著者
李 孝淑 康 南基 呉 在賢
出版者
一般社団法人 資源・素材学会
雑誌
資源と素材 (ISSN:09161740)
巻号頁・発行日
vol.110, no.4, pp.297-302, 1994-04-25 (Released:2011-08-04)
参考文献数
9
被引用文献数
2 2

水溶液中における磁鉄鉱生成の機構を明らかにするために, 本報では先ずFe (OH) 2懸濁液の酸化条件による磁鉄鉱生成の速度ならびに生成粒子に関して調べた。それからFe (OH) 2懸濁液に三価鉄を理論量だけ加えると粒径100Å前後の磁鉄鉱が瞬間的に生成されることがわかった。Fe (OH)2とFe(OH)3の適定試験における溶液の色の変化ならびに適定曲線と三価鉄の影響をあわせ考え次のような固体-固体反応による磁鉄鉱の生成機構を導出した。Fe (OH)2(s)+2Fe(OH)3(s)→Fe3O4 (s)+4H2O
著者
軍司 裕昭
出版者
国士舘大学政経学会
雑誌
国士舘大学政経論叢 (ISSN:05869749)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.2, pp.63-91, 2014-06

1 0 0 0 月刊しにか

著者
『月刊しにか』編集室 編
出版者
大修館書店
巻号頁・発行日
vol.7(6), no.75, 1996-06
著者
國光 洋二 徳永 澄憲 江口 允崇 花崎 直太 櫻井 玄 齋藤 勝宏 横沢 正幸
出版者
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

①水文モデルの推定と渇水・灌漑率の予測:水文に関する実績の気候及び流況データと流域地形データをもとに、全球のグリッド(1度単位)ごとの流量を予測する水文モデルの作成に着手した。特に、流出係数等のパラメータの修正(チューニング)を行って、モデルの予測精度の向上を試みた。②作物モデルの推定と作物別の単収予測:気候及び主要作物の収量に関する実績データをもとに、全球のグリッドごとに、作物別の単収を予測する作物モデルを作成した。モデルのパラメータの推定は、ベイジアン推定法を適用し、概ね現況を再現する値を得た。③世界各国を対象とする一般均衡モデルの作成:世界経済データ(GTAPデータ)、FAOの世界農業データ及びIPCCの社会経済シナリオ(SSP)を用いて、世界各国の作物収量に関する変動状況を解明し、この影響が世界の穀物市場の需給動向、食料価格の動向に及ぼす影響を分析するための世界CGEモデルの作成に着手した。④日本を対象とする一般均衡モデルの作成:日本の経済データをもとに、動学的確率的一般均衡(DSGE)モデルのパラメータをカリブレートし、モデルのプロトタイプを作成した。このモデルを用いて、2005年以降の日本経済の成長経路の再現性を検証し、モデルのパフォーマンスが高いことを確認した。特に、東日本大震災とその後の復興過程をモデルがよく再現することを明らかにした。また、日本の地域間産業連関表のデータをもとに多地域動学応用一般均衡モデルのプロトタイプを作成し、気候変動による日本の農産物に関する収量、価格への影響を試算した。
著者
長谷川 知子
出版者
国立研究開発法人国立環境研究所
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2015-04-01

将来の気候変動による飢餓リスクへの影響は社会経済状況により大きく異なった。すなわち、分断された社会を表すシナリオでは飢餓リスクは現在より増加しより不確実なものとなるのに対し、なりゆきシナリオではリスクは継続的に減少し、不確実性は小さくなった。このような大きな不確実性のもとで対策を決めていくことが、政策決定者の課題となるだろう。また、100年に一度の極端現象下での必要な備蓄量を現在の備蓄と比較したところ、現在の世界の備蓄量は十分だが、影響を受ける地域では十分に備蓄されていなかった。これは、極端現象の発生時における食糧支援やそのための協力体制が飢餓リスクの軽減には重要であることを示唆している。
著者
加納 寛之
出版者
大阪大学
雑誌
特別研究員奨励費
巻号頁・発行日
2016-04-22

今年度の研究は大きく以下の2点からなる。第一に、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC; Intergovernmental Panel on Climate Change)で採用されている不確実性の定義について検討した。IPCCが現在採用する不確実性の定義は、2010年に発行されたガイダンス・ノートに依拠する。その中で、用いられている術語の曖昧性については、すでにいくつかの研究があるものの、依然として、まだ手付かずの問題が残っている。本研究では、不確実性を規定する尺度のひとつ、確信度を構成する二つの測定基準、「証拠」と「専門家の見解の一致度」の関係性について明確にした。第二に、IPCCの各ワーキング・グループ(WG)の証拠の集約基準について検討した。WGIがピアレビューを経た科学的知見に基づく比較的ロバストな証拠を扱うのに対し、WGII、WGIIIでは、grey literatureと呼ばれる証拠群であったり、社会的な価値を考慮する必要がある。本研究では、各WGで採用される証拠の特徴を明確にした後、どのような証拠収集のアレンジメントの実現されるのかを描き出した。また、今年度は9月より半年間、イギリス、London School of Economics and Political ScienceのCentre for Philosophy of Natural and Social Scienceで、visiting studentとして研究に従事じた。現地の研究者との交流を通して、本研究の議論の細部に関わる論点を明確にした。この点については、研究をまとめる際に反映していく。それと同時に、政策科学やリスク研究の研究者、および、気候変動政策の実務者との接点を持ちながら研究を進めていく重要性を学んだ。この点についても、来年度以降、意識的に働きかけていきたい。
著者
福川 清史 上田 亨 平野 孝夫
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Chemical and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.31, no.5, pp.1582-1592, 1983-05-25 (Released:2008-03-31)
参考文献数
41
被引用文献数
18 26

Neplanocin A (1) and N6-benzoylneplanocin A (2) were converted to the corresponding 3', 6'-O-(tetraisopropyldisiloxane-1, 3-diyl)-neplanocin A's (3, 4). The 2'-hydroxy group in 3 and 4 was triflated (5, 6). Nucleophilic displacement of 5 and 6 with a number of nucleophiles (I-, Br-, Cl-, N3-, AcO-, AcS-) in hexamethylphosphoric triamide afforded the corresponding 2' (R)-substituted derivatives in high yields. The 2' (S)-azido derivatives were obtained in a similar manner from arabinoneplanocin A prepared by this method. Adenosine was also converted to 2' (R)-substituted derivatives, including arabinofuranosyladenine, as well as 2' (S)-substituted adenosines. The physical properties of these 2'-substituted derivatives of neplanocin A and adenosine, including nuclear magnetic resonance and circular dichroism spectra, are presented.
出版者
巻号頁・発行日
vol.[3],

1 0 0 0 建築文化

著者
彰国社
出版者
彰国社
巻号頁・発行日
vol.53, no.623, 1998-09