN:00038075)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, 1955-01
著者
伊東 信雄
出版者
岩手史学会
雑誌
岩手史学研究 (ISSN:02899582)
巻号頁・発行日
no.10, pp.4-11, 1952-03
著者
伊東 信雄
出版者
東北大学文学会
雑誌
文化 (ISSN:03854841)
巻号頁・発行日
vol.2, no.4, pp.40-64, 1950-10
著者
伊東 信雄
出版者
東北大学文学会
雑誌
文化 (ISSN:03854841)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, 1963-07
著者
伊東 信雄
出版者
東北大学文学会
雑誌
文化 (ISSN:03854841)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.17-45, 1960-04
著者
嶋田 典人
出版者
記録管理学会
雑誌
レコード・マネジメント (ISSN:09154787)
巻号頁・発行日
vol.67, pp.71-90, 2014-12-20 (Released:2017-03-24)

公文書管理法・公文書管理条例の趣旨は「説明責任」である。公文書の評価・選別をその趣旨に沿って行なう必要がある。レコードスケジュールの導入と評価・選別、行政施策・事業の「説明責任」を果たしうる「重要な公文書」や歴史的に「熟成」された「歴史資料だから重要な公文書」等の文書館での評価・選別について考察する。学校アーカイブズの事例を中心に述べる。
著者
中山 勉
雑誌
日本獣医生命科学大学研究報告 (ISSN:18827314)
巻号頁・発行日
vol.62, pp.1-7, 2013-12

茶カテキン類の,(-)-epicatechin (EC),(-)-epigallocatechin (EGC),(-)-epicatechin gallate(ECg),(-)-epigallocatechin gallate (EGCg)について,リン脂質二重層やタンパク質との相互作用を,HPLCやQCMなどの方法を用いて解析した。その結果,リン脂質とタンパク質の両者に対して,ECgとEGCgなどのガレート型カテキン類がECやEGCなどの非ガレート型カテキン類よりも高い親和性を示すことが明らかになった。これにはガロイル基の存在による疎水結合が大きな役割を果たしていると考えられる。ECgやEGCgなどのガレート型カテキン類とリン脂質との相互作用に関して,固体および溶液NMR法によりさらに詳しい解析を行った。その結果,これらのカテキン類はリン脂質膜を構成するホスファチジルコリンのγ-メチル基の近傍に存在し,疎水性相互作用を行っている可能性が示唆された。以上の相互作用はカテキン類の味質にも深く関連していることが明らかになった。
著者
大島 明秀
出版者
熊本県立大学日本語日本文学会
雑誌
國文研究
巻号頁・発行日
no.55, pp.19-34, 2010-04

「鎖国」が言説であるのと同様に、それに対応する「開国」もまた言説である。それを踏まえて、「開国」という言葉の歴史的用例を洗い出し、その多義性と歴史性を整理した。この作業によって、「開国」言説がいつどのように形成されたのかについての見取図を描いた。