出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.338, pp.63-66, 2003-10-24

今年3月に完成した「床鍋倉川トンネル」の側壁に,横方向に大きなひび割れが走った。ひび割れからは大量の水が噴き出ていた。5月中旬の大雨の後,点検のために現地を訪れた発注者である高知県の職員が見つけた。地下水圧を下げるために水抜き孔を開けたところ,本来30あるはずの二次覆工コンクリートの厚さが10ほどしかなかった。ほかの個所も,随所に厚さ不足が見つかった。
著者
但木 孝一
出版者
JAPAN TECHNICAL ASSOCIATION OF THE PULP AND PAPER INDUSTRY
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.68, no.10, pp.1108-1116, 2014
被引用文献数
1

「アクシーズシステム」は2001年に上市以来,多くの抄紙マシンに採用され,従来の歩留り向上システムを大きく改善してきた。中でも微細繊維及び灰分歩留りを大きく向上可能な「リアライザーRシリーズ」は洋紙マシン,板紙マシン問わず幅広い抄紙マシンへの適用が進んでいる。<BR>ここでは「リアライザーRシリーズ,FXシリーズ」,「リアライザーAシリーズ」の開発経緯とそれらの添加によって生産性,操業性及び紙品質向上を達成してきた事例を紹介していく。<BR>近年では,パルプ原料の悪化等が原因で各種ウエットエンド薬剤の添加量が増加する傾向が見られる。そのため抄紙マシンのウエットエンド状態が大きく変化して各種薬剤の効果も発揮し難い状態になってきている。同時に紙面欠陥による紙品質の低下やピッチ等のマシン汚れトラブルも増加傾向が見られる。<BR>そこで弊社では,厳しい抄紙条件下で各種ウエットエンド薬剤の本来の効果を最大限発揮させるためのウエットエンド改質システム「アクシーズシステム」を開発してきた。「リアライザーAシリーズ」は,パルプ原料の高濃度紙料段階に適用する特殊なカチオン性ポリマーであり,粘着性ピッチや紙面欠陥対策等に有効な高機能凝結剤である。また高機能歩留り剤「リアライザーRシリーズ,FXシリーズ」は特殊な構造を有する高分子量ポリマーであり,低添加で高い歩留り物性が得られる。これらの薬剤は,組み合わせて最適なシステムを構築可能であり,且つ各薬剤が単独で効果を発揮できる点が最大の特徴である。
著者
福江 純
出版者
日本天文学会
雑誌
天文月報 (ISSN:03742466)
巻号頁・発行日
vol.88, no.6, pp.244-253, 1995-06

活動銀河中心核に存在する超大質量ブラックホール局辺の降着円盤からは,膨大な量のエネルギーが放射されている.そのようなフラックホール-降着円盤系のエネルギーを利用するためのステーションとして,降着円盤自身から放射される強烈な輻射圧によって支えられた浮遊プラットフォーム〈フォトンフローター〉の配置や安定性について考察した.まず降着円盤系から十介遠方に配置したファーフローターの場合,(超大質量フラックホールの)重力と(降着円盤からの)輻射圧が釣り合う臨界浮遊角度が存在することがわかった.降着円盤の直上に浮かべたこアフローターでは,やはり特定の高度-浮遊高度-で重力と輻射圧が釣り合う(より一般には浮遊半径も存在する).しかもこの浮遊高度は,力のバランスにおいて,安定な平衡点てeあることがわかった.なお降着円撃の軸上に置いたアクシズフローターの場合は,不安定でまた危険である.An accretion disk surrounding a supermassive black hole at the active galactic nuclei radiates the tremendous###energy. In order to utilize energy of the accretion disk system,we investigate the configuration and stability of a floating platform -PHOTON FLOATER - above the accretion disk,which is supported by the radiation pressure of the disk radiation. In the case of the FAR-FLOATER,which is located far from the disk,there exists a critical floating angle,where the gravitational force of the centeral black hole is balanced with radiation pressure. In the case of the NEAR-FLOATER,which is located very close to the disk,there exists a critial floating height,where the gravity is balanced with radiation. It is demonstrated that this floating height is dynamically stable. Finally, in the case of the AXIS-FLOATER,which is located on###the axis of the disk,the photon floater is unstable.
著者
貴志 真也 鳥居 久展 畑山 大輔
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.CbPI1291-CbPI1291, 2011

【目的】<BR> アキレス腱断裂後3ヶ月で剣道競技に復帰した女子高校剣道選手の症例を経験した。そこで今回、早期競技復帰に向けて当院で開発したアキレス腱断裂縫合術後の剣道用装具とアキレス腱縫合術後のリハビリテーションプログラムを紹介し、今後の課題について検討する。<BR>【方法】<BR> 1)手術内容とリハビリテーションプログラムの紹介と検討:術後術式はTriple-Tsuge法+cross-stitch法で、リハビリテーションプログラムは、術後3日目:短下肢装具装着にて歩行開始(状態に合わせて部分荷重から全荷重)、患部外トレーニング、足関節背屈自動運動、足関節底屈以外の足関節筋力トレーニング(isometric)開始。術後2週間目:足関節底屈以外の足関節筋力トレーニング(isotonic)、タオルギャザー、足関節底屈自動運動、術後3週目:足関節底屈筋力トレーニング、術後4週目:エルゴメーター、術後5週目:裸足歩行、術後6週:両脚カーフレイズ、術後8週目:片脚カーフレイズ、剣道の摺り足と引き技練習。術後9~10週目:ジョギング、縄跳び、剣道の基本練習。つま先跳び20回出来ればスポーツ復帰。また、剣道の練習は当院で開発した装具を装着する。<BR>装具は両側(内側・外側)にバネ支柱と底屈誘導バンド(ゴム製)を装着している。ズレを防止するため皮膚接触面はラバー素材である。<BR>2)アンケート調査:(1)競技復帰から1年までの剣道競技の回復レベルについて。(2)アキレス腱用装具とテーピングとの比較(フィット感、安定感、安心感、動きやすさの4項目)。<BR>3)MRIによるアキレス腱修復状況の確認(術後3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月)。<BR>【説明と同意】<BR> 剣道の練習中、左アキレス腱断裂にて当院でアキレス腱縫合術を行った年齢17歳の女子高校剣道選手3名である。対象者には事前に発表の趣旨を十分説明し同意を得ている。<BR>【結果】<BR> 対象者3名とも上記リハビリテーションプログラムに沿って、術後3ヶ月以内で競技復帰を果たし、県総合体育大会に出場し好成績を収めた。<BR>回復レベルのアンケートについては、3~4ヶ月で60%、4~5ヶ月で70~80%、6ヶ月で90%、10~12ヶ月で100%であった。<BR>装着感は、装具装着初期~5ヶ月までは全例とも安定性良く、蹴り出しをサポートするので装具が良いとの回答。ただし、5ヶ月以上になるとテーピングのほうが動きやすいとのことであった。<BR>MRI のT2強調画像でのアキレス腱修復状況は、3ヶ月ではアキレス腱縫合部に高信号があり、周辺組織も腫れている状態で修復は十分とはいえないが連続性は得られていた。6ヶ月では高信号も消失し、周辺組織の状態も安定していた。<BR>【考察】<BR> 剣道競技への早期復帰の要因は、断裂部の固定を強固にする術式と、剣道の練習開始に向けたアキレス腱用装具の開発により、早期リハビリテーションプログラムに沿ったリハビリテーションが行えたことである。したがって、当院で行っているアキレス腱縫合術後のリハビリテーションプログラムは、早期スポーツ復帰に有効であり妥当であったと考えられる。また、当院で開発したアキレス腱用装具は、術後5ヶ月までは底屈誘導バンドにより剣道の踏み込み動作における蹴りだしに有効であると思われた。さらに、アキレス腱が十分修復されたと思われる術後6ヶ月目はテーピングのほうが良いとのアンケート結果とMRIでのアキレス腱修復状況から装具除去の時期は6ヶ月と考える。今後の課題は、スポーツパフォーマンスにおける長期成績について検討する必要がある。<BR>【理学療法学研究としての意義】<BR> スポーツ傷害のリハビリテーションにおいて、スポーツ現場への早期復帰は重要な課題の一つである。今回の報告は、スポーツ選手のアキレス腱修復術後における早期スポーツ復帰へのリハビリテーション指標や今後の課題を考える上において有効であると考える。

1 0 0 0 音楽芸術

著者
音楽之友社 [編]
出版者
音楽之友社
巻号頁・発行日
vol.7, no.4, 1949-04
出版者
巻号頁・発行日
vol.[287],
著者
桑原純吾 峰野博史 田中 希世子 鈴木 偉元 石川 憲洋 水野 忠則
雑誌
情報処理学会研究報告高度交通システム(ITS)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.113(2005-ITS-023), pp.181-186, 2005-11-18

携帯端末の高性能化と短距離無線通信技術の発展により,携帯端末が周辺機発とのダイレクトな通信端末となる要求が高まっている,しかし,既存の周辺機器は計算機に直接接続された形での利用しか想定されていない.そこで我々は,様々な種類の周辺機器のインタフェースとして利用されているUSBに着目し,携帯端末に直接USB機器接続することなく,ネットワークを介してUSB機器を利用する方法(intelligent USB)を提案する.また,USB機器のネットワーク越しのプラグ&プレイ(リモートプラグ&プレイ)についても検討し評価した.実験より十分な帯域と低遅延の環境であればリモートプラグ&プレイに要する処理時間は短く,有効であることを確認した.
著者
桑原純吾 峰野博史 田中 希世子 鈴木 偉元 石川 憲洋 水野 忠則
雑誌
情報処理学会研究報告モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.113(2005-MBL-035), pp.181-186, 2005-11-18

携帯端末の高性能化と短距離無線通信技術の発展により,携帯端末が周辺機発とのダイレクトな通信端末となる要求が高まっている,しかし,既存の周辺機器は計算機に直接接続された形での利用しか想定されていない.そこで我々は,様々な種類の周辺機器のインタフェースとして利用されているUSBに着目し,携帯端末に直接USB機器接続することなく,ネットワークを介してUSB機器を利用する方法(intelligent USB)を提案する.また,USB機器のネットワーク越しのプラグ&プレイ(リモートプラグ&プレイ)についても検討し評価した.実験より十分な帯域と低遅延の環境であればリモートプラグ&プレイに要する処理時間は短く,有効であることを確認した.

1 0 0 0 OA 帝国学校名鑑

出版者
学校新聞社
巻号頁・発行日
1910
出版者
文部省
巻号頁・発行日
vol.第33(明治38-39年) 上,下巻, 1914
出版者
内外出版協会
巻号頁・発行日
1911
著者
上村貞子 編
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1904

1 0 0 0 OA 全国学校案内

著者
高橋都素武 編
出版者
内外出版協会
巻号頁・発行日
vol.明治42年, 1909
著者
博文館編輯所 編
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1912
著者
協調会 編
出版者
協調会
巻号頁・発行日
1934

1 0 0 0 刑法綱要

著者
大竹武七郎 著
出版者
松華堂書店
巻号頁・発行日
vol.各論, 1934
著者
大竹武七郎 著
出版者
松華堂
巻号頁・発行日
1941